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神田伯山PLUS@イイノホール(2022/11/01)【講談編#33】

こんにちは。飯山大五郎です。

先日、神田伯山PLUSに行ってきました。会場は、お馴染みイイノホールです。9月のチケットは取れなかったので、おおよそ2か月振りの参加です。

この会では毎回、協会を問わず後輩二つ目さんをゲストに招いて行われます。11月のゲストは、日本講談協会/落語芸術協会所属の二つ目、神田桜子さん。神田陽子先生のお弟子さんですね。さて、どんな読み物が聞けますやら。

というわけで、この日の演目は、こんな感じでした。

○「赤穂義士外伝 鍔屋宗伴」神田伯山

この会は前座なしなので、いきなり伯山先生登場。この日は『赤穂義士伝』特集ということで、1席目は「鍔屋宗伴」を。昨年の新宿の十二月中席でネタ下ろしをしておられ、ずっと聴きたかった読み物。蕎麦屋や吉良方での場面はなるほど確かに滑稽な雰囲気。後半になるにつれ、鍔屋の真の忠義心が垣間見えてくるとまた違う雰囲気になってていいなあ。

○「ピクサーを創った男」神田桜子

この日のゲスト・桜子さんは古典も新作もおやりになる方ですが、この日は意欲的に新作「ピクサーを創った男」を。ピクサーの創業者、エドウィン・キャットマルを軸に、ジョン・ラセター、スティーブ・ジョブズらも登場する読み物。幾多の壁にぶち当たりつつもCGアニメーションに挑戦し続けたキャットマルの情熱に胸打たれました。

〈お仲入り〉

休憩です(15分程度)

○「赤穂義士本伝 南部坂雪の別れ」神田伯山

伯山先生の2席目は、続けて『赤穂義士伝』より「南部坂雪の別れ」。なんか勝手に勘違いをして夜だと思っていたけど、そうではないのか。内蔵助は瑤泉院さまの元へ向かっている時に既に、こうなるとわかっていたのかもしれないなあ。それでも、万が一のため、討ち入りのことを話さない内蔵助はかっこいい。


いやあ楽しかった。それではまた。

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