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神田愛山・昼の茶会@らくごカフェ(2023/02/16)【講談編#44】

こんばんは。飯山大五郎です。写真を見返しながら思ったのですが、日が延びてだいぶ明るくなってきましたね。

先日、神田愛山・昼の茶会に行ってきました。会場は、お馴染みらくごカフェ。愛山先生は、毎月らくごカフェで独演会をおやりになっています。奇数月は最終金曜日の夜席(19時開演)、偶数月は最終木曜日の昼席(14時開演)での開催です。

「ん?16日は最終木曜日ではないじゃないか。」
そうお思いの方もおられると思います。かくいう私もそのひとりですが、まあ細かいことはいいじゃありませんか(笑)。

偶数月の独演会は「昼の茶会」と題して、1ドリンク付き2000円という破格の木戸銭での開催。私もコーラをいただいて、席に座りました。

前回までは前席で『清水次郎長伝』の連続読みをされていましたが、キリ良きところまで読んだということでしょうか(笑)、今回は「アウトロー国定忠治の世界」と題して、忠治にまつわる読み物2席をネタだし。ワクワクしながら会場に向かいました。

そんなわけで、この日の演目は、こんな感じでした。

○「忠治山形屋」神田愛山

出囃子・片しゃぎりにのせて、愛山先生登場。まず前席は「忠治山形屋」。うまいこと25両が手元に戻ってきたと思ったら、忠治がやってきて、戻ってくるどころかその何倍も損をする様が実に愉快痛快!しっかりとした時代劇は、地上波ではどこもやらなくなっちゃったなあ。見たくなったなあ。

〈お仲入り〉

休憩です(10分程度)

○「忠治の娘」神田愛山

出囃子・のっとにのせて、再び愛山先生登場。後席は「忠治の娘」。これは初めて聞いた読み物。タイトルの通り、この読み物では忠治の娘が出てくるのだけど、忠治が娘に寄せる親心と、忠治との約束を果たそうとしてきた男の義理人情に胸打たれました。まさしくダンディズム。見事でした。


国定忠治をたっぷり2席味わって大満足。いやあ楽しかった。それではまた。

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