第2回夢空間講談会@イイノホール(2022/04/22)【講談編#4】
こんにちは。飯山大五郎です。
昨日になりますが、第2回夢空間講談会に行ってきました。会場はイイノホール。昨年末の大成金以来でしょうか。こんなビル街にホールなんて見当たらないけど…と思ったのを思い出します。イイノホールは、ビルの中にございました。
第2回夢空間講談会は、「神田松鯉・伯山 宝井琴星・琴鶴W親子会」ということで、前座さん無しで1席ずつ、計4席たっぷりと楽しんできました。毎度のことですが、見出し部分は敬称略といたしますのでご了承くださいませ。
○ 「太閤一代記 長短槍試合」 神田伯山
開口一番は伯山先生の長短槍試合。ところどころに愛山先生の雰囲気があり、伯山先生らしく、聞き馴染みのない表現についてはわかりやすく説明されてました。愛山先生は張り扇をあまりお使いになりませんが、伯山先生のようにパンパンとテンポよく叩くのもいいなあ。
○ 「新撰組 沖田総司」 宝井琴星
続けて琴星先生の新撰組 沖田総司。新撰組という名前は知っていたものの、詳しいことはよく知らなかったので大丈夫かな…と思っていましたが、そこは琴星先生。新撰組が、沖田が激動の時代に翻弄される様がリアルに感じられて面白かったです。ちょこちょこ入るギャグも好きです。
〈お仲入り〉
休憩です笑(15分)
○ 「井伊直人」 宝井琴鶴
お次は琴鶴先生で井伊直人。柔らかいところと修羅場調子とが心地よかったです。今まではお貞がしなやかで、しっかりとした芯のある良い妻とダメ夫という認識だったのですが、琴鶴先生で初めて聞いた直人の父とお貞の父との件が物語を一段深くさせているような気がします。
○ 「河内山宗俊 松江候玄関先の場」 神田松鯉
本日の主任は松鯉先生で河内山宗俊 松江候玄関先の場。とっても優しい笑顔をされている松鯉先生が悪党を描くと、その悪党っぷりが際立ちますね。河内山は悪党ではあるのだけど、終盤で河内山だとバレてしまった時は、早く、早く逃げろ!と、どこか応援に近い気持ちになりました。
大変充実した時間でございました。それではまた。
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