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伝統YOGAと芸術🐱‍👓ピュティア祭の趣旨

 初めに読むこと【noteに投稿する私の記事等の著作物の閲覧・引用及び利用・実践等の注意事項】(2023年5月25日更新)



 祕密主 愚童凡夫類猶如羝羊 或時有一法想生 所謂持齋 
 彼思惟此少分 發起歡喜數數修習 祕密主 是初種子善業發生 
 復以此爲因 於六齋日 施與父母男女親戚 是第二牙種 
 復以此施 授與非親識者 是第三皰種 
 復以此施 與器量高徳者 是第四葉種 
 復以此施 歡喜授與伎樂人等及獻尊宿 是第五敷華 
 復以此施 發親愛心而供養之 是第六成果 
 復次祕密主 彼護戒生天 是第七受用種子

(大唐天竺三藏善無畏共沙門一行譯 『大毘盧遮那成佛神變加持經』より)

 

 上は 大学者によって、一般に「世間の順世の八心」として解説される 大日経(大毘盧遮那成佛神變加持經)の教えの中、第七受用種子 までの漢訳の引用です。仏教 YOGA においては、太字部分が 伝統ヨガ芸術プロダクションの ❝ ピュティア祭 ❞ の事業性です。詳細は 「伝統YOGAクラス参加要項」 を ご確認下さい。 




 「地獄の沙汰さたかね次第しだい」と云うことわざがありますが、意味を 考え違いしている方がいます。「地獄でも金が必要だ」と云う話では ありません。仏教には 六波羅蜜の修行の中に布施波羅蜜があります。生きている時に どれだけ布施の福徳を積んだのかと云う話です。もし、誰か人が死んで 地獄に堕ちるなら、どこの地獄なのか? その行き先の沙汰を受ける閻魔様の裁きの査定項目の一つに、生前の布施の実績があるのです。ですから、「地獄の沙汰も金次第」です。その人が生きていた時に積んだ 布施の福徳次第で 閻魔様のお沙汰が 決められると云う教えです。なぜなら、殆どの人間は 厳格な宗教的修行などしないからです。ただ、そんな人間でも、援け合ったり、寺院や教会に投げ銭や寄付などの布施をすることがあります。

 彼岸に到る六つの心のあり方、すなわち「六波羅蜜」は、「六つの完成」とも呼ばれ、自分のするべきことに取り組み、可能な限り最良の方法で他者を助けることを可能にしてくれる心の状態です。六波羅蜜は、怠惰や怒りといった、目的の達成を阻む主な障害とは正反対に作用し、すべての人に役立つものです。仏教では、これらが完全なものになったとき、自分の限界と自分が抱える問題の海の向こう岸にたどり着けるようになるとされ、これを「波羅蜜」と言います。

アレクサンダー・ベルゼン博士 / 布施波羅蜜 — Study Buddhism より


 また、聖書にも 次のような キリストの言葉があります。

「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」

マタイによる福音書 6 | 新共同訳 聖書 | YouVersion | 聖書アプリ | Bible.com より

 

 つまり、あなたが 富を積んでいるところへ、あなたの心が 旅立つことになると 教えているのです。布施の福徳だけに限った乱暴な結論を述べるなら、互いに援け合う施しに生きれば、互いに援け合う者たちが住む場所へ行くのです。伝統ヨーガ指導者に布施の実践を学べば、伝統ヨーガを習得する場所へ行くのです。







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