本の話をはじめます | はじめてのnote
読んだ本の紹介をするということは、自分の心の在り様をオープンにすることと等しいので、気恥ずかしさがあります。
積み重ねてきた読書経験は少なからず今の自分の血肉となり、思考や行動や言動の端々に現れてしまうものだと思うので。
裸を見られる?
いや、レントゲンに映し出された骨格とか血管をチラ見された感じに近いのかな?
だけど、心を動かされる本と出合った経験がある方なら、この出合いを誰かと分かち合いたいという感情にも覚えがあるのではないでしょうか。
私も多分そのひとりで、気恥ずかしさよりも、伝えたい気持ちの成分の方がほんの少しだけ多いのでしょう。
特別な人との出会いがあるように、特別な本との出合いもまた沢山あることを知っている誰かへ。
このnoteが、そのキッカケづくりのお手伝いになるなら本望です。
以前、図書館で働いていたのですが、書庫に収められた和洋ジャンル問わず数多の本を目の当たりにした時、こんなにも人は誰かに何かを伝えたいんだと、それら本たちの静かな存在感に感動すると同時に圧倒されてクラクラしたことがあります。
本は、その情熱を受け取る読み手がいてこそ、本懐を遂げるのだと思います。
世界に数多ある本とその本づくりに関わる方々、そして読書好きのすべての方々にリスペクトを込めて、私なりの読書記録を書いていきたいと思っています。
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