雨の日のしだれ桜

3月下旬～4月にかけて開花期を迎え、寒さに負けない芯の強さをもつ「しだれ桜」。

漢字で書くと「枝（し）」「垂れ」「桜」と書くその様は、風が吹くと枝がゆらゆらと揺れるのも何か物憂げで妖艶！

空に向かって伸びて咲くソメイヨシノと違って、枝が美しい曲線を描いて地に向かって垂れているしだれ桜。

近くで見るとたくさんの花が頭の上に降り注ぎ、枝垂れて咲く桜の通りを歩けば、まるで桜のシャワーを浴びているよう。

樹齢1000年以上ものしだれ桜を眺めて、時を重ねたからこその美しさも感じるのもまた素敵。

しなやかに垂れ下がるしだれ桜、雨の風情と春の景色に魅せられましょう!

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