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沈船を見たい


はじめに

ダイビングのライセンスを取るとき、目標を決めさせられました。
その時はまだダイビングというものがよく分からない状況でしたが、そんな中でもよく分からないなりに「熱海の沈船」という目標を立てました。

何気なく立てた目標ですが、「熱海の沈船」が沈んでいるところは意外に水深が深くて、ちゃんと中性浮力が上手に取れないとあっという間にタンクの空気が減ってしまい、あっという間に海面に上がらないといけなくて楽しめない、と言われました。

そんな中、中性浮力もとれるようになり、他の人達と同じぐらい空気を使うようになってきたので、
「そろそろ私も熱海の沈没船に挑戦か?」
なんて思って沈船について調べてみると、伊豆には熱海以外にも沈船ってあるのですね。

今回は伊豆にある沈船を調べたので、まとめてみたいと思います。

伊豆の沈船

熱海(東伊豆)の旭16号

水深30mの砂地に日本最大級の全長81m、排水量5000トンの「旭16号」が沈められています。
私が立てたダイビングの最初目標で、未だ達成していません。

土肥(西伊豆)の10隻の沈船

土肥のダイビングスポットには10隻もの沈船が沈んでいるそうです。
どんな船が沈んでいるのかまとめようとしましたが、船が多すぎて説明がどの船を指しているのかよく分からなくなりました。
とりあえず理解したことは、巨大沈船1隻と、大きな沈船2隻、その他7隻の沈船が海の底に沈んでいるという事です。

菖蒲沢(東伊豆)の鉄製燃料船

水深25mの砂地に全長20mの鉄製燃料船が沈んでいて、ナイトダイビングで沈船を見ることもできるそうです。
船長室に入れるとも説明しているところもあったけれど、レッグ・ダイバー・スペシャリティーコースを持っていなくても船内に入ることができるのだろうか、、、気になります。

番外編

近所の沈没船を調べていると、近くはないけどとんでもないモノが沈んでいるダイビングスポットを見つけてしまいました。

柱島沖(山口県瀬戸内海)の戦艦陸奥

昭和18年6月8日に謎の大爆発を起こし、死者を1121人も出して沈んだ戦艦陸奥。
昭和45〜46年に船の75%は引き上げられているらしいですが、まだ第一主砲から艦橋部までが残っているらしいです。
水深40〜45mの水底に沈んでいるとのことで、船の上の方を見るには水深20m前後でウロウロすれば良いらしいのですが、この沈船を楽しむにはもう少し深く長く潜れるようになる必要がありそうです。

おわりに

関東から行けるダイビングスポットは熱海の沈船しか知りませんでしたが、調べてみると伊豆に他にも沈船のダイビングスポットがあるとは意外でした。
そして山口県では第二次世界大戦の戦艦を見ることができるとは!

沈船にロマンを感じますね。

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