おやこのじかんですよ
また父のプリンタの調子が悪いとのことで
夜勤明けで眠い目を擦りながら
父のマンションに向かいました。
話は逸れますが
父は空手、少林寺拳法、ボクシングなど
昔色んな格闘技をやっていた。
頭も良くて
現役で国立の神戸大学に合格したとのこと。
それを家族に報告したところ父親から
『神戸大?そんなしょうもないとこ受かって喜んでるのか』
と何故か馬鹿にされてムカついてわざわざ浪人して
京都大学に受かった。
と祖母から聞かされていた
子供の頃はそんな文武両道な父には逆らえず
よくどつかれながら勉強させられたりして
こんなにもポンコツになってしまいましたテヘ
元旦に山登りながら
九九が全部言えるまで怒鳴られて泣いてたなぁ…
話は戻って
プリンタはすぐに直りました。
その後は
父の淹れたコーヒーを飲みながら
ボケ防止に良いらしいとクイズ出したり
株の話をしたり
未来が見える人のとこに行った話をしたり
今やってる映画の話をしたり
氣がつけば三時間も経っていました。
眠気もいつの間にか氣にならなくなってました。
こんな他愛もない話で盛り上がった。
あんなにも怖かった父でしたが
随分身近に感じられるようになりました。
子供の頃
休みの日の午前2時頃
トイレで目覚めるとリビングの灯りに気が付いた。
なんとなく起きててTVを見ていた父
見ていたのは深夜の香港のオカルト映画
こちらもなんとなく一緒に見ることに。
映画も終わって喉が渇いたので
近所のスーパーの自販機にジュースを買いに行った。
ただのそれだけ。
深夜に起きて映画見てジュースを買いに外に出る。
でも当時の自分にはただのそれだけが特別で
愛しい時間に感じられた。
その後も何度となく父に
『2時やろう!』
とわざわざ深夜に起きて映画見てジュースを買いに行く
“活動”をしました。
大人のなんでもない時間は
子供にとっては特別な時間“かもしれない"
でもそれはとても大事なことで
父親になった今
こういう愛しい時間を増やしていきたい
そう思いました。
“かもしれない生活”
今朝5:10。
娘6.79歳がトイレで目覚めて私の部屋に来ました。
まだ周りは真っ暗。
思い立ってコンビニに誘ってみました。
見ると娘の顔はワクワクしてました。
よし!
と思いました☺️
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