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ありったけの速度で【吉野家】

6月です。
梅雨入りも発表され、
摂理的に自宅にいる時間が増える季節。
最近、遅ればせながら
Nintendo Switchを買いました。
桃鉄とモンハンを購入して
ガチガチにやりこんでいます。
いや。
おもろ過ぎますね。
ガッツリとゲームをするのは、
ゲームキューブ(2001年発売)以来なので、
その進化に驚いています。
もしかして気づくの遅すぎ?

何にせよ。このゲームを開発した人が
半端ない熱量聡明さ
持ち合わせた人がだということぐらいは
僕にだってわかります。
そんな人達の叡智の結晶。
しっかり楽しんでいきたいものです。

勉強からしっかり逃げた僕のようなクソバカ
を動かして生きていくしかありませんね。

真っ赤です。かっちょええ。


風の如し

伝説の武将、武田信玄はかつて
本陣の軍旗に「風林火山」、
正確には「疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山」と記し、
自身が掲げる理想の軍隊を言語化しました。
(元ネタは孫子だそうです)
その意としては、

軍隊が進むのは風のように早く、
緩やかにとどまるのは林のように静かに、
敵地を攻めるのは火のように激しく、
守る時はどっしりと山のように動かない。

ふむ。戦場だけでなく、
さらには時代に関わらず頷ける言葉です。

様々な問題を抱えた
ある種の戦場とも言える令和の日本
我々は情報戦の渦中にいます。
そんな現代でにおいて
最も大切とされているのは
"スピード"です。

其疾如風。

その疾(はや)きこと風のごとく。
ここでしょう。

わが国が誇る天下のスピード飯といえば
牛丼です。

今回は吉野家に行きます。


吉野家について

戦う人々を
ただひたすらに救い続ける牛丼チェーン店、
吉野家。
その創業は1899年明治32年です。
古すぎてイメージしづらいですね。
坂本龍馬の師匠であり、
戊辰戦争の旧幕府の軍事総裁、そして
ペリー来航を目の当たりにして
渡米したことでも知られる、
あの勝海舟が死んだ年です。
つまり、めっちゃ前です。

その名の由来は、
創業者である松田栄吉氏が
奈良・吉野の桜が綺麗で大好きだったことから、
とされています。
センス、そしてロマンチストっぷりが
伺える素敵な屋号ですよね。
令和6年現在、吉野家は国内およそ1200店舗以上、
グループ店舗数は2700を数えています。

「うまい、やすい、はやい」。
その余りにも広く知られる
キャッチコピーを体現し続ける、
日本社会に貢献している飲食店なのです。

昔、ポイントを貯めまくってゲットした
"吉野家オリジナル丼ぶり"が家にあります。
これで食べるのほんま最高。

潜り抜けてそこは

梅雨の晴れ間、夕方。
仕事を終え、この後も仕事です。
束の間の空き時間に僕は、
四条通りに向かいました。
溢れんばかりの人々、
その往来の間を潜り抜け辿り着いたのは、
吉野家 四条西洞院店。

お腹はもちろん激ペコ。
早速入店です。


入店と注文

店内はコの字のカウンターが8席です。
さすがの吉野家でもこの時間は空席がありました。

着席すると目の前にはタッチパネル式のメニュー。

少し前に来た時はまだ紙式のメニューでしたが、
MATRIX EVOLUTIONしていました。
ギルモンデュークモンへと進化したように。
ところでタカトのディーアークが金色になるとこ
テンション上がりましたよね。

ホーム画面がこちらです。

煌びやかっ!

潤沢に用意されたメニューの数々。
大谷選手が打点を上げるたびに来店したとしても、
飽きることはないでしょう。

期間限定は麦とろシリーズでした。
カレーフリークとして言わせてください。
吉野家のカレーはとっても美味しいです。
今の吉野家には豚丼もいます。
最早向かうところ敵なし。

目移りしながらも
やはりこちらを!

牛丼!並!

居場所はいつまでも原点
その点をでかくして行くだけ

革命/MOROHA

500円以下でお米牛肉が乗って出てきます。
ありがたいです。
この気持ちを忘れずに生きていかねばならぬのです。

今回はアタマの大盛りにします。
その理由としては、

お肉がいっぱいある方がいいからです。

続いてサイドメニューを開くと
さながらポケモン図鑑でした。

ラララ言えるかな?
吉野家のメニュー!

みそ汁とたまご!

君に決めた!(cv.松本梨香さん)

注文を送信して待ちます。

先述した通り、現代は情報戦です。
短い時間で高い満足度を得ることができるか。
そしてサービス側はそれを提供できるか。
コスパ、いわゆる費用対効果からタイパ、
時間対効果が重要視されています。

そもそもタイムパフォーマンス至上主義というのは…

着丼です。

御託 is  no need.

注文送信ボタンを押してから、
この写真を撮るまでの時間は…

はっっっっっっや。

福本・広瀬・柴田・赤星・周東。
スタジアムを沸かせてきた
俊足選手たちを想起します。

では実食です。


活力

まずはご覧ください。

絵力がすごいです。
美味しいんだろうな〜感が伝わってきます。
まずはそのまま一口。

うんまぁ。

これはモノローグではありません。
敬意を込めて、
他のお客さんには聞こえないボリュームで
声に出しました。

あっさり目のタレですが、
牛バラ肉玉ねぎにしっかり味が染みているので
くどさもないのに物足りなさもない、
拍手を送りたい次第です。
そしてそのタレが染みたご飯、
脇役ではありません。
誰もが主役なんだ!

食べ進めていきましょう。

七味をかけて。
辛さは控えめですが、香りたっぷり。
公式通販ショップ(末尾参照)でも販売中です。
肉を生卵にくぐらせます。

そしてコイツのお出ましです。

紅生姜や!

備え付けのビッグカルチャー。
牛丼シーンが盛り上がらなかったら紅生姜は
ここまで市民権を得ていたでしょうか。

個人的には、
たっぷり乗せたりはしない派です。
常識の範囲内であれば
それぞれ好きにやりゃいいと思います。
あなたが頑張って働いて稼いだお金で食う飯です。
自由にいこうぜ。

これぐらいが僕は好き。

フィナーレは思いっきり。

待ち受けにしようかしら。

GOOD JOBです。
どの食べ方も美味しい。
シンプルで飽きのこない味は
色んな可能性に満ち溢れています。
丼の最高到達点だと思いました。

ありがとう。

完食です。

ふぅ、と息を漏らしながら、
店内を見渡すと海外のお客さんも。
異国の地で吉野家を選んでくれてありがとう。
なぜか誇らしげな自分がいました。


継続!

僕が崇拝するとろサーモン久保田さん
脳内にて上記の言葉を叫びました。

時刻は17時台。
朝食は少しだけ、
さらには昼ごはんも食べずに
夢中で働いていたので、
まだお腹に余裕があります。

ええい!牛焼肉丼だ!

さすがに小盛りにしましたが。
豚丼・牛カルビ丼・唐揚げ丼・カレーは対戦済み。
新商品の彼とは初のエンカウントです。

いい色。

これなんぼでもいけますがな。

フルーツの風味も感じる
特製の甘辛タレ、最高です。
ご飯をかっこみまくれます

ほんでネギがええ仕事してはります。
ほんまお疲れ様です。

こちらも完食。
まさに風が如くのスピード。
「俺自身が斬月になることだ。」
と言い放った
藍染戦
クライマックスの黒崎一護の気分でした。
(BLEACHネタ多いなぁ、俺。)

かくして僕の吉野家においての最高の一食が終了。
ご馳走様でした。

ありがとう。

巧遅は拙速に如かず

こちらも孫子の一節です。
(1つの記事に2つの速さの例えを出してしまう僕は
どうかしています)

じょうずに仕上げようと思ってぐずぐずするくらいなら、
少しは拙くとも早く仕上げよという教訓で、
いかに仕事がよくても遅いよりは、
できが多少劣っていても速いことには及ばぬというたとえ。

https://imidas.jp/proverb/detail/X-02-C-10-1-0028.html

という意味だそうです。

僕は無計画な方です。
リスクを考える前に
"やりたいことはとりあえずやってみよう"
が勝ちます。
このnoteもそうです。

仮にリスクがあっても挑戦しない理由になりません。
大事なのは挑戦の速度ではなく、
挑戦するまでの速度。

確かに迷惑をかけることもあります。
が、挑戦しない方が最終的には
もっと迷惑をかける可能性もあるのです。

とは言え、なんともまあ都合のいい考えです。
だからこそのチャレンジャーの鉄則。
それは周りの人達への感謝です。
誰かのおかげで何かを出来ているのです。
吉野家はそんな人をさらに加速させてくれます。
いつもありがとう。

貴方が支えてくれるなら、
俺たちはもっと速くなれる。


吉野家公式HP▼

吉野家公式通販▼


次回予告

次回は…
キング・オブ・フライドチキンへ。
お楽しみに。

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