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心屋さんと着物

自分、エエ人だったと、思ってたけど、実は、とんでもない自己中で、ロクデナシだったと、気づいたこと。そして、思春期の娘を言い訳に、甘い考えで就職活動をしてみたこと。専業主婦の就職活動のなんと、浅はかな文章。

図書館で、フラフラ歩いてたら、心屋仁之助さんの"まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本"が、目につき、読んでみた。ずっと前に、TVでお見かけしたきり、名前だけ知ってる人だと、読んでみた。

本に、
「嫌われたくなくて、好かれたくて、役に立ちたくて、必死にがんばって。いい性格に、人に優しく、我慢強く、知恵もつき、何でもできるようになった。ほら、成長した。」
「そして、もう、この本に出会った方は、その「バネ」の外し時なんです。」
「大気圏を突き抜けて宇宙に出るには巨大なロケットが必要でした。ものすごいエネルギーが必要でした。でも、もう、あなたは、実は、大気圏を突き抜けているんです。大気圏を出ているのにロケットを積んだままだからコントロールが利かないんです。」
「もう、ロケット、つまり『劣等感』『反発心』『見返してやる』『認めてほしい』『何かを達成したい』は、要らないんです。もう、十分がんばったんです。そんな、バネはもう要らないのです。」
「それは、ここまで来るために必要だっただけなのです。そんなものはなくても、あなたはもう、衛星のように力がなくても動いていけるのです。自由に遊泳できるのです。もう、頑張らなくても落ちないのです。」
「がんばらないって白旗をあげて、『流れ』に身を任せて、『好きなこと』『ほんとはやりたいこと』『やっぱり、やりたいこと』に向かっていけばいいのです。」

読んでて、腑に落ちる文ばかり。
文に書いてあるバネとは、母を亡くした七歳の時から被ってきた着物かな。46−7おおよそ、40年、長い事、たくさんゴッツイ着物着てきたなぁ。
着膨れてるなぁ、私。
なんか、目や鼻がムズムズしてきました。

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