私の来た道🌸 VOL 2 大阪
幼児期は余り覚えてないが、幼少期から小学校3年生の途中までは元気に幼稚園と小学校に行っていた。
初恋は小学校2年の時に一緒に学級委員をしたS君だった。
中国人とのハーフの子だったが、中国人の方は私の偏見だろうか、目が細いイメージがあるが、S君はパッチリとした目で少し髪の毛が茶色だった。
スポーツ万能でもなく、身長も私の方が高かった。何故か好きだった。ふざけ合える仲だったからだろうか、他の男子生徒とは違う、私に共感できる事をして見せてくれた。
そして、教えてくれた。姉弟の様な感覚だった。
しかし、父の仕事の都合で大阪の土地を離れなければならなかった。
そして、さよならも言えないまま、S君とはもう会ってない。今頃、良いお父さんになっていると願っているだけで…。
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