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詩仙堂 ~一乗寺・石川丈山ゆかりの寺~

少し前になりますが(そんなのばっかり)、洛北の名刹、詩仙堂に約15年ぶりに行きました。覚えている限り3回目の訪問なのですが、あまりにも前すぎて、さつきの刈込の記憶以外はほぼありませんでした。

今回久しぶりに訪問して、改めて感じたのは、現在は曹洞宗永平寺の末寺ということですが、どう見ても寺院ではないこと。(元々は石川丈山の住宅の一部だったところなので当然ですが。)
詩仙の間に掲げられている中国の詩人を8割方わからないこと。(白居易、李白など数人しかわかりませんでした。)そして、記憶にあったさつきの他にも、多くの植栽があり、1年中楽しめる庭園であることがわかりました。

洛北のうち、一乗寺界隈の観光寺院の中ではおそらく中心的な寺院であろう詩仙堂にはさつきや紅葉の時期が一番いいと思います。
が、観光客も多い時期ですので、詩仙堂はピークを避けても十分楽しめるところだと改めて感じました。
アクセスがそれほど良くはないですが、その分京都の中では比較的落ち着いて観光できる場所かなと思います。

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