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鹿児島旅行 その② 知覧

ずいぶん間が空きましたが、1月の鹿児島旅行記の続きです。

今回の鹿児島旅行で一番行きたかった場所。知覧。知覧といえば、武家屋敷群と特攻とお茶。私の中では庭園をメインに行ったのですが世間一般に有名なのは特攻の方でしょうか。

知覧特攻平和会館には、第二次世界大戦末期の陸軍特別攻撃隊員の方々に関する様々な記録が残されています。それは私が簡単に感想を書けるものではなく、ぜひ一度は行っていただけたらと思いました。
自分よりもずっと若い隊員のことを思うと、1日、1日を自分なりに大切にしていこうと強く思いました。

そして、平和会館の周りには数は少ないものの当時の戦争遺跡がいくつか残っており、南九州市の文化財になっています。油脂庫、弾薬庫、給水塔、防火水槽、着陸訓練施設はいずれも歩いて行ける距離で、今はただグラウンドや公園の片隅にあり、のどかな風景との対比が時代の移り変わりの残酷さを表しているようでした。

もう一つの知覧武家屋敷の庭園は、有料で公開されている7つの庭園を見て回ることができます。石垣とイヌマキによる生垣の刈込、借景の取り入れ方などにそれぞれ違いがあり、また、街並みも美しい場所でした。

この日の最後は、近くにある「喜入のリュウキュウコウガイ産地」(国の特別天然記念物に指定)で、世界でも北限にあたるマングローブを見に行きました。リュウキュウコウガイは聞きなれない名前ですが、メヒルギのことだそうです。

ずっと行きたかった知覧で、様々な事に触れることが出来てよかったです。

写真は知覧武家屋敷の街並み

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