その幸せの裏とは
暖かい…というか暑い。
なので最近は朝から夕方までリビングの窓を開けています。特に今日は風も程よく吹き、部屋全体が新鮮な空気に包まれて非常に心地よいです。ついでに猫の毛も舞い上がり、喘息持ちの人は一発KOの部屋が出来上がります。
こんな感じで猫が日向ぼっこをしてくれます。至福の一時。本当に微笑ましい。ぐふふ。
それはさておき、隣のお家には小さいお子様がいらっしゃいます。
「あー!にゃーちゃーん!!」
と、日向ぼっこをしているうちの猫達を見つけると嬉しそうに声を張り上げます。
「ママー!にゃーちゃんいるー!」
「ほんとだねー、かわいいねー」
「ママー!にゃーちゃん!にゃーちゃん!」
「にゃーちゃんいっぱいいるねー」
「にゃーちゃん!にゃーちゃああああああああ!!!」
と毎度絶叫しながら家の中に入っていかれます。そのやり取りが微笑ましくもあり、うちの子が可愛すぎて申し訳ないと自責の念にかられます。
長いときで5分ぐらい猫を鑑賞しているみたいで、その間私はというと
部屋の隅に隠れています。
もしくは
ソファの上に立ってやり過ごします。
終わったあとの虚無感が半端ないです。
親子の幸せな記憶に私なんかが入り込む訳にはいかないですからね。
きっと明日も親子は猫を見て癒やされるでしょう。私の犠牲の上で成り立っている幸せとも知らずに。
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