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サイコロジー・オブ・マネーを読んでみて思った事

2021年にモーガン・ハウセル氏が執筆したサイコロジー・オブ・マネーについて読んで見て率直に言うと投資についてあまり理解できなかったけど、人生で生きる上で大切にしたいと思った内容がいくつもあったので、凄くためになる本だと感じました‼︎

ただ去年の12月に本を読んで見てから、内容があまりにも難しくて、一旦本棚に封印していました(笑)
けど今ようやく読み終えて良かったと安堵しております^^


「これで十分と感覚を持つ事の大切さ」



この章を読んでみて凄く大切だなっと感じました♩

現代の社会には「これで十分だ」と感覚が欠落している。不要なお金を稼ぐために大切な資産を危険にさらす事は全く愚かなことだ。不要なものを得ようとして、重要な物を失ってしまうほど無意味な行為はない。

「これで十分」の感覚が失うと→「もっと多く」の金、権力、名声を手に入れたい欲望に駆られ、満足感より野心の方が大きくなる→野心が強いと執着心が強くなり、執着心が強くなるほど感情のコントロールが効かなくなり、結果大きな物(人間関係や富)を失うことになる。

〜十分の感覚を持つことで得れる物として〜

それは幸福の感覚を持つこと。本を参考に方程式を作ってみるとこんな感じです‼︎


「十分の感覚を持つ」=幸せ
  ↓
   結果ー期待値=幸せ

これだけでは「?」っとなってしまうので、最近の自分を例にしてみると。。

「自己理解プログラムで自分の本当にやりたい事を見つけて、実現手段を持った‼︎」「実現手段で転職活動をいつまでにするって決めたからその通りに動かないと」と強い気持ちがあって、自分への期待値が凄く高い状態でした。

そこで、PDCAサイクルや3つのルールなどを取り入れたり、ハロワークに行ったり、シェア会に参加したり、上司に転職の旨を伝えたり、とにかくアウトプットをしていきました🔥

確かに転職の実現手段は着実に進んでいて結果が出ていますが、無意識に「転職=やりたい事を実現する(終)」と思い、とにかく「転職するぞー‼︎」と転職することに執着心を持ち過ぎていました。。

執着心を持ち転職活動してからは、何というか義務感で転職活動をしていて心からのときめきがなく、気持ちが重くて心が沈んでおりました( ;  ; )

結論としては、転職活動に対しての期待値が高く転職に執着しすぎると、幸せだなっと感じられなくなっていました。

ここの方程式からわかることは、①とにかく自分への期待値ハードルを下げる。自身を過大評価しない。②たとえ周りより劣っているとしても「自分はこれで十分🎵」と満足する事が大切で、比較をして決して勝つ事が出来ない戦いには参加しない。③目標設定を低く見積もる。何ごとも程よくバランスが必須ですね^^

①自分の期待値やハードルを下げる=「今日一日生き延びれてよかったな」って感じる事だと解釈しました^^

後は「吐くまで食べるな」と書物に例があります。

ここで言いたい事は必要なだけ必要な分を取り込む事なのかなっと感じました。
お腹いっぱいになり過ぎても苦しくなる一方ですからね(笑)
後一つ思った事は「頑張らなきゃ、頑張らなきゃ」と思い過ぎると本当にお腹いっぱいになって、心が疲れ果てる気がします。。
頑張りも腹6割くらいの感覚でお腹いっぱいになり過ぎないように程よく生きたいですね^^

「十分」という感覚を持つことは、チャンスや可能性を捨てる保守的な考えであるが、貪欲さに突き動かされば、後悔の念に駆られるそうです。。

なので「今の自分でも大丈夫🎵」「無理して変える必要がないんだ」と十分な感覚を持ち、何かを執着する事を減らせば、幸福になるのではっと考えました(^^)


「本当の富は見えない」

世の中の人で高級車や高級マンションに住んでいる人を見ると、裕福だなっと感じる事はありますよね^^

でも高級車や高級マンションを借金してまで購入したケースもあったりするそうです。。

また、買い物ばかりしていると物は増えるがお金が尽きてしまい、結果として借金をして豊かさが無くなってしまいます(泣)

本当の富とは、物ではなく時間であることを書物に書かれています。

⭐️温かな友情、高貴(立派値打ちのある)で大きな目的のための活動の参加、子供達とゆっくり過ごす充実した時間が大切。

⭐️富を誇示するような高級品を苦労して身につけても、思った程他人から称賛される事はない。→本当に人が求めているのは、高級車やブランド品などの称賛ではなく、謙虚さや優しさ、共感がある方が多くの尊敬を集められる。

ここの文章を読んでみて、思った事として本当に心から「このブランドが好きだな」と感じたのであれば、自分としては高級品やブランド物は買っていいと思います。
でも、「周りから注目を浴びたい」と承認を目的として高級品とかを購入することはリスクがあるなっと感じました💦

後は、自己理解プログラムやコンサルなど知識を得るための時間を購入することが大切だなっと感じました^^
自分の考え方や意識が変わることによって生活における充実度は確かに向上しております。

〜富を築くには貯蓄率が大切な事について〜

「お金を増やすための方程式」
収入ーエゴ(自分の欲のために動く)=貯蓄

生きるために必要な物以上の支出には収入に応じて、大きくなるエゴの表れ

自分がお金を持っている(あるいは持っていた)事を他人に示すための支出=高級車、ブランドバック、マンション等。→だから、周りからの賞賛とかを物で示す事を捨てて、謙虚に「周りから学べる事があるはずだ」と意識を持つ事で貯蓄を増やせる事に繋がりますね^^

⭐️精一杯見栄を張り、他人に負けたくないようにしたいって言う本能に突き動かされて、余計に貯金が出来なくなる。→他人の目を気にしなければ欲望は抑えられて、必要な事にお金を使えて、貯金も増える。

でも。。第16章の「市場のゲーム」の一部分にこう書かれています。

・人間は欲深い生き物。人間から欲望を消し去る事は消し去る事は出来ない。

確かに自分も「今自分に必要な物は何か?」って充分に考えて行動に移せないので、後悔する判断も下すことがあります。

実は、大切な人によく見せたいって欲が働いて高い洋服も買ったことがあります💦

これを防ぐ為には、「自分が参加しているゲームを紙に書き出す」事を記されています。

すなわち、ミッション・ステートメント(行動指針)を書き出す事で、自分にとって不要な物がよくわかるそうです!

ミッション・ステートメントはネットから考える事が出来るので、時間がある時にじっくり考えたいです^^

「自分にとっての行動指針」
・大切な人や家族が喜ぶ事にお金を使う(時間:旅行とか特別な時間)

・相手の利になる為の知識を得る為にお金を使う。

・自分自身の心身の健康やスキル向上する為にお金を使う。

・心からワクワクして好奇心を満たす為にお金を使う。

...ざっくりこんな感じですかね^^

「自分がこの考えいいなって感じた事」

①「人生が自分がコントロール出来ない要素がある。」

人生は「個人の努力を超えた大きな力」に左右されると本に書かれております。

例があって、レイドサイドスクールの学校でコンピュータ関連として、Microsoftを作ったビルゲイツとエバンスの2人の天才がいました。

ビルゲイツは100万分の1の確率でレイドサークルに通い早くにコンピューターを触れて飛躍しました。逆にエバンスは、100万分の1の確率で登山中に事故で無くなったと記してあります。

本当にここの文章を読んで、「どんなに才能がある人でも、思いをよらない事が起きるんだ」と内心驚きました。💦

また、「人間が計画すれば神が笑う」と表現をして記しております。
人は元来、狩猟民族で狩りをして今を生きていた訳ですので、「未来のことを考えて行動する」のは出来なくてしょうがないと受け止めております😅

また心理学では、人は将来の自分を予測するのが苦手だとはっきり示されております。

ここでキーポイントとしては。。
「誤りの余地を残す」という事です。

「誤りの余地」→余裕のある計画が勝利をもたらす。計画通りに進まない可能性を想定した計画を考える事が大切だと記しております。

この文章だと凄く難しいですし理解しにくかったです。(泣)

重複してしまうのですが、自分の言葉で表現してみると「過剰な結果を追い求めずに、自分への期待値を下げて、小さく目標を立る事により、余裕のある計画になる」事が誤りの余地。

だから、結果に執着して強欲になり過ぎずに、今目の前に出来る小さな事を意識したり、謙虚にコツコツ積み上げる生き方が凄く大切だと感じました。

②「悲観主義の魅惑について」

第17章の箇所で「素敵だな」って思った箇所があるので、紹介したいと思います^^

難病の運動疾患のスティーブン・ホーキング博士が「私の人生の期待は21歳の時にゼロなった。それ以来、身に起こる全てはボーナスみたいだ」とセリフがありました。

これを読んで、自分への期待値を極端に下げた事で毎日をボーナスだと思って過ごせる事は、幸福の気持ちを高める大切な考えだと思いました。

また大切な要素として。。

⭐️楽観的に「素晴らしい物事が起きる!」と期待していると、大抵がっかりする結果に終わる。

⭐️悲観的でいると「期待値が下がる」ので「小さな事でも素晴らしい」と感じられる。

悲観って聞くと、「この先良くない事が起きる」っと目の前の事にネガティブな考え方になってしまいますよね💦

ここでの真の悲観は、「自分への過度な期待を辞めたり、計画に対して高いハードルを置かずに自分のやれそうな範囲をする。」と言う事なのかなって感じました^^

「まとめ」

結論としてこのサイコロジーオブマネーを読んでみて、最初は投資についての考えを記した本なのかなって思っていたのですが、実際はお金に関する心理学についての本でした。

「この本で学んだ要素として」

①「これで十分」と思って、結果に対する自分への期待値を下げる事により、幸福度が高める。吐くまで食べるなって言葉通り頑張りを6割くらいに設定。

②人は承認欲求に従って、高級なブランドな物を買ったりするが、相手はブランドや高級車について意識してない。それよりかは、「謙虚、共感、優しさ」を持つ方が人から賞賛される。

③人がお金を貯める理由は、自由な時間を過ごす為。成功者ほど物ではなく、高貴な目的や家族、友人と過ごす時間を大切にしてる。
人は急に成長する事を拒む生き物だから、時間に投資する時は、小さな積み重ねを意識する→そうする事で複利の恩恵を受けて成長していく。

④人は未来を予測出来ない生き物。余裕のある計画を立てる事が大切。目標を低く見積もる事で人は幸福になる。

⑤自分への期待値をゼロに近づけるほど、毎日が自分にとって特別な1日だと感じて、自己肯定感が高められる。

等が沢山の事を学べました^^

この本を読んで難しい要素があるので、自分なりの言葉で表現して解釈したり、読み手側が楽しめるように書きました!

最近自分が思っている大切な考えがあって、利他的な思考を持つ事で自分の自己肯定感を高められる考えです。

自分のエゴ(自分に対する欲)も大切ですが、それよりかは相手に自分が持っている物や知識をギフトしたいって考えの方が凄く大切な気がします。相手に何かして上げたいって気持ちを持つだけでも、心がやんわりと優しくなり自己肯定感に繋がるっと考えました。

鬼滅の刃の主人公の炭治郎も「いい行いは巡り巡って自分に帰ってくる」ってセリフがあるくらい大切な考えですよね^^

今は相手から学んだ事についてや相手の良さについてメモにまとめてギフトをしたり、活動をしています。そうすると相手から凄くためになる考えや情報を貰えたりしますので、ほんの少しの利他的な心持ちを持つ事は人生生きやすくなるなって思います☺️

少しでも読んだ方の人生が良い方向に進めると嬉しいです!

ここまで読んで下さってありがとうございました☺️

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