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クレープ、生クリーム、胃もたれ、

まだ20歳にもなっていないが、少し老いを感じる出来事があったので文章に残しておこうと思う。その老いを感じる出来事というのが、タイトルの通り「胃もたれ」だ。老いは五臓六腑からというが、本当に身体の中から弱るらしい。

この前、友達とクレープを食べに行くことになった。行き先は数ヶ月前にオープンしたクレープが美味しいと噂のカフェ。ちなみに、これを読んでくれているあなたはクレープ生地はモチモチとパリパリのどちらが好きだろうか。私は断然パリパリ派なのだが、友達はモチモチ派なのだそうだ。

さて、問題は注文したクレープが届いてから起こった。一口目、二口目は問題ない、めちゃくちゃ美味しいクレープだ。パリパリ生地に生クリームとシュガーバターがよく合う美味しいクレープ。三口目から食べ進める内に私と友達の顔が曇り始めた。「あれ?」という疑問符でいっぱいになった。高校生の時より明らかに生クリームが食べられなくなっている。胃のキャパが生クリームを拒否していた。友達も同じ状況のようで目が会うと同時に失笑してハイタッチをした。

さすがに残すのは申し訳ないので二人で何とかそれぞれのクレープを胃に押し込めた。
口の中がものすごく甘ったるくて胃の中でツヤツヤした物が流動する感じがして気持ちが悪くなった。

面白いのが、グロッキーな状態を脱すべく食べに行ったしゃぶしゃぶが身体に滲みたことだ。
淡白な豚しゃぶと優しい味のタレが胃に滲みて美味しかった。
クレープ完食直後はもう食べられないと思っていたが、しっかりお肉が食べられるのだから不思議なものだ。

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