むつき

古今東西津々浦々全てにおいて弱いです。1月生まれなので。

むつき

古今東西津々浦々全てにおいて弱いです。1月生まれなので。

最近の記事

社会、もっと人間好きになってよ

私が生産年齢(この呼び名すら変わるであろう)になるころに、社会はどれくらいAIに依存しているのだろうかと思う。それが怖いということよりも、それを今日では来るであろう未来として語らざるを得なくなったことが受け止められない 今の人間は物質主義をそれほどまでに信仰してないだろうが、社会は今のところ一応所謂効率化だとか、承認の上下だとか客観的尺度で成り立っている。そういう矛盾が今の若者が陥っている鬱だとして、そうすると効率がAIにとって代わるというのは、農耕が生まれて文明ができるの

    • 積年思うことなれば

      古城散策明くる日軌跡 思考崖諦念翻り安寧幻泡沫又浩然 除荷ゆえ鴻毛いや重責 疲弊降雪ただ鶏口の誉牛後の愛郷 御厨御厨改善正視正眼不遜し制止請願 盛時恙無く後世寡言 したらば、詣でよう彼の許へ 擯斥撥無拒絶為す術烏有 帰す記す 恥辱と。 悉皆?純粋?  拝辞よりは謝絶 だかしかし慮外意表 しくしく頻く頻く 様相を呈して 表象塗り直し恒久に曳く惹く退く 今日も

      • forget me dont forget memory

        before reading 何言ってるか自分でも分からんのでただ感じてくれればいいです そんなにえいごできません 翻訳とかあるいは脳細胞を信じて ある種の実験を、催眠を私や君らに届けてみたくて それは日本語ではだめだったのです ↓同内容 i cant understand what i expressed whole sentences i dont have enough talent in en for sure So here is kind of exper

        • 法治国家に生まれて

          誰かに一生糾弾されるだろうが 私はある日なんの罪のない人間が殺されたというのにそれほど同情を抱かない もっと言えば、人生幸せにずっと生きてきた被害者と恵まれない家庭で育ち社会から迎合されずに生きてきた加害者なら、後者の方が個人を認識しない感情としては好意的に感じる 誰かが幸せにいるのに誰かが不幸せという前提がいるというのは事実である。幸せは相対的に感じるから それすら認識することもなく笑って過ごしている人間を疎ましく思ったことのある側からすると稀にロイヤルストレートフラ

        社会、もっと人間好きになってよ

          うちとそと。

          僕は香川に生まれ育った うどんしかないと言われれば、オリーブもあるというけど、逆に香川いいよねと言われるとうどんしかないよと言う 小豆島から先はひょっとして知らない人たちがいるのかもと思ってたけど、小太りのおじさんが駅で酒飲んでカープ応援してるだけだった それでも僕の父は大阪の生まれだったから、うちはカープじゃなくて阪神で。変な逆転現象だなと思えばやっぱり瀬戸内を越えてしまったんだなと感じた 僕が高校生になる辺りから 高松の方は随分都会になった 子どもの頃は、一

          うちとそと。

          肉を切って骨を繋ぐ

          もっと痛くして 痛くないことを忘れてしまわないように もっと不幸にして 幸せを見つけ出すために もっと冷たくして 優しさに溺れる前に 私の幸福が誰かの不幸につながっていることが私の不幸で、私の富有が誰かの欠乏につながっていることが私の欠乏だから 「受け止める自信がないのね。貴方は。」 どうせ元に戻るなら一度も成れないまま慣れないまま今でいい 被害者という、弱者という殻と壁とに守られて その裏でそれを嘆いて そのまま死んで、「可哀想なあの子」として 私の生は誰かのラ

          肉を切って骨を繋ぐ

          親愛なる紳士諸君へ

          下ネタ耐性ない方はこの先見ない方が絶対に得です。 男は股間の緩いズボンを履きな だって 見てるから 父親のを見て、昔の家かあ ってすごいでしょ? スカートを履くと、少しだけ人が見てくる気がする 身体のラインが分かる服を着るとかなりみられる気がする 別にいいけど私のおっぱいは胸筋八割だけど 別にいいけど俺の膨らみはほぼ金玉だけど なぁーんだ種明かしされたらつまんないの 世の中そんなもんだよな 女風呂はババアしかいないし 女同士で男の話は愚痴しか言わねえし まんこ

          親愛なる紳士諸君へ

          罪状

          幼い頃はよくモテた。恋情や友情に関わらず、人心掌握に長けていた。線の細い子供だったし、頭も運動神経も相対的には今とは比べ物にならないくらい良かった とにかく誰も彼も愛していた。子供が大人ぶったことをすれば面白がられて好かれるし、逆にたまに子供のように泣けば心配される。そういうことを知ったのは少なくとも3つの時 将来なりたいものの欄に、イルカと書いた。逆に好きな食べ物の欄に、ふぐ刺しと書いた。こういうことである そのうち何だか分からないうちに「恋」をされて、よく分からない

          永遠の友愛

          今年のバレンタインも母はチョコを作った このチョコブラウニーは母のそして私のお気に入りで、母は父に毎年作っていた もちろん私へという意味もあったろうが、母はこういうイベントを楽しんで、飾り付けてお菓子を買って愛でるそういう可愛らしさを持っている 当然毎年父の誕生日にはプレゼントをあげるし、クリスマスもお正月も何なら何も無い日だって抜からない だが、父は母のあげたものなど使わない。使う時もあるが、気持ちは一切くまない。それどころか、お前が欲しかったんだろうと言い放つ そ

          永遠の友愛

          持つものと持たざるもの

          呪いをかけなければいけないと信じる 文を書くには、大衆的思考を放棄、すれば迎合されるもの 準富裕層に生まれた者は図書館に行ってはいけない それは裏切りだから 恵みと渇きの陰陽に商業的価値を見出した悪魔の如し創作業 終いに消費するのは烏合の衆 恵は輪郭を認識させてくれない あの子の乳房の豊満臀部の肉の柔軟唇の艶麗 俺が俺だけがわかっているあの子の全て 本当に? 今の今まで存在していた浄土の風白濁の裸体鼻に劈く女の香り 菩薩のような柔和な顔で消えていく 焦がれだけが俺を

          持つものと持たざるもの

          杵と臼と籾殻

          「自分が本当にやりたいことをやりなさい」 中学三年の夏、もっともらしく放たれた言の葉は 死に際の咎人のような表膜の贖罪を孕んでいた 「そんな一言で勘定してあげると思うなよ」 子供ながらに抱いたひと息の革命が 蜃気楼と共に陰に消える コーヒーも煙草も酒もなにもなかった私 ただ深く深くすべてを受け止めて受け止めて 脳から汁が垂れる、一縷の蛛糸 走り去るは懐古の博愛、いやはや夢だったか ニューロンに嫌われた私とまだ人間ごっこをするのなら 善く善くこの生の根の根まで捨て去ってし

          杵と臼と籾殻

          境界線

          私と家族、私と他人、家族と他人、人と人、人と動物、人と物、見えるものと見えないもの 私は万物を分けるのが苦手だ。どの距離にある誰が私の何なのかあまり理解していない もうどんな声色だったか思い出せない程昔の母との喧嘩 大した内容ではなかった。ただ、その時期母が少しばかり厳しすぎたのは事実で、私が期待に応えるのに疲弊していたのも事実で、これだけ切り取ればごく普通の当たり前の親子喧嘩だった いつもと違うのは夜に母が泣いていて、私はいつもより布団をギュッと握って寝たことだけだ

          多様性

          世間的には私も性的マイノリティといわれる立場である LかBかQかよくわかってないが、細かい判断はどっちでもいい派だ わかりやすいように名前を付けられたにすぎない それによって傷ついたことはあまりない 多分マイノリティであるという自覚がないのだと思う 私は自分の本音を隠し偽って生きてきた。それは、本心を攻撃されないための鎧でもあったし自尊心を痛めつけるアイアンメイデンでもあった。それでも、関わるたびに変人奇人と言われ続けるのだから救えない つまり私は一度もマジョリティだっ

          自己紹介ver.5.0

          目次Twitterにしかいない人 銀魂大好きオタク女 小学校2年生 今時さくらももこを好きな自分が好きな人 海外かぶれ 自称陰キャ女youtuber センス芸人に憧れていて、狩野英孝を馬鹿にしている はじめまして~~!!!!!!!!!! 読書大好き精神病多数のおわり通信JKで~す!!! 人生詰んでて草も生えねえ ま~~じで五億円欲しすぎて死あるわけなくて死 承認欲求パラダイスなので全人類スキ押してくり~~~~Xはゴミ はじめまして☆いや何回も投稿してるだろこういうのは最初

          自己紹介ver.5.0

          べらんだ

          べらんだを思う時ひとは何を浮かべるだろう 煙草、恋人、換気扇、漫画、夜風、鬱 私は、漫画を読んでいた 私は、漫画を面白いと思ってはいなかった 私は、家に帰りたくなかった 私は、現実を見たくなかった 私は、夜風が寒くて泣きそうだった 私は、涙すら出てこなかった あなたは、煙草を吸っていた あなたは、生きたくはなかった あなたは、恋人に吸わせたくなかった あなたは、換気扇の音を鬱陶しく思っていた あなたは、恋人を失くした あなたは、煙草を長く吸っていた 洗濯物、コーヒー、

          べらんだ

          空、虚もしくは真

          国語が苦手になった頃がある 分からないのではなく、解させることへの自信がなかった。確か小学5年の辺りだったと思う 思えば私は、純粋文の他者の世界と飛躍文の私と著者の対話の世界で常に後者を書き出すことに必死だった。それは在るべき国語ではあったが、幾分か言葉の解釈を誤っていた。 言葉は全ての感情を表せると盲信していたのだ 幼く青いされど美しい誤認。今でもそうであればどれほど良かっただろうと願う時がある。だが、最近はそうでないことに救われる時が増えた 言葉は網のようなものだ。

          空、虚もしくは真