判断基準は「母」

私の判断基準に「母の意見」というのがありました。
母に「それはちょっと・・・」と言われるとやめておこうと思ったし、これがいいと思ったものが「それいいね!」っていわれると安心して採用していました。

なぜかっていうと、問題が発生したときに「だから言ったのに」といわれるから。そのくらいのことはアドバイスした人なら誰でもいうのでしょうが、とにかくしつこいのです。
そのうち、しつこく言われるのが嫌だから文句言われないように母の意見を採用しておこう。という風になっていったように思います。
「だから言ったのに」「お母さんはそっちの方がいいと思ったんだけどね」とずっと言われるのです。

自分がどうしたいかよりも、文句を言われないように。って思っていました。今でもこの思考に陥ることはありますけども。

先日冷蔵庫を購入し、搬入の際母にお留守番を頼んだのですが
「冷蔵庫を搬入した際に凹んでしまった。交換してもらうことも可能だけど我が家が狭かったこともあるし仕方ないからこのままでもいい?」
と言われました。
「いやいや、これから長い間使うんだよ。いい訳ないじゃん!交換してもらってよ!」
と、言いました。母はしぶしぶ業者さんに交換依頼をしてくれたようですが以前の私なら「母がそういうなら仕方ない・・・」と思っていたことでしょう。毎日冷蔵庫の凹みを見てちょっとばかし嫌な気分になっていたことでしょうね。

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