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できないことは悪いことではない

大人になったらなんでもできるようにならなきゃと思っていました。
母は何でもできると思っていました。
家事全般こなしているし、勉強も母に聞けばわりとなんでも解決していました。
父にもよく、なんでこんなのもわからないんだ!なんでこんなこともできないんだ!簡単なことなのに。とよく言われました。
なので自分も大人になったら何でもできなきゃいけないと思ってたし、できるようになると思っていました。
ところが大人になったところで、料理は苦手、裁縫も苦手、掃除も苦手、
仕事だって一生懸命やっているけど間違いだらけ。

でも、何でもできるようにならなきゃ!と思っていたので頼まれたことは基本なんでも引き受けていたし、キャパオーバーでも「何でもやらなきゃ!」と断ることがなかなできません。
わかっていてもいまだにできないことをできない!といまだに言ってしまいます。
できないものはできないのだから仕方ないとはよく言われるものの、仕事でいうとできないと失格、信用をなくすと思っているからです。
素直にできません。助けてください。と言えるようになることが自分の課題の一つです。
意地張ってできないものをできると言ってかえって信用をなくす。
ということも身をもって知りました。

父は自分の求めていることができないと怒る人でしたので親が言うことなのだからできて当然のことなんだ、できないことはいけないことなんだ。
といつの間にか脳内変換していたんだと思います。
できないものはできない。わからないものはわからないし、なんでわからないのかもわからない。それでいいんだと思います。
最近になって母にもできないことはたくさんあると知りました。
あれができない、これがわからないとよく助けを求めてくるようになりました。

少しずつだけど、できないことがあってもいい。できないと言ってもいい。
ということを自分に受け入れていこう。


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