おむの戯言 モチベーション3
モチベーション投稿について第三弾の投稿になります。「おむ」です
今回は動機についてとここまで学んだ上で感じたことをアウトプットしていこうと思います。例にならって今回も鹿毛雅治著 モチベーションの心理学-「やる気」と「意欲」のメカニズム(中公新書)を参考にしました。
“動機“という言葉が果たすもの
突然ですが、みなさんはどういった場面で「動機」という言葉を使いますか?志望“動機”がメジャーな使われ方かもしれませんが、ほかにも例えばこのnoteを書く動機は?などといった場面でも使われることがあるでしょう。このように「動機」は多種多様な場面で登場する言葉なわけですが、とりわけ多く使われている印象なのが、犯罪や犯行などの“動機“ではないでしょうか。少し耳が痛い話ではありますが、この”動機“はこういった例からは逃れられないものといえるかもしれません。よくある殺人ミステリーなどでは、行為の動機が金銭の時もあれば嫉妬や復讐などといった時もあります。こういった行為のモチベーションは「動機」によって説明されていると考えることができます。動機は僕たちの日常生活でのモチベーションを理解したり説明したりするために使われていて、その人なりの理由が特定の行為を生じさせると言えます。ただ、ここで考えてほしいのが、あなたは妬みを持っていたら犯罪を起こしますか?と聞くと大半の人がNoと答えるはずです。したがって動機はあったら必ず行為が起こるものではありません。そして特定の動機がどのような行為を生じさせるかなどについては予測できないものであると考えることができるというのです。”動機”に共通項はなく、“動機”を形成するのに正解がないというところからもモチベーションの難しさが垣間見えることになってしまいました。
ここから僕が考えること
前回の投稿内容と今回の動機の観点から、モチベーションの分野を一言で表すと「人それぞれ」がおおきく存在しているのではないかと感じています。もちろんこれまで生活する中でこのような感情になったことは僕だけでなく皆さんにもあったと思いますが、学術的にモチベーションを考える上でもやはり全員に共通するものはなく、みなに効果的なやり方というものは存在しないのかもしれません。薄々感じてはいたもののやはり現実を突きつけられると肩を落としてしまう方も少なくないのではないでしょうか。ただ、これらを知るだけでも違うものはあって、自分は自分と割り切ってできることを頑張るという考え方もできるかもしれませんね。モチベーションを学ぶことで他人に与える影響だけでなく、自らが余裕をもった行動ができると、これを学んだ意味があるといえます。
今回は軽くこれくらいにして、次回からはより深いモチベーションへの心理学的アプローチを考えていきたいと思います!
それではしーゆーれいたー
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