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ケアンズで乗馬と観光

オーストラリア:ケアンズに避寒旅行してきました
    2012年2月20日~24日

今日は1月5日です。
昨年は、8月前半の北海道旅行を除いては
2月に白内障の手術
8月末には前立腺摘出の手術を実施して
あまり良い年ではなかった。
今年はなんか楽しい年にしたいなあと考えて
1月末には沖縄旅行を設定していました。
2月以降どんなことをして
人生の後半を楽しもうかと考えながら
インターネットサ~フィンをしていると
妻が「HISの新春企画で燃油サーチャージ込みで
暖かなオーストラリア・ツアー見つけた」
と言ってきた。
今年の冬は例年になく寒いので
【避寒】というキーワードにピピッときた。
1月末には沖縄旅行があり
3月は術後の3ヶ月検診があるので
2月中旬の企画を探すと今回のツアーを発見。
新春企画ツアーの申し込み開始日は
1月6日の9:00からですが
このツアーはずっと前からの企画商品なので
すぐに申し込み可能。
まあ、空き状況を確認しようと
HIS三宮店に電話すると
「空いているのは後4人です」とのこと。
ちょっとためらったが、思い切って申し込んでしまいました。

<ETA申請実施>

オーストラリアに3ヶ月以内の観光旅行では
【ETA】というインターネット申請処理で
入国審査手続きができます。
有効期間1年で
いちいちオーストラリア大使館に行く
必要もありません。
なお、手続き費用は20A$/人を
クレジットで支払います。
※後でわかったのですが
「トラベルドンキー」でオプショナルツアーを申し込んだのですが
オプショナルツアーを申し込む際に
ETA申請も「トラベルドンキー」でしてもらえて
費用もなんと5A$/人で
やってもらえることが判明。
二人で30A$も経費削減できたんだけど
後の祭りでした。

<ツアー代金を決済>

ETA処理も済んだので
ツアー代金処理をクレジットカードで決済する。
そうそう、今回のツアー代金には
燃油サーチャージ込みとなっていたので
20万円弱/二人と考えていたのですが
なんと関空(KIX)の施設使用料と
オーストラリア出入国税等で
21、720円の追加です。
なお、ジェットスターはLCCなので
座席が離れないようにするには
「ペアシート代金」を追加する必要がありました。
まあ、これはケチれば必要無しでしたが
8時間x往復も他人に挟まれての旅行は
ちょっときついので頼みました。

2月8日(大安)に
HISから確定スケジュールが届く

今回のツアーを申し込んだ後の次の日曜日に
息子夫婦が
(妊娠の吉報)を持ってやってきた。
予定は8月とのこと。
9月からは我々もおじいちゃん
おばあちゃんです。
その後は、14日の旧友との新年会
21日の別口旧友との新年会をこなして
27日からの沖縄旅行を楽しみました。

2月8日(大安)にHISからケアンズ旅行の
確定スケジュールが郵送されてきました。

今回は関空(KIX)出発なので
関空までは【ベイ・シャトル】を活用

昨年、関空から北海道旅行した時は
この【ベイ・シャトル】を知らなかったので
三宮~関空はリムジンバスを活用。
往復3,000円/人×二人で
6,000円かかりました。
今回、HISさんの予定表に
【ベイ・シャトル】の割引券が入っていて
初めてこんな行き方があることを知りました。
また、【ベイ・シャトル】を使えば
なんと駐車場が何泊でも無料。
今回は片道100円の割引を活用すると
往復二人で6,800円ということは
駐車代が800円で済むので
これを活用することにしました。

<海外旅行保険>

海外旅行保険はクレジットカード会社の保険が
一番安そうだったのでお守り代わりに契約しました。

いよいよ宿泊先が決まったので
3日間なにをするか妻と検討。
【避寒】が目的なのでホテルで3日間
のんびりするのもいいですが
泳ぐつもりは全くなかったので
これでは時間がつぶれないであろう。
それなら何かおもしろい
イベントがないか探していると
「トラベルドンキー」さんが結構おもしろそうな
半日/1日ツアーをいろいろ企画していた。
値段も他のツアー会社よりも少し安いし
結構しっかりしていそうだったので
下記の3ツアーを申し込むことにした。

(1)ビッグキャット グリーン島半日クルーズ
(2)マウンテンライド 半日乗馬ツアー
(3)キュランダ 高原列車1日観光

3ツアーの内の
乗馬はぜひ晴れた日を予約したいので
ケアンズの天気を調べると
な~んと!どの日も傘マーク。
後でわかったことですが
ケアンズの12月~3月までは雨季。
まあ、ツアーキャンセルもできないので
エイ!ヤー!で下記の順番で予約しました。

2/21 ビッグキャット グリーン島半日クルーズ
     夜間飛行をしてきたので
     午後半日を沖合いのグリーン島で
     のんびりすることにした。

2/22 マウンテンライド 半日乗馬ツアー
     今回の旅行で一番期待している
     乗馬経験をすることにした。

2/23 キュランダ 高原列車1日観光
     (往)ロープウェイと
     (復)観光列車に乗って
      KURANDA村にいく。

=====2月20日(月)=====

いよいよオーストラリア:ケアンズに向かって出発です。
出発便は関空(KIX)20:25発の
ジェットスター(JQ016)便です。
受付は18:25からになっていたので
ベイシャトル
神戸18:00発⇒関空18:40ごろ着に合わせて
17:15ベイシャトル神戸の駐車場に到着。
到着すると駐車場はほぼ満杯状態でした。
なんとか奥の隅っこに空きを見つけて駐車。
そこからキャリングケースを
ゴロゴロひっぱりながら受付に到着。
そこで往復分の切符を購入して出航を待つ。
今回はキャリングケースだけだったので
ゴロゴロ引っ張ってきましたが
雨や大きな荷物がある場合は
受付前で降ろしておく方がいいですね。

ベイシャトルが出航してから
船内で晩ご飯(寿司とパンだったかな?)
を食べ終わると
関空ポートターミナル桟橋に到着。
そうそう、船内に駐車券に
無料処理する機械があって
それに駐車券を通すことによって
無料になるのでこれを忘れないようにしないと
えらいことになります。
もしも往きで処理するのを忘れても
帰りの時に処理できればいいことが
後でわかりました。
関空ポートターミナル桟橋にはバスが待っていて
すぐに関空4F国際線出発ロビーに
行ってくれます。
国際線出発ロビーに着いて
ジェットスターカウンター
(Bカウンターの左側)に行くと
多くの人がチケット入手で並んでいた。
後からわかったことですが
ジェットスターのオーストラリア:ケアンズ行きは
1日にこの便だけなので
その人たちがワ~ッと並んでいたみたいです。
いままで経験のある
JALやANAのカウンターはスムーズであり
また、添乗員付きのツアーの場合などは
添乗員がチケットを入手してくれるので
こんな経験は初めてでした。
チケット入手できたのは
発券締め切りギリギリでした。
やはり、Jetstar等のLCCの場合は
発券開始時間より
早く行かないとヤバイですね。

やっとチケットを入手して
保安検査場を無事通過。
その後、出国検査でパスポートチェック。
その時
キャップをかぶっていたので
とる様に言われる。
ここも無事通過してヤレヤレ。
そして機内用の水を買ってから
8番ゲートに行こうとすると
8番ゲートが無い。
なんとモノレールに乗って行くのだそうです。
モノレールに乗って先端駅に行くと
やっと8番ゲートがありました。
発券で時間がかかったので
着いたらすぐに機内に乗り込む。
後は8時間の我慢比べに挑戦で~す。

=====2月21日(火)=====

ジェットスターJQ016便は夜行便です。
夜行便は時間的にはすごくメリットあります。
ケアンズと日本の時差は1時間しかないので
夜行便で行くと到着したら朝なので
到着日を有効に活用できます。
しかし、還暦を過ぎた私には
機内でほとんど寝られなかったので
到着日はあたかも時差ぼけみたいに
眠たかった。
フライト中の2時間ぐらいは
持っていった「十津川警部」の小説を読んで
時間つぶししました。
座席は54列目の右側(J、K)でした。
後ろのトイレにも近くて便利だったし
この列から7人/列になっていて
左側の通路も少し広くなっていたので
ラッキーでした。

もうすぐケアンズ空港に着くので
シートベルトサインが点灯したあたりから
雷雲の中を飛行しだした。
しばらくするとタッチダウンした時のような
ドスンという音と
エアーポケットに入ったように
機体が少し落下するともに
窓の外に閃光があった。
機体に雷が落ちたのかもしれませんね。
隣の若者どうしが
「ブラックジョークにもならへんで」
と叫んでいました。

**初めてのオーストラリア**

ケアンズ空港に着いて前の人について行くと
先ずは入国審査です。
パスポートのカバーをしていると
「はずしてください」と
身振りをまじえて指示された。
出国時にキャップをかぶっていたら
脱ぐようにいわれた経験で
最初からキャップを脱いでいくと
スムーズにパスできました。
その後は機内持ち込みの荷物しかないので
税関の方に歩いていく途中で
係りの人に
「持ち込み申請物のなかにシューズあり」
の申請をしていたので
「ゴルフシューズ?」と聞かれた。
しかし、~~シューズとしてしか
わからなかったので
キョトンとしているともう一度言ってくれた。
そこで嫁がわかったらしく
「no.sports-shoes」と答えると
ニコッと笑って税関の方へ行くように
指差ししてくれた。
税関の手荷物検査では
「シューズ?」と聞かれたので
シューズをだすと「beautiful」
と言ってすんなりOKとなる。
実は、草や種が付いているとうるさい
と事前の情報を得ていたので
出発前に底をきれいにしていたので
すんなり通してくれたみたいです。

2ヶ所の関所を無事クリアーして
HIS担当者が待つロビーにでてきました。
ロビーにでたとたんに
南国特有のムッとした暑さが
伝わってきました。
ここで、サブリュックに
今日いるものを入れ替えるとともに
嫁はトイレを使って夏物に着替えました。
他の人もスーツケースから
必要なものを取り出して
冬から夏の姿に変身していました。

ケアンズ空港から市内一周して
HISのオフィスに到着。
そうそう、オーストラリアの法律で
バスのお客でも全員シートベルトを
着用する必要があるとのこと。
市内一周といっても小さな田舎町なので
20分ぐらいで一周しちゃいました。
HISのオフィスでは
オプションツアーの勧誘がメインでした。
私たちはトラベルドンキーで予約しているので
聞いている振りをして終了。
オフィスから解き放たれたのは
6:30ごろです。

機内ではあんまり寝られなかったので
どこかで座って
モーニングを食べようかと思ったが
オーストラリアドルの両替をしていないので
クレジットカードが使えてゆっくりモーニングを
食べさせてもらえそうなところを
事前に用意した虎の巻で検索。
検索にヒットしたのは
ヒルトンホテルのレストランが
6:00からオープンしている。
場所もすぐ近くなので
そこでモーニングを食べる。
メニューをみると高い。
まあ、一流ホテルのレストランなので
しょうがないか。
そこで、ジュース+(目玉焼き&ベーコン)と
ジュース+(オムレツ&ベーコン)
をそれぞれ注文した。
特記事項はベーコンの量が
我々の感覚の倍ぐらいの多さだった。
しめて、42.65A$でした。

ゆっくり食べたけど7:30には
ホテルのレストランをでる。
両替が【TOBEX】が一番率がよさそうなので
【TOBEX】がオープンする9:00まで
町をぶらついてじかんをつぶすことにした。
メインストリートの「ABBOTT ST」や
海岸沿いの「ESPLANADE ST」を
ぶらついて、スイミングラグーンで写真撮影。
今日は曇りなので
夏のオーストラリアの雰囲気は
まったくありませ~ん。

朝ごはんを食べて、ブラブラ時間つぶしをして
やっと9時になりました。
そこで両替所のTOBEXに行って
1万円をオーストラリアドルに
両替してもらいました。
5万円以上だともっと換金率がいいんだけど
1A$当り2円程度なので
誤差の範囲と考えて1万円だけにしました。

やっと両替できたので
すぐ近くのスーパーマーケット
【Woolworths】に行って
今日の午後のランチの材料や
日焼止めを購入。
(ジュース、ドライアプリコット
KIDS用日焼止め、ミニトマト、もも)
最初はサンドイッチを作る材料を
買う予定でしたが
ヒルトンのレストランで
朝からベーコンをたっぷり食べたので
ベジタリヤン風にトマトやモモを買いました。

Woolworthsで
買い物が済んでも
12:30のツアー申し込みまで
たっぷり時間がある。
小銭もできたのと暑いので
マクドナルドに行ってマックシェークでも
食べようということになった。
カウンターに行ってかっこよく
「2 シェーク バニラ」と言うと
マクドのお姉ちゃんが
「バナナ?」と聞き返された。
しゃくなので「ノー、バニ~ラ」
と言うと首をかしげられて
看板メニューのシェークの違うものを
指差されてしまった。
しかたないので「YES」言って
3.95A$*2個=7.9A$を用意すると
1個だけ作って持ってきた。
後ろも並んでいたので「Thanks」言って
1個だけテーブルに持って帰った。
嫁に状況説明すると
「ああ、なんとなく頑張っていたね。
しかし、これはなんの味かなあ?
ストロベリーかな?」
と言いながら飲むと
「結構おいしいよ。結果オーライ」
といわれてしまいました。
これを二人で交互に飲んでいると
大スコールが降ってきた。
いやはや、マクドナルドに入っていて
濡れないでラッキーでした。
このスコールがなかなか降り止まない。
シェーク1個で後30分はきついので
隣の人が食べていた
ソフトクリームを買うことした。
「コーン」と言うみたいだけど
その時はわからなかったので
1ソフトクリームというと
すんなり通じてしまった。
1個50¢でメチャ安かった。
なんだかんだしているうちに
スコールも降り止んだけど
12:30までは
まだ1時間ほどあったので
【郵便局】と【Coles】という
スーパーマーケットに行ってみた。
【郵便局】では息子夫婦に送る絵葉書と
私たちのケアンズ記念用の
絵葉書と切手を購入。
【Coles】では何も買わずに
うろうろ店内するのもなんなので
(アプリコットと飴)を購入した。

グリーン島半日観光の
受付時間の12:30に
調度良い時間になったので
【Coles】からブラブラ歩いて
受付場所の「リーフフリートターミナル」に行く。
VOUCHERを出してチケットを発券してもらって
指定の第3バースに行く。
そこに待っていたのは
日本人は私たちだけでした。
隣のバースは日本人ばっかりのツアー。
我々が英語がわかれば
最高のシチュエーションなのですが
ちょっと心細い。
しかし、せっかく外国にきているので
日本人ばっかりの船よりも良いかも。

いよいよグリーン島に出発。
今日は残念ながら
曇り一時雨の状態なので
南国のエメラルドグリーンの海では
ありませんでした。
太陽がでていないので
船外では肌寒いので
船内で約45分を過ごす。
船長やクルーが
船内放送しているのですが
何にもわからなかった。
降りる5分ぐらい前に船長が来て
なにやら言ったのですが
キョトンとしていると
スノーケリングの用意をしていた
日本人クルーがきてくれて
「グラスボートの出発時間が
○○にかわったから
注意してください」と通訳してくれた。
最初からグラスボートにのる予定は
なかったのですが
「ありがとう」と言っておきました。
予定どおり1:45に桟橋に到着。
後は4:15出航の15分前までに
桟橋に戻ってくれば良いので
島をブラブラ散歩して
良いところがあればランチするために
散歩スタート。

天気がよければ
白い砂浜で真っ青な海をながめながら
ビーチでランチをする予定でしたが
現実はきびしい。
ときどきパラパラと雨がふる状態でしたが
傘を準備してWoolworthsや
Colesで購入した
ミニトマトやアプリコットや
ももをかじったりジュースを飲んだりして
ベジタリアンランチ?を楽しみました。
いつもはたっぷり食べる私が
なぜ今回のランチが少食かといいますと
(1)夜行便であまり寝られなかったのでしんどい。
(2)ヒルトンホテルの朝食でベーコン食べ過ぎた。
(3)マクドナルドでシェークとソフトクリームを食べた。
(4)ともかく蒸し暑いので水をいっぱい飲んだ。
以上が原因かも?

午後5時ごろにグリーンアイランドから戻ってきた。
戻ってくる船からケアンズの上に
雲の帯が何キロメートルも漂っていた。
肌寒かったので写真撮らなかったけど
きっとめずらしい現象だったかも?
今から考えれば撮っておくべきでした。
下船してホテルに歩いて帰る時に
広場ですごく盛り上がっている
音楽イベント?をやっていました。
観客も全員ノリノリで
歌って踊っていました。
やはり、ポリネシアンの血が
騒ぐのでしょうかね?
トコトコ15分ほど歩いて
ホテルに到着です。
先ずはホテルの前で
写真を撮ってからチェックイン。

ホテルでちょっと休憩してから
晩御飯を食べに出かけました。
最初は「The Raw Prawn」で
エビ料理を食べにいきましたが
メニューをみると
どうももう一つみたいなので
スパゲッティを食べに
「Piccolo Cucina」に行きました。
値段のわりにはいま一つでした。
まあ、日本、特に洋食系ではピカイチの
神戸の味と比べるのは
ちょっぴりかわいそうですがね。
そうそう、piccoloの店主も娘さん?も
また、お客さんもビッグファットスタイルでした。
picccoloでスパゲティを食べた後
夜食用のお菓子(LAMINGTONケーキ)と
ナッツとお水をWoolworthsで買って
ホテルに帰りました。

今回のツアーで一番楽しみにしていたのは乗馬です。
それも日本のように馬場の中を
トコトコ歩くだけではなくて
初めての者でも草原を
みんなでトレッキングしたり
川の中も歩かせてくれる
オプショナルツアーです。
ツアーは2コースありましたが
もう一つのコースは川の中を歩くのはないので
MOUNT-N-RIDEの方を選びました。
昨日は午前11時前後に
大スコールが1時間あまり降った。
しかし、今朝は午前3時前後に
大スコールが降って目が覚めた。
しかし、眠たさが勝ってまた寝ましたが
6時前に起きると
なんとか曇りで雨があがっていました。
6時過ぎにホテルのビュッフェで
モーニングバイキングを食べる。
食べているとすずめが一羽やってきたので
パンの一部を放ってやると
おいしそうに食べました。
なれてきたのかだんだん傍まで
催促しにやってきたので
ついついいっぱいやってしまった。

おなかも一杯になったので
7:45ホテル前で迎えを待っていると
10人乗りの送迎車がやってきた。
車にのるとすでに日本人の
お父さんと娘さんのペアーが乗っていた。
あいさつを交わして
「どちらから来られたんですか?」と聞くと
なんと新潟から来られたそうです。
気温差は40度ぐらいあるそうです。
あほな話をしていると
次の待ち合わせ場所で
東洋人の女性が一人乗ってきた。
てっきり日本人と思って
「おはよう」と声をかけると
ちょっとキョトンとしてから
ぎこちない発生で
「こ・ん・に・ち・わ」と言ってくれました。
日本人ではなかったので
「Where are you」と聞くと
「ハワイアン」と言ったので
ああ、ハワイから来たんだと思っていました。
また、次の待ち合わせ場所から
東洋人の女性が一人乗ってきた。
前回のことがあるので
「good morning」と声をかけると
「ニーハオ」と返事が返ってきた。
そこで「Where are you」と聞くと
「香港」とのこと。
その事をハワイアンが聞いて
「I am Taiwan」と自己紹介。
な、なんとハワイアンではなくて台湾でした。
そのことをブロークン英語で言うと
台湾のお嬢さんは大笑い。
しかし、このことで場が和んで
牧場に着くまでワイワイガヤガヤと
メチャ楽しい時間を持てました。
香港人に「日本に来たことがあるか」
を聞いてみると
大阪にきたことがあるそうです。
「どこが気に入ったか」を聞くと
なんと場所ではなくて【さしみ】、【うどん】が
メチャおいしかったそうです。
台湾人が【すき焼き】は?と聞くと
【すき焼き】は食べなかったので
わからないとのこと。
そこで我輩の出番です。
坂本九ちゃんの
「上を向いて歩こう:
アメリカでは【すき焼きソング】」を歌うと
歌は知っているとうなづいてくれました。
香港人は「千と千尋の神隠し」
を知っていました。
また、中国で数字をどのように
手(指)で表現するのか
教えてもらいました。
特に「6」の表現が
我々になじみの無いやり方です。
なぜ、こんな表現方法なのかは
「六」の文字を
上下逆さまにすると納得です。
これも香港人に教えてもらいました。
天気も晴れてきて
朝からこんなに楽しい時間がもてるのも
乗馬中に嫁さんが
(見たら幸せになれる蝶<ユリシス>)を
見たからかも。

30分ぐらい走って牧場に着きました。
登録記帳を済ませて
馬の取り扱いの説明会開催。

(主な注意点)
・馬の後ろに立たない 
・トレッキング中は馬と馬の間を
 一馬身ほど間隔をとる 
・背筋を伸ばして乗る 
・下り坂は体を後ろ気味に 
・上り坂は体を前に 
・馬がうんちの時は止まる 
・馬がおしっこの時は
 鞍から立って腎臓の負担を軽くする 
・手綱は絶対に離さない 
・左右に馬を動かしたい時は
 手綱を引くのではなく
 手を大きく開いて引っ張る感じ 

このような注意事項を聞いてから即乗馬。
馬の左側に立って
手綱とたてがみを左手で握ってから
左足をあぶみにかけて
「よっこらしょ」とよじ登る。
みんな乗れたら自分のカメラで
乗馬状態を撮影してくれた。
そうそう、私の馬の名前は
「CALPSO:カリプソ」
妻の馬の名前は
「SPLASH:スプラッシュ」でした。
撮影が済むと馬場を一周してから
即草原のトレッキングに出かけました。
我々日本人4人は1つのグループで
日本人のインストラクターの
指導のもと行動開始です。
馬ってそれぞれ個性豊かで
インストラクターからトレッキング中に
いろいろ教えてもらいました。
SPLASHは11歳ぐらいで
人間でいえば44歳ぐらいです。
性格も穏やかで背丈も小柄で
扱いやすい馬です。
しかし、食欲満点で
トレッキング途中に生えている
馬の好物の草を見つける度に
むしゃむしゃしてました。
CALPSOは5歳ぐらいで
人間でいえば20歳ぐらいです。
性格はおとなしいのですが
今風の若者とおなじく
一生懸命働くのが
好きではありません。
できたら、働かずに
ごはんを食べたい怠け者で
トレッキングでもトコトコみんなと歩かないで
ぐ~たらぐ~たらマイペースで歩きます。
私の後ろは新潟から来た娘さんです。
娘さんはポニーで名前は忘れました。
このポニーは
結構いじめられっ子だったそうで
私は見なかったのですが
お尻の部分を
ガブッと噛まれた後があるそうです。
しんがりは新潟から来たお父さんです。
FANTOMという白馬で
歳は20歳ぐらいで
人間で言えば80歳ぐらいの
おじいちゃんだそうです。
1時間ぐらい草原のトレッキングをして
一度牧場に帰ってトイレタイムしました。
休憩後、一番楽しみにしていた
川のトレッキングに出かけました。
一度草原のトレッキングをしているので
馬との呼吸もだいぶんわかってきたので
川の中に入ってのトレッキングは
最高にたのしかったです。
そうそう、ぐ~たら歩きの
CALPSOも川歩きが終わると
えらい元気になってサクサク歩き出しました。
良いように理解すれば
「今まで暑かったけど川でスッキリしたから」
と思えるのですが
ひょっとしたら「川歩きが終わったら
午前中の仕事終了だ。さあ、帰ろっと」
現代っ子気質で割り切っていたのかもね。

半日コースが全部終了。
終了のお礼に黒蜜をあげるのが
慣わしだそうです。
それぞれ乗せてくれた馬ちゃんに
黒蜜をあげると
ごきげんに舐めてくれました。
その後、サンドイッチとケーキと
フルーツのデザートを食べて
ホテルまで送ってもらいました。
また来た~~~いです!

**天気になったぞ**

乗馬も終わってホテルに帰ってきた。
昨日と違って天気もグッドです。
シャワーを浴びて夕食までどうしようかな?
ベランダからは夏空のもとのプールと
テント生地の屋根が光っている。
残念ながら今回は水着を
持ってこなかったし
借りてまで泳ぐ気持ちがなかったので
市内見物することにした。

昨日も時間調整で結構市内を
ウロウロしたのですが
今日は天気なので再度
市内見物することにした。
先ずはホテルの近くにあった
ケアンズ議会&図書館です。
次にラグーンあたりをウロウロ。
雨季にかかわらず
バッチリ晴れ!でした。
そのかわり暑い!
市内をうろうろして
牧場でいただいた
ランチの量も多くなかったので
調べていたカフェに行って
レモンティ&ケーキを食べました。
あとでわかったことですが
セットの中から注文すれば
安かったのですが
単品でたのんでしまったので
結構高かったです。
そうそう、ケーキを食べていると
アウトテーブルで食べている女性は
まるでフランス人形のように
きれいな人でした。
私一人でじっとみるのも
やばいので嫁に言うと
嫁も「本当、メチャきれい」
といっていました。

**キーワード SPLASH**

日本でいっぱいインターネットで
レストランを検索して
初日はエビ料理
(結果はスパゲッティに変更)
二日目はフランス料理
三日目はOGビーフを食べようと
思っていました。
初日のイタリアンの
PICCOLOのスパゲッティは
ちょっと失敗。
インターネットでのコメントでは
「おいしい」ランクでしたが
神戸で口の肥えた神戸っ子には
「並又はちょい下」ランクでした。
そこで、今日は昨日食べなかった
シーフードレストランの中から
インターネットのコメントを無視して
キーワードは【SPLASH】と決めました。
嫁さんの乗った馬の名前です。
なんと、レストランの中に
【SPLASH】があるではありませんか。
これはきっと嫁さんの見た
<ユリシス:幸せを呼ぶ蝶>のお告げと
お馬ちゃんの推薦と信じて
【SPLASH】に決めました。
そうそう、お馬ちゃんの
SPLASHは面倒見の良い馬で
足の具合が悪くて危なかった
生まれたての子馬が
牧場に来た時から子馬に慕われて
ずっと面倒みているそうです。
こんなお馬ちゃんの名前と
同じ名前の店だったら
大丈夫と信じて出かけました。

我々のテーブルをサポートしてくれた
スタッフ(BENさん?)は
日本語はできませんが
われわれの身振り手振りと
ブロークン英語を
一生懸命わかろうとしてくれるし
常に笑顔でサポートしてくれました。
シーフードPlateは
44A$と結構な値段なので
中身はどんなんだ?と必死に聞くと
「わかった」と言いたげに
厨房に連れて行ってくれて
盛り付けしているものを見せてくれた。
それも全くいやみ無く笑顔でです。
また、ちょっと量が足りないかもと
思っていた様子を察知して
牡蠣の単品メニューを
うまく薦めるところがにくいじゃありませんか。
おいしい食べ物とおいしいビールと
気持ちの良いサービスで
気持ちもお腹も満腹になりました。
食事が終わってチェックする時に
「満足?」と聞かれたので
お腹周りをポンポンたたくしぐさと
笑顔で答えると
メチャ笑顔で喜んでくれた。
後で考えると、料理は単純な味付けで
どこにでもある料理かもしれない。
しかし、サービスが良かったら
こんなにおいしく感じるんだな。

気分よく夕食を終えて
明日のKURANDAでの昼食を
お馴染みになったWoolworthsに行って購入。
買ったのは
(サンドイッチ2個、ミニトマト、菓子パン2個)
でした。
その後は、ブラブラ歩いてホテルに帰って寝ました。

=====2/23=====

本日のメインはKURANDA観光です。
昨日同様に朝ごはん付なので
ホテルのビュッフェで
バイキングスタイルの朝ごはんを食べる。
昨日と同じ席に座って食べていると
またまたすずめがやってきた。
覚えていたのかすぐ傍までやってきて
チュンチュンと催促。
最初は足元にちょっと投げてやった。
しかし、ちょっと目立つので
2回目ぐらいからは庭の方に投げてやった。
さて帰ろうかなと思っていると
今度はお友達を連れてやってきた。
じゃまくさいので
ちょっと大き目のパンのかけらを
投げてやると一羽がくわえた。
それを見ていたお友達のすずめが
そのすずめを追っかけて
最後は取り合いになってしまった。
しかたないので
もう一欠片を投げてやると
うれしそうにくわえて
二羽とも庭に行ったので
われわれも部屋に帰りました。
昨日と同じく
ホテルの玄関前で待っていると
なんと20人ぐらい乗れるバスで
迎えにきてくれた。
しかし、乗客は我々だけでした。
運転手はGLOBAL COACHES
という会社のSAMさんで
日本語ペラペラで
今から行くKURANDAについて
いろいろ情報をいただいた。
今回は(往)はSKYRAILというロープウェイで
KURANDAに行って
(復)は列車で帰ってくるスタイルです。

SAMさんが、カラボニアターミナルで
SKYRAILのチケットをもらってきてくれて
その後ロープウェイに乗るところと
乗ったところの写真を撮ってくれた。
SAMさんはここまででサポート終了です。
後は我々でフリーに行動しました。

先ずは乗り継ぎ地点の「レッドピーク駅」まで
ゴンドラでスイ~ッと行く。
しかし、高所恐怖症の私は
あんまり良い気持ちではありませんでした。
しかし、乗馬と同様に
天気に恵まれて景色は最高でした。

SKYRAILに乗って
先ずは乗り換え駅のレッドピーク駅で下車。
ここでは熱帯雨林の中を
散策できるように歩道があります。

レッドピーク駅からKURANDAに行く
ゴンドラに乗り換えて
途中駅のバロンフォールズ駅で下車。
ここからはバロン滝の雄姿を見る。
その後KURANDAに行くゴンドラに乗って
バロン川の上を越えて
KURANDAターミナルに到着しました。

SKYRAIL終点のKURANDAターミナルに到着。
到着する直前にストロボがピカッと光って
写真を撮ってくれる。
まあ、最初から買うつもりはなかったので
値段はわかりません。
写真販売はスムーズに無視できたのですが
売店に前からほしいなあと思っていた
カンガルー生地のカウボーイハットが売っていた。
この誘惑を無視できなくて買ってしまいました。

11時ごろSKYRAILの
KURANDA駅に着いたので
帰りの列車の午後2時まで
時間をつぶすことになる。
バロン川縁に行くと散策ルートがあったので
これにしたがってブラブラ散策しました。
ここで5歳歳の差のある嫁さんと
若さの違いがキッチリ暴露。
私は昨日の乗馬で足の付け根が痛いし
蒸し暑い熱帯雨林でフウフウ状態。
嫁さんはさっさと歩いている。
リュックサックも最後の方は
嫁さんが持ってくれました。
しかし、買った帽子は暑くても
頑張って被り続けました。

小一時間の散策を終えて広場に到着。
ちょうどお昼なのでランチタイムにしました。
昨日Woolworthsで買った
サンドイッチや菓子パンや
ミニトマトを食べました。
芝生広場の木陰で食べる
サンドイッチはメチャおいしかった。
そうそう、Gパンや荷物に
蟻が結構上って来ました。
KURANDAの蟻は半透明の蟻でした。
ちょっとシロアリみたいで気持ち悪かったです。

ランチの後は
KURANDA村のお土産屋をウロウロ。
乗馬の時に一緒になった
新潟の「かな」ちゃんに
教えてもらった手作りの飴屋さんを探して
やっと見つけたら木曜日はおやすみでした。
しかたがないので
すぐ隣のアイスクリームさんで
アイスクリームを買って食べながら
自分宛の絵葉書に
KURANDAのことを書いて投函。
いい時間になったので
帰りの列車に乗るために
KURANDA駅に戻りました。

本日のもう一つの楽しみの
KURANDA観光列車のルートです。
KURANDA駅以外の途中のみどころは
(1)列車側から見るBARRON FALLS 
   SKYRAIL側は右手に滝が見られましたが
   今回は左手に滝が見られます。
   また、ちゃんと駅があって
   しっかり写真撮影できます。

(2)STONY CREEK FALLS 
   この橋は鉄の格子型の骨組でできていて
   三本の橋脚で支えられています。
   橋のカーブがきつく
   4チェーン(曲線半径80m)だそうです。
   CARINSに向かって左側で
   橋の全容が見られます。
   また、滝は右側に見られます。

(3)ホースシューベント
   <180度のヘアピンカーブ>の3ヶ所です。
   この180度のヘアピンカーブは
   曲線半径5チェーン(100m)で
   フレッシュウォーターバレーから
   KURANDAまでの急な登りは
   ここから始まります。
   長い列車の全景写真を撮るのに
   もってこいの場所です。

KURANDA観光を終えてCARINSに到着。
明日はもう帰国なのでお土産を買うために
【TOBEX】に両替に行く。
10,000円両替してから
毎度おなじみのWoolworthsに行って
お土産のチョコレートと
今晩用の水とリンゴを買ってホテルに戻る。

その後、今晩の夕食も「SPLASH」で食べる。
ビーフ・クスクス2皿とグラスワイン2個と
デザート2個でした。
2日続けて行ったのでBENさんがご機嫌で
グラスワイン2個別にサービスしてくれました。
帰りがけに
「今度はいつ来るのか?」と聞かれたので
つい、6月ごろかな?と言ってしまいました。
本当に近々訪れて乗馬したいです。

今日の朝ごはんも付いてるので
ホテルのビュッフェに行く。
今日はちょっと奥のテーブルに座って
食事していると
なんと例のすずめが奥まで
チョコチョコ入ってきてチュンチュン。
覚えてくれていた。
最後なので一杯やりました。
明日からもパンくず投げてくれる人が
みつかったらいいですけどね。
朝食を終えてフロントに集合。
空港に行くまでにHISさんのノルマで
大橋巨泉のOKギフト店による。
われわれは買う気がないので
ABOTT STをはさんだ
向かいにきれいな公園があるので
そこでブラブラして時間をつぶした。

いよいよCARINSともお別れです。
往きと違って雷雲はなさそうです。
そうそう、帰りの便ではLCCにかかわらず
昼弁当と夕食弁当が出ました。
また、往きと同じく毛布セットが
帰りもくれました。
 【おしまい】

今回のケアンズ旅行のyoutubeです。

https://www.youtube.com/watch?v=HKs2YWZg-oE

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