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伊勢定と言えば鰻丼。

神田から日本橋まで歩いた。汗をかくはずだ。まだ3月初めだというのに5月半ばの陽気だそうだ。昼の時間帯の打合せだったので終わったら13時を回っていた。
「腹が減った」
まるで「孤独のグルメ」だ。
日本橋に歩く途中で足が止まった。鰻伊勢定。
「どうする」
15時からの外来予約。まだ時間がある。ここはいくしかない。
「ひとりでいいですか」
「こちらにどうぞ」
伊勢定と言えば鰻重ではなく鰻丼だ。
「鰻丼と肝吸いを」
「はい」

久しぶりの伊勢定。江戸の味。旨かった。今日の夜の役員会までの元気をすっかり取り戻した気分だ。さすが鰻。さすが平賀源内。

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