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能登のお酒、能登のワイン


能登半島は日本酒製造にとってとても重要な土地だ。いわゆる「能登杜氏」と呼ばれた人々が全国各地の日本酒づくりに関わっている。

私自身は、元・西宮っこ・・・なので、小学生のときに社会科見学で「宮水」を知り、白鹿の辰馬酒造、そして灘五郷、神戸のお酒、菊正宗、剣菱・・・が慣れ親しんだお酒の名前だったし、大人になってからも関西のお酒の味に親しんでた・・・けど・・
金沢に越してきて住んで30年余、さすが「加賀の菊酒」と称される、北陸のお酒にすっかり好みが変わってしまってます。

そんな中で、能登杜氏の歴史や、それに関する記事とか読んだり、そして実際に飲んでみたり。有名な能登杜氏さんのお酒、農口、宗玄、菊姫などなどを我が家のお気に入りのお酒はすっかりこちらのお酒・・・そりゃまぁ、こちらのお魚、食事に似合うとなると、やっぱり、能登・石川の酒となるわけで・・・

今回の能登半島地震・・・酒蔵や周辺の施設も大打撃を受けてしまった。
1月2日だったか3日だったか、駅前のお店や百貨店にはまだ「宗玄」が置いてあったが、あっという間に棚から姿がなくなり、家の近くの「宗玄 金沢営業所」も休業が続いているし・・・買い物ついでに探してみるけど、見つからなかった。

ただ、能登ワインはまだまだ置いてあったので、「心の雫」を買って来て、「お酒を作れる、ワインが作れる環境が戻ってきますように」の想いを込めていただいています。「心の雫」もスクリュー栓ではなく、やっぱりコルク栓のを買ってくると、味の深みが違ってるなぁと感じる。

私も夫も似たような阪神界隈の育ちなので、先日もお寿司の話で「ばってら・・・って関西だけなん?」って話をしてて(富山の回転寿司店でお寿司食べながら、そういやバッテラって・・・って話になった)
バッテラの語源って・・・今のいままで知らんかったんやけど、「ポルトガル語で小舟という意味、最初はコノシロの半身を使っていたので、舟のような形だったから」とwikiさんに書いてあって・・・オドロイタ〜!!
大阪のバッテラって、鯖つこてたやん?(使ってるの意味)
で、関西帰ってバッテラ食べるときは、やっぱり剣菱か白鹿やろ〜って話になり、ああ、やっぱり、どこのお魚食べるかでお酒も決まるよなぁと改めて納得したのでした〜
能登ワイン飲むときは・・・う〜ん、別にどこのお肉(のと牛か? 神戸牛か?)で分けたり・・・はしない?
アメリカのでっかいTボーンステーキに合うワインって、やっぱ、カリフォルニアワインになるんかなぁ???

でも、今は、のとワインを買ったら、のと産の牛のお肉って、やっぱり、能登を思う気持ちで、なるべく、そうやってセットで考えようかな。

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