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751GAMESのゲームをプレイしました

先日「Life gallery(人生書廊)」という作品と「cat museum」をプレイしました。
どちらも作中に西洋絵画が登場すると聞いたので興味を持ち、楽しみ半分苦戦半分で遊ばせていただきました。

この先はネタバレしかしていないです。



「Life gallery」雑感(ネタバレ多々)


「Life gallery」は単眼少年が自分の両親を神か何かのように求める様がとても不憫でいじらしかったです。プレイするうちに、「君は何も悪くない」と何度も彼を抱きしめてやりたくなりました。
また、彼は少なくとも作中で両親の愛を一心に受ける隻腕の弟をいじめる、蹴落とすという行動を一切しません。それが彼の優しさなのか、無関心なのか判別しがたいとは思いました。
後に背景として再登場する、隻腕の弟が持っていたおもちゃ箱から覗くものは布地なのか別の何かなのか……
(余談ですが、作中でフィッシュヘッド教団員の膝の上に乗って本を読む単眼少年の挿絵が挟まります。かわいい)
両親の他に登場する唯一の他者がいかにもな宗教集団ということに救いが無いのか。
何をしても、どんなに望んでも不毛な態度を取る両親に見切りをつけて教団の悪魔になるという展開が救いなのか。
実を言うと、私としてあの展開はそこまで救いが無いとは思わないのです。勿論、かなり歪んではいますし、その後のことを考えると胃が痛くなるとは思いますが。
「どこかの国の神はどこかの国の悪魔」という言葉もありますし。
また、儀式のための一工程として○の○みそを手に入れる下りがギャグとホラーの緩急のつけかたがうまいなと思いました。
あと、作中でたびたび登場する西洋絵画のメインが聖書(新旧)とゴッホになっている意味を考えましたが、すみません今のところ考えつかないです。ゴッホの生い立ちもまた数奇なものだとは聞いているのですが。
わからないと言えば単眼少年の瞳の色は青なのか黒なのか……メインイベントではおおむね青ですが普段は黒なんですよね。意味があるのか無いのか。
あと作中一家の髪の色は全員ひまわりの花に関わる色になっているところに気づいて面白いなと思いました。

「cat museum」雑感少々




「cat museum」はプロローグまではとても楽しくクリアできました。作中で出るおどろおどろしい猫バスの語尾が北斗の拳でびっくりしました。あとオープニングロゴの演出で制作スタッフの方は絶対に「bio shock」が好きだろうなと思いました。

すみませんここからほぼ愚痴です



問題なのはそれからで……プロローグ終了後におそらく課金する、しないの二択が出る画面でどちらを選んでも「しない」の選択をしたことになるシステム不具合が出てきまして……Google playが悪いのか、私が悪いのか……調べてもそれらしい情報が全く出なかったので、泣く泣くプレイを諦めました。
「cat museum」は主人公の少年がかわいい上に、「Life gallery」の単眼少年も一瞬出ると聞いていたので残念でなりません。
後日また改めてアプリを起動して、様子を伺ってみますが……(遊べたら追記します)

「Life gallery」「cat museum」
多少プレイした程度ですが、とにかくおすすめします。薄幸な短髪の少年が好きなら、両方ともやった方がいいです。G要素は「vaio hazard」シリーズがいけるならできます。
パズル要素は多分にあります。どちらかというと、普段から脱出ゲームを遊んでいる人の方が楽しめる気がします。

ヘッダー画像は私が指定図をほぼ見ずに作って「廃棄するしかない」と判断されたお魚さんです。可哀想なことをしました。

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