上司の字が達筆過ぎて読めない
上司の字が達筆過ぎて読めない。
しかし本人はそれを、他人より良い意味で突出したスキルだと思っており、直す気がない。
というのも、その上司、仕事が大変に出来ない。本人もそれには薄々気付いているからなのか、達筆な字を書き続けて、どうにか人より優れた能力が俺にもあると誇示している。
そんな上司と私の勤める食品工場は、年に何度か工場点検なるものがあり、外部から検査員が入ってきて、適切に製造が行われているかをチェックする。それは減点方式で行われるらしく、適切でない部分が見付かると、その重要度によって1点とか3点とか減点される。
数年前の工場点検にて、その上司の達筆過ぎる字で書いた年月日が読めない。と指摘を受けたことがあった、幸いにも減点はされなかったが、社員一同冷や汗をかいたものだ。しかもそれ、工場点検前に行う、社員による工場点検前点検みたいなもので、年月日が読めないから書き直して。と指摘されていたものだった。
まぁこのエピソードで、その上司の仕事が出来ないぶりが、お分かりいただけたと思う。
そしてその上司は今日も、そして、これから先、未来永劫、達筆な字を書き続け「これって何てかいてあるの?」と周りの人達の頭を悩ませ続けるのである。
嗚呼、早くパソコンで入力するようにしてくれ~社長。
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