アダルト版ハルサメとナッツ 27 火星の野望4

アダルト版ハルサメとナッツ 27 火星の野望4
2024/05/08校正更新
2023/05/16校正しました。
2023/05/09校正しました。

毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写を多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪
なお現実と烈しく乖離している部分が多いですよ。
ちなみに今回は(も?)著名ビデオゲーム及びアニメやマンガからの多大なパクリが生じています、その作品に関する解釈で極端な誤解が生じている可能性がある事をお断りしておきます。(ファンブックとか読まない人なので)

登場人物紹介、いっくよ~!

ただしこれらは第3惑星編での設定であり第4惑星編に関してはその限りではないことを断っておきたい。

まずは1番最初に、咲ちゃん、こと岡浜咲ちゃん、彼女のスペックは見た目身長160cmくらい体重不明なものの、やや細めな割に胸の発育は良くGカップ以上ウエストのくびれやマンゴーの完熟度もナッツに引けを取らず男を狂わせるタイプと言えよう。
肩にかかるくらいのきつめにウェイブがかかった茶髪が特徴で大きな目の大部分を占めてる眼球は純白な中に緑色の瞳が美しい。
月28日誕生日の彼女はもうすぐ13才ということになる。時々瞳の色が赤色や黄色、紫に変わりことがあるが今のとこと特に恐ろしいことは起きていないので良しとしよう。

はい、次は私の悪友、じゃない親友のナッツこと夏野明美、彼女も咲ちゃんと同じく中学1年生だが誕生日が確か3月だった気がするだから今年いっぱいは12才のままだろう。
彼女に関してはスペック詐欺と言っても過言じゃないと思う。
黒髪のロングストレートヘアには違いがないのだがその長さは胸元あたりから腰まで自由自在に変えられる。
顔はどこかおっとりとした母性を感じさせるおっとり美少女だが時折り妖艶な美女に変わり、男を誘惑の眼差しで見つめる。
身長はデフォルトで165cmであるものの実際には145~175cmまで自在に変えられるらしい。戸籍上は12才の現時点では中学1年生ということになっているが脱ぐとやばいタイプで私はてっきりDカップ程度と予想していたが実際にはHカップ以上はあるらしくて、くびれたウエスト以上にピンク色に完熟したとても柔らかいマンゴーとさっき言った通り時折見せる妖艶な美貌、それらは12才とは思えない大人の色香を何如なく発揮してそれを見た男どもを性欲のアリ地獄に引きずり込むだろう。
彼女のニックネーム、ナッツは彼女の口がナッツ類しか受け付けられないことにある、ピーナッツ、マカデミアナッツ、ジャイアントコーン、アーモンドなど、とにかくその手の食い物しか受け付けない。
彼女は7大欲求に関する悪魔らしいが私なんかよりもはるかに長いキャリアを持つ長寿な高等悪魔であるらしい。少なくとも一つの恒星系文明が生まれてから滅亡するまでを見とってきたらしい。

次は私、私の属性は人類、いわば人間などではなく淫魔と呼ばれる、まあ最下層のエロスに特化した悪魔である。
世の中の人間たち男女のエッチな行為やすけべな夢想などから快楽や愛液、精液などの甘い果実を横取り、いや、少しずつ分けてもらいながら棲息しているというとても強欲な、じゃないつましい悪魔だ。
ちなみに私の人間形態での見た目は一応戸籍上は中学1年生12才でありながら身長140cm未満Bカップというお子ちゃま体質である。ちなみに誕生日はナッツよりも2ヶ月早い1月の29日ということになっている、

名前は波瑠沙芽と書いてはるさとみと読む。
肩にかかる程度の春雨のような透き通った白髪が特徴でこれも私のニックネーム春雨の由来になっている。
だが私自身自慢すべきものがひとつだけある、桃色に輝き、男たちの松茸にとってはとろけ落ちるように柔らかな黄金のマンゴーだ。

佐原詩織 私の産みの母親であり親友。
しかし私自身は火星人女性クローンと崖理事長の間に出来た受精卵を借り腹として詩織の子宮に強制的に受胎させられて産まされているので血縁は全くないはずだった。
しかし私も彼女も本当親子以上の絆を感じているはず。

波瑠幸恵 崖理事長のが運営するカルト教団の信者である榊雄二の孫娘で雄二の性奴隷にされる。
彼女の母親は幸恵と共にもうひとりの双子の姉妹を産むが彼女達の目の前で崖理事長の命令で彼女達を出産直後に強姦された挙句、崖理事長に八つ裂きにされ頭蓋骨も砕かれ惨殺される。
ちなみに彼女、つまり幸恵の祖父母も同様に惨殺されてその時のトラウマが潜在意識下に残されていて崖理事長には逆らえず詩織殺害計画や政治的な陰謀策略に利用される。

葉類亜希は私より1学年上のここの病院の一人娘であり常に肩まで伸ばした黒髪をボサボサにして顔はもちろん全体の肌がカサカサという美少女からは程遠い存在だ。ただし色々と変装というか変態は得意中の得意らしい。
きっと今までも大勢の男たちを騙して来たのだろう。

奈津菜摘 読みは『なつ なつみ』で良い、どうだバンズの代わりにレタスで挟んだヘルシーバーガーを思い出しただろう。〇〇V〇〇パーカーを着たJSだった〇〇鬼を思い出したって?そんなモノ思い出さなくても良い(思い出すなとは言っていない)
年齢は育ち盛りの12才、中学1年生になったばかり初潮は5年ほど前に来たが生理自体は安定してはいない。東北の海辺に近い中学校に通っている。
身長も体重もスリーサイズも人並だと思っている。
ただし義兄の啓斗がよくいきなり背後から忍び寄ってきて胸を揉むと言うセクハラ行為を働くのでバストに関しては大きい方かもしれない。

父は布由彦、40、過ぎのオヤジ、ここは重要じゃないから覚えなくって良い。
母は有紀江、息子の啓斗、これでけいとと読むんだから笑っちゃうよね。年は16才。高校2年

そして前回からどこかで聞き覚えのぼあるキャラクター名が数人か登場しているがほとんど端役なので気にしないで欲しい。
フルネームは夏乃花奈、又はカナ すべての物質をエネルギー還すことが出来るというとんでもない能力の持ち主だ。
その気になれば日本列島はおろか地球さえも灰にしてしまいかねない。
もうひとりは秋種加世、又はカヨ 年齢は不詳だ。
おっといけない、またしてもスター、じゃなかった、星紫亜さんの存在を忘れていたよ、水星生まれの水星育ち、半導体生物が進化し過ぎちゃった末に中二病をこじらせてA級淫魔処刑執行人になったと言う実体を持たない化け物だ。
映像化した時の見た目は15~16才くらいの発育の良い娘、結構な美少女と言いたいが赤い癖毛のたぬき顔、あう!痛い、痛いから頭グリグリしないでください。

そして火星人関連に関して、彼女たちほぼ全員に妖魔が取り憑いていて契約を結んでいるが地球人を含めて異性と交配を進めていくうちに超妖魔、超弩級妖魔として新たに生まれた子供が男女を問わずに進化してゆきその宿主自身も恐るべき進化を遂げる点にある。
ちなみにどちらも二次性徴迎えた宿主と契約が可能で相乗効果でとんでもない化け物になるらしい。くわばわくわばらである。

そして

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ここから本編始めるよ〜!

「第3惑星の人間は第4惑星に運河があるって本気で信じているらしいけど、バカだね、アレはこの星がかつてのプレート移動の名残、もうこの星は住民と妖魔やそれがさらに進化した獣鬼に何度も灼き尽くされてマントル層も枯渇しているのを知らないんだ」
「あ“〜!い、い、いやぁ〜!」
我ながらはしたない声を出してしまった。
だって、この美少女ときたらいきなり予告もなしに私の股間のワレメちゃんに触って来るんだもん。
「ふうーん、ずいぶん良いところに半導体カード差し込んでいるんだね、しかも8人分も」
彼女はそう言うとまた私のワレメちゃんに触れてきた。
「あ“〜!いやぁぁ〜‼︎」
再び叫んでしまい私の股間はびしょ濡れになっていた。
「ごめん、あなた過敏症なんだね、エッチなこと考えすぎだぉ〜」
私はその時の彼女の語尾に違和感を感じるべきだったかもしれない。
「じゃあ、あたしも差し込んでみるかな?」
彼女は私のお尻のすぐ後ろでモゾモゾし出していた。
「い、いや、いやぁぁ〜‼︎」
私がそう叫んだ時彼女は『クスクス』と笑い出した。
「あたしがあたしのワレメちゃんに差し込んだだけなのにどうしてあなたは喘ぎ声を出すの?」
と意味不明な事を言い出した。
「ふーん、お尻のワレメちゃんも感じちゃうんだ、じゃあコレはどうかな?」
そう言って彼女が心の中で叫んで始めたのは『必技!自家発電!』だった。
「あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜!」
大声で喘ぎ声を撒き散らしながら最深深度を通るハイウェイをひた走る私と美少女は無事にヨネスケ合衆国のオールウェイに無事にたどり着けるだろうか?

しかしながらそれにしても最深深度を走るハイウエイほどつまらんものはないんじゃないか?
延々と続く地下トンネルだよ?
あ、また私の後ろにしがみついている美少女が自家発電を始め出した。
「あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜!」
騒がしいのは別に構わないんだけどその振動が私にも伝わってきてそれが私の下垂体をめっちゃ刺激してそっち系のホルモンをどばー!と噴射していわゆる愛液とか色々なおりものがどばー!と噴射してはっきり言ってあたしの股間はもちろんつま先までびしょ濡れなんですよ。
「は〜、私、オールウェイに着くまでに脱水状態で死亡するかも」
マジで言ったが後ろにしがみついている美少女に笑われてしまっていた。
「そんで死ぬんならAV女優の放尿プレイ撮影じゃ死者続出よ」ってそれがどんなものかはよく知らないけど水とかたらふく飲まされる拷問なんじゃないかな?
「違います」
と背中の美少女、どうやら美しいのは見た目だけ性格の方はかなりゲスいらしい。
「ところでオールウェイまで後どれくらいかかるの?」と聞くとその美少女は「5時間はかかるんじゃないの?」と答えた。 
しかしいつまでも美少女、美少女じゃ呼びにくいし喋りかける時も相手をつけ上がらせるだけのような気がして癪(しゃく)だった。
「そろそろお互いの名前を名乗り合っても良いんじゃない?」と私がいうと「人に名前を聞くときは自分の方から先に名乗るのが常識じゃないですか?」としごく当たり前な返しをされた。
「ん〜まあそれなんんだけど」適当に誤魔化そうとしたが逃げられそうもなかった。
まあこの際だ適当な偽名で誤魔化そうと「ダイモス」といった。
「どっかのロボットアニメの主役みたいでかっこいい名前だろう!」
と私はイキっていたがすぐにそいつにドン引きされていた。
「あなたにはフォボスの方がお似合いかと思いますが」
「おい、私の顔が歪(いびつ)だとでも言いたいのか」
「違いますか?」と美少女。
なんて失礼なやつだ。
それから急に私にしがみつく力が強くなったような気がする。
「どうかしたの?」と私。
「この先あと5分くらいの場所にトンネルを地底から地上までつらぬく巨大な穴がある、そこから地上に向けて表列な上昇風が吹き荒れているから巻き上げられないように気をつけて、しかも時折地下奥深くからマントルが噴き出ししている、巻き込まれたら一瞬にしてあたしたちは灰よ!」
いきなり怯え出したかと思えばそれかよ、と思った、けどマントル嬢に身も心も焼き尽くされるなんて最高じゃない?と思ってしまった。
「あ、あんたどこのオヤジよ!」
案の定いきなり罵倒(ばとう)された。
しかし『マントル嬢』って一体何者だ?一瞬、私の脳裏に『真っ赤に燃えたドロドロ状の溶岩が意識を持って男を誘惑して身も心も焼き尽くす、そんな修羅場がおぼろげながら浮かんできた
「なわけないでしょ!」
「清々しいまでのツッコミありがとうございます」
というのはいいんだけど・・・。
「あのマントルのトルネードどうやって突き抜ける気よ?」
と私。
「気合と根性」
美少女は言ったがそんな少年マンガじゃあるまいし、それで突き抜けられたら第5惑星だって崩壊しないっつうの。
「それはいいんだけどそろそろ名前、教えてくれない?」
私は背中にびっしり張り付いている美少女にさっきから再三訊ねて(たずねて)いるのだがそれに対する答えはない。
「そういえば昔のゲームとかでいきなり火山が噴火を始めたりウネウネした宇宙生物が出てくるやつがあったよな」
ってそんな事言っている間にそのトルネードすぐ目の前じゃん!
突然、熱風が地下深くから噴き上げたかと思ったら竜巻のようなマントルの渦が巻き上がってそれが収まったらしばらく静かになってまた熱風が、って昔遊んだグラディウスの要領でやれば簡単に切り抜けられない?楽勝だよね、だよね?
私はその穴の手前でエアバイクのスピードを殺してタイミングを合わせることにした。
今熱風が吹き上がった。それに巻き込まれたら焼失どころかどこに飛ばされるかわからない。
次はマントルのトルネードだ、これにも巻き込まれたら一瞬にして火葬状態でしょ!
それが収まるまでしばらく我慢だ。
それまでエンジンを全開にして逆噴射も併用して速度を抑える、私の股間からがまん汁があふれる!
なに?それはオスが出すものだって?細かいことは気にするな!
マントルのトルネードは収まった『ヨシ!イクゾウ!』、私は逆噴射を止めて推進ノズルを全開にした。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎あつい!あ“〜!あ“〜!あ“〜!焼けるぅ!」私はは大声で叫びながらなんとかその巨大な縦穴を抜けることが出来たって.....
「おいコラ、美少女、まだ目の前の同様な大きさの縦穴いっぱいあるじゃねえか?」
しかもその間には上から時々火山弾を撒き散らす逆さ富士って、その上歩行型砲台が上下を歩きながら砲弾ばらまいていやがる。
「どこのシューティングゲームだよぉ〜!」
思わず大声で叫んでしまっていた。
「うーん、でもまだ『TATSUJIN』とか『魔法大作戦』よりはマシなんじゃないかなぁ」
美少女はケロリと言ったが私はそんなもの知らんわ!そんなことよりもこの危機的状態をなんとかしてくれ〜!と思った。

必死こいてそんな修羅場をくぐり抜けた私だがまだ一抹の不安が残る。
「まさかと思うけど、トンネルいっぱいの大きさの宇宙戦艦とかが極太レーザーを何本も同時に撃ってきたり、クネクネした触手持った奴が大量に弾をばら撒いてくるとか、モアイが口から輪っかレーザー光線を撃って来るなんてことはないよね?」
一応念のためにきいておいた。
「あ〜そんなことはないから安心して、ただ巨大なカーニバル系女が大股広げて襲ってくるとかならあるかもだけど」
「冗談はもうやめて〜!」

「次のジャンクションで側道に入って分岐を左に、それから本線に合流したらもう少しの辛抱よ」
後ろから抱きついている美少女がクスクス笑いながら言ったがもうそれだけで不安しかない。
「まさかと思うけど私たち不法侵略者扱いでスペースハリアーみたいなことやらされるんじゃないでしょうね?」
私が恐る恐る言うと美少女の奴は嬉しそうに「ピンポーン」と言いやがった。

「ジッポレディ!」
そのアナウンスがトンネル内に響いたと思ったと同時に次々とモビルアーマーが手にしたビーム砲をぶっ放しながら次々と襲ってきやがった。そいつらとそいつらが撃つビームを交わしながら進むのは困難を極めた。
ライトニングⅡそっくりの戦闘機が弾をばら撒きながら飛んできて速攻で後退してゆく。
「悪い夢なら覚めてくれ」そう思いながらほっぺたをつねったがただ単にめっちゃ痛かっただけだった。
「まさかと思うけど二股ドラゴンとかが襲ってこないよね」
「ピンポーン」とこれまた嬉しそうに美少女、いい加減にしないとお前の名前は瀬賀にするぞ!
【幻視に惑わされたらダメだぉ】
聞き覚えのある声が聞こえたと同時に何故か美少女が『チッ!』と舌打ちをしたのが聞こえたような気がした。
「まあ構わないんだけど私は今自分が何者かさえわからないんだ、逃げたりなんかしないから入国管理局の牢屋に放り込むなり好きなようにして」
私はそう言いながら自分の割れ目ちゃんに挟んであった集積回路を組み込んだ電子カードをシコシコとスライドさせて自家発電をした。
「なるほどね、8枚とも全部ジッポに送り込んで戻ってこない工作員が持っていたカードだったとは、白状しなさい、あの子達はどうしたの?突然生態反応が消えたんだけど」
美少女にきかれたが答えようがなかった。
「私たちは地下を延々と続く廊下の中の一室で延々と獣たちに陵辱され続けていた、あるものは長くて太い爪で肋骨(あばらぼね)ごと肺や心臓を抉り出されて喰らわれていた、そしてあるものは陵辱されながら腕を食われていた」
「その中に8人の男性はいたの?」
「それがさっぱりわからない、自分のことで精一杯だったから、そこで目も眩むような大爆発が起きて周囲が灼熱で溶かされたような巨大なドーム状の空洞が出来ていてそれから・・・・・・」
しばらくの間私の思考は停止してしまっていたそこから先どうなったか思い出せない。「ちょっと美少女ちゃん、何か武器になるもの持っていない?」
私は背中に縛りついている美少女にきいた。
「そんなものあるわけないじゃない、今度は顔だけの岩にたくさん囲まれた炎のようかいでもおそってくるの?戦闘ヘリコプターが一列になって襲ってくるとでも言う気?幻視ならもう解いたはずだけど」
やっぱりマントルのトルネードあたりから幻視が見せた幻だったようだ。
「しかし目の前に立ち塞がってているそいつは・・・エアカーやエアバイクを片っ端から襲って乗っていた若い女性や少女たちをつ次々と襲って陵辱しながら剛毛の生えた陰茎でつらぬいて犯しながらその肉体の血と肉を喰らっているあいつら獣たち」
そいつらは少なくとも20匹以上はいた。
「あんたは自分の祖国に何年振りに帰る?」
私は美少女にきいた。
「祖国?私に祖国なんてあったかしら?」
彼女はその時になってようやく信じられないものを見たような表情をしていた。
「あいつらは何者なの?」
彼女のその問いに対して私は答えた。
「かつてより『地神』なる神々がこの星に降臨してこの星の国々の住民を陰ながらサポートし続けた。しかしある年月からこの国の住民、いや支配者を操り獣の姿に変えて少女たちを襲い輪姦をして自分達のごく小さな種子を彼女たちの子宮内に大量に打ち込んだ、その種子は彼女たちの子宮内膜に張り巡らせた血管を破り浸透して身体中の血管を循環して彼女たちの肉体的な構造を変えながらやがて脳髄に達して彼女たちのニューロン同士をつなぐシナプスの組み合わせを変えて様々な能力を与える代わりに彼女たちから自我を奪い取った」
「急になにを言い出したの?気でも狂った?」
美少女は戸惑うように私に言った。
「あなたは自分が誰かで、そして何故あそこにいたのか覚えている?」
私はきいてみた。彼女は答えられなかった。
私は彼女の背骨に自分の左手の人差し指を、仕込んで失礼とは思ったが彼女に取り憑いているはずの妖魔の記録を読み込んでいた。

「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
美少女は暴れ出して私の右腕を喰らって笑いながら両目から涙を溢れさせていた。
「あなたはどこかの国の和平親善大使のひとりだった、本来なら他の国の大統領と和平親善大使の間で肉体関係を持つことは御法度だったはず、それがヨネスケ合衆国濃姫副大統領は怪しげな能力を使い和平親善大使を次々と操って彼女たちの寝室に侵入して陵辱のかぎりを尽くした」
私がそう言うと彼女、美少女は首を激しく横に減って否定した。
「だけどあなたの中には抑えきれない衝動が湧き上がっているはず『若い女や子供の柔らかい血と肉汁が滴り落ちる肉を喰らいたい、そうしながら男につらぬかれて精液を大量に膣の中を通して子宮にどんどん新鮮な種子と人造精子を撃ち込んでほしい」
「そうしてあなたは大統領だけでなく他の男とも次々と関係を持った、その間にその男の本来の彼女を襲い血と肉を食らいながらね」
私が言っている間も彼女は私の左胸から右臍までを引っ掻いて砕けたろっ骨と共に飛び散った破れて引きちぎられた肺や心臓を喰らっていた。彼女の脳はすでに獣鬼に完全に支配されているようだ。
「いつから気がついたのよ」
彼女は私の胎や胃腸、肝臓などのはらわたを食らいながら言った。
「私がエアバイクにまたがって後ろから抱きついてきた時、とても獣臭い匂いと同時に生肉を食べてきた匂いがした」
「ふん、なんとでもおっしゃい、あたしはあんたの首から下を喰らい尽くす、喰らいながら脳髄に対しては種子を送り込み脳髄の細胞そのものを進化させる、そしたら強制的に肉体再生を行わさせる、脳髄は酸素も栄養素も不要な不死身の生命体となってそれ単独でも生きて行けるようになりさらに独自の進化をし始める、そしてそれは瞬時に全身の肉体を再生させて生き返らせる、そしてあたしはその肉を喰らい、脳髄をさらに進化させる、それを繰り返していくうちにあんたはあんたでなくなる、血管を通して脳髄に種子が送り込まれてそこで孵化した微生物があんたの脳髄のニューロン同士をつなぐシナプスを次々と分断して新たなシナプスのつながりを形成する、その時あんたはとんでもない化け物のような能力を手に入れる代わりに自我を喪失して我らの奴隷(どれい)となる」
彼女はそう言いながら心の底では笑っているのか泣いているのかわからなかった。
ただそんな頃には彼女は私の首から下をほとんどくらい尽くしていた。
「あんた はまた再生するよ、今度は割れ目ちゃんの周りから食べ尽くそうかね」
彼女はそう言ったが私はそんな彼女に激痛に耐えながら顔を歪めて言った。
「どこから食べてもあなたの自由だけどどうせなら頭の先から食い尽くしてほしいかな」
「その手になんか乗るものですか、そんなことをしたらあんたの脳はリセットされてしまう」
やれやれだ。
人間不信もここまでくると表彰ものだ。
どのみち私の脳髄はリセットがかけられて元に戻ってしまうそれが私たち星系の・・・何だっけ?
さてこのバカ姫を納得させるにはどこから話したら良いものか?

「あなたの知っている第4惑星地球の認識がどうなっているのかは知りませんが私が仲間と調べた限りではこれが答えでした」
私はそう言って美少女の半導体カードに大雑把な近代化性歴史の年表を送っていた。

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地歴元年 この星に【地神】が第5惑星から降臨してそれまでバラバラだった言語や文化、思念を統一した。
それ以前の歴史は全て地歴前と年数で表記する。
ちなみに地歴前の第4惑星『地球』は今の第3惑星と同じく緑の森林と青い広大な海に包まれた美しい星だった。
[それ以前から同様な精神エネルギー帯は存在して住民たちが子を産むたびに引き継がれ古い精神エネルギー体は古い命の灯火が消えると同時に(要は死を受け入れること)消滅していた、そして新たに生まれた子どもたちによってその精神エネルギー体は彼ら彼女らの中で育ち、やがて年老いその命と共に消え去っていった]

[しかし彼ら【地神】はそれと立場を入れ替わるために我こそは【神】であり【地神】であると名乗り『豊かな未来と永遠の魂の継続を約束して旧来から存在した精神エネルギー体を【妖魔】と決めつけ邪悪なものとして歴史から葬り去った]

地歴225年 鉄やガラスを使用した工業製品と太陽光を利用した発電所が各地に建築され出した。(ただし太陽光発電は太陽からの距離が遠く離れているためあまり期待されていなかった。それでもさらに太陽から遠く離れていた第5惑星よりははるかにマシと言えたが)

地歴358年 工業科学はますます発展して燃料(エネルギー)不足に突き当たる、第5惑星の地下深くに大量に眠っていた化石燃料がここ第4惑星地球ではほとんど発掘されずにすぐに底をつきはじめていた。それは恐竜やシダ植物が繁殖したジュラ紀がかなり短期間で終息して化石燃料自体の埋蔵量が元々少なかったせいもあったかもしれない。

地歴375年 第5惑星より代替えエネルギーとして核反応炉による発電システムの供与が始まった。幸にして天然ウラニウムは地下に豊富に含有されていたため太陽光発電や水力発電からの移行はスムーズに行われた。

地歴557年375日 第5惑星が謎の崩壊をした。(爆発との説もあり)

地歴567年467日 数十個の第5惑星だったカケラが次々と地上に落下して各地に甚大な被害をもたらした。
特にそのうちの比較的大きめの25個が狙いすましたように大都会に集中して落下、約5ヶ国20の都市が壊滅して、それによって各国の勢力バランスが大きく変わった。

【表向きの歴史とは別にこれはこの第4惑星地球の覇権(はけん)を得るための軍事行動であり侵略戦争だったのではないのか?と言う疑念が一部の識者の間で議論が交わされたが彼らは次々と謎の不審死を遂げる。地歴567年467日地球における初の真の意味での第一次世界全面戦争だった。それを隠蔽するためにジポンはさまざまな国に対して巨額のバラマキ政策を推し進めて、国民の生活を極度な貧困に追い込んだが何故か国民もマスメディアも何も反発さえしなかった。】

地歴569年 その頃から地下深くに無限に埋蔵されていたと思われていた天然ウラニウムだったが後数十年で底をつくことが判明、使用済みのウラン燃料を再加工することによってプルトニウムなどに再加工する方法も考えられた。
当初は永久に資源を活用出来る理想的なエネルギー源になると期待された。
しかしながら現実はそんなに甘くなかった。その際加工の際に莫大なエネルギーを必要と知ることが暴露されて、その上に放射性汚染物質が大量に発生するためほとんどの国が撤退する中、ジポンのみがこだわって開発を続けて経済的に打撃を受ける、もちろんこだわった理由はその国ジポンがエネルギー資源をほとんど持たないという事もあったがその国の政治家や経済界はもちろん科学者でさえその幻想にしがみつく脳筋が多かったのがこの国の悲劇の始まりだった。まあ『カミカゼ』というワードを真面目に信じ込むこの国特有の宗教概念があったのは否めないが、それが次第に『地神』に良からぬ影響を与えたのは想定外だったと言える。

その頃から各地で核融合原子炉、又は複合型原子炉を使った原子力発電所がどこからともなく発明され、次々と各国が競争して開発稼働を始める。皮肉なことにジポンはその波に乗り遅れてしまった。
その遅れを取り戻そうとジポンは開発を無茶なペースで押し進めていた。
それが地歴575年大規模な核融合原子力発電所の事故につながるのはいうまでもない。

地歴575年大規模な核融合原子力発電所の事故が起きるが原因などは公表されないまま再稼働は押し進められた。【地神】がすべての国の国家権力者などを操って事件の事実を隠蔽したと思われる。
しかも物的証拠や証人らが次々と始末されて実証に至らずそれは闇に葬られた(ほうむられた)。

その頃から世界最大勢力となったヨネスケとローレンス、そしてチャイコの冷戦時代が始まりる。
そしてその陰でそれら3大軍事大国によって核融合爆弾やそれらを弾頭に装着可能なICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発が進められる。

地歴646年 第一次世界大戦が勃発
     (実際には第二次世界大戦が勃発)

地歴703年 第二次世界大戦が勃発
     (実際には第三次世界大戦が勃発)
       ↑
       今ココ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?

それを見せている間に美少女は私の3杯目のおかわりをしていた。
「そこで何か疑問に思ったことはありませんか?」
「別に・・・」
私の問いに彼女はあっさりと答えた。
仕方がない、疑問に感じないのならこっちから聞くまでだ。
「ひとつ、この星の真の支配者は誰か?」
「ふたつ、隕石の落下は単なる事故か?それともどこかの国による軍事攻撃か?もしそうだとしたらその目的は?」
「みっつ、地歴575年に起きた大規模な核融合原子力発電所の事故は本当に純粋な事故だと言えるのか?事故なら何故徹底した原因究明が行われていないのか?事故ならば何故犠牲者の命を1人でも救おうとはしなかったのか?」
「よっつ、第一次世界大戦(実際には第二次世界大戦)は何故勃発したのか?最初に仕掛けたのはどこの国か?」
「いつつ、第二次世界大戦(実際には第三次世界大戦)は何故勃発したのか?今回も最初に仕掛けたのはどこの国か?」
私は一気に五つの疑問を彼女に投げかけた。
「そんなの決まっているじゃない、この星を支配しているのは・・・・・」
彼女はどうやら返答に詰まったようだ。
「ヨネスケ合衆国のドナルゾ・タロット大統領ですか?」
私はあえて彼女にミスリードを仕掛けてみた。
もちろん今のヨネスケ合衆国の大統領は先回の選挙で敗北しており、今の大統領はミッス・ウメダと言うやせたおじいさんだ。
あくまでも表向きの話だったが。
しかしどちらにしても中身は変わらない。
あの獣たちに種子を打ち込まれた女性(獣姫)を抱いて射精間際に種子を精巣に打ち込まれたうつけものにはなんら変わらない。
うつけもの(撃つ獣)とはよくマトを得た例えだと思う。
若くて美人な女性を権力と力づくで犯して手籠(てごめ)にしたと思っていたら実は身体(精巣や精嚢(せいのう)及び前立腺を弄(いじ)られた上に脳髄のニューロン同士をつなぐシナプスをつなぎかえられて、まったくの別人にされていることに本人でさえ気づかないのだからおめでたいとしか言いようがない。
しかし彼女の答えは予想の斜め上をいく答えが返ってきた。
「そんなの決まっているじゃない「ニクソバ大統領よ!」
うん、きいた私が馬鹿だった。
そういえば彼女もまた子宮と脳にたんまりと獣鬼の種子と人造精子を撃ち込まれた犠牲者だと言うことを忘れていた。
ただ獣鬼によるこの星の支配がどんな影響をもたらしてきたのか当時の第4惑星地球人も現在の第4惑星地球人もわかってはいなかったと思う。
ただひとつだけわかっているのは『この星で起きたすべての悪いことは【妖魔】のせいにされてきたと言うことだ。
【地神】はあくまでも崇高な尊ぶべき神であり彼らが自在に操っている【獣鬼】と言う存在であり、悪事を働くのは【妖魔】だとされていた。
一部大国の大統領や書記長を操り大事な親善大使の少女を強姦して、惨殺をして、ICBMを各国に乱射して、大戦のきっかけを作ったのも【妖魔】のせいにされたし、地下シェルターに電子や中性子の嵐を降らせて浅い層のシェルター住民を皆殺しにして、食糧用の家畜や農作物を培養する際にも同様なことをして、細胞内の水分を沸騰させて、細胞膜の破裂を目論んだのもすぐそばにいた研究員らの犯行だった。
もちろん人間の女性及び男性クローンを培養して育てるときに生じた肉体破裂も言うまでもない。
ただし彼らにはどうしても入り込めない領域があった。
『美少女コレクションエリア』、ここには人は入り込めず完全に外から隔離されたセキュリティの高いスタンドアローンなコンピューターが培養化から彼女たちの教育までの全てを仕切っていた。

そこで彼らは国の上層部らを操ってルールを変えさせた。
女性と男性の役割を完全に分担させる法案を提出した。
男性は工場や軍で働き、外でいくらでも少女に対して種づけを許される法律を作った。
これによって少なくとも本来なら手が出せなかった『美少女コレクションエリア』の少女に対しても種子を持った獣鬼に支配されている男が陵辱して犯して種子をその胎内に打ち込むことが可能となった。
もちろん『美少女コレクションエリア』の美少女に誘惑されたとなればどんな堅物政治家や学者でも心を許して惑わされてしまうだろう。
獣鬼たちの狙いはそこにあった。
彼女たちと性的交渉を行った彼ら政治家や言論者の精巣や精嚢などに獣鬼の種子を撃ち込まれてやがてそれは脳髄も侵食してニューロン同志のシナプスのつながりも大きく換えられてしまう。
例えば護憲派の平和主義者が改憲派の軍国主義者に変わってしまうように。

そして『地歴前100年』あたりから彼ら第5惑星のかつての住民が最深深層地下深くにシェルターを作りそこでハイウェイを作り各国の政府を獣鬼の種子を使って操っていた。
それは最初のうちは単純に意中の人物をコントロールするために第5惑星の人間が考えた技術だった。
それが彼らの言うところの【地神】だったが世代を重ねてゆくうちに人間の欲望がその種子に対して上書きされていっていることに彼らは気が付かなかった。
彼らは最初のうちは平穏に最深深層地下シェルターに住んで研究をしているだけだったがやがてたまたま訪れた『美少女コレクションエリア』の美少女に手を出すようになった。
彼女たちを陵辱して犯して散々種子を撃ち込んで狂わせた挙句とんでもない実験を始め出した。

『それがあなたが今強く感じている飢餓感、[とにかく若くて柔らかい少女の地と肉汁の滴り落ちる肉を喰らいたい]と言う衝動だよ』
私はそう言いながら私は7杯目のおかわりの左手を彼女の口の前に差し出していた。
「こんなことあたしにさせてあなたは何を言いたいの!いっその事、人食いのケダモノと呼ばれた方がスッキリするわ!」
美少女はそう言いながらも私の左腕の肉を喰らい始めていた。

『そしてもうひとつ、各国の支配者、いや第5惑星から来た【地神】の布教者たちは重大なウソをついていた、女性クローンが男性と性的交渉、とは言っても法律上の話で実際にはほとんど強姦や輪姦による受精なんだけど[この世界ではこの方法では男しか生まれない]と言う説は根拠のない全くの出鱈目(でたらめ)だった。
「ひょうおそえはどういうおお」と美少女。
いや、食べるかしゃべるかどっちかにして?
『半数は確実に女の子は生まれていた、ただそれらはすべて食用に回されていた、ただそれだけのことなのよ、それをどこ国の政府も、いいえ、獣鬼たちは政治家たちを操りひた隠しにしていた』
美少女は私の右腕から口を離すとしばらく考え込んでいた。そしてボソリと言った。
『あたし、今何をしているんだろうか?』
どうやら彼女を支配していた種子が崩壊を始めて私の血と肉を喰らうことで獣の種子によって切断されていたシノプシスが別の場所に同様な機能を持つ回路を形成し始めたらしい。
『あたしは、いいえ、私の名はスフィア』
彼女は確かにそう言った。
確かにこの美少女はそう言ったのだ。
『どう?少しは頭の方は少しはスッキリしてきたかな?』

あの最初の作戦ではスフィアもカユも惨殺されていた。
椎の願望達成能力で過去の第4惑星に飛ばしたのだが彼女、恵萌の時間移動能力と崖理事長の願望達成能力が1枚も2枚も上手だったということだ。
シルバーのヤケクソ転送で大震災直後の浜辺に打ち上げられ、そこに居合わせた観萌と遭遇してふたりの蘇生を図ったが『頭の中で獣物が暴れている』や『私が私じゃなくなる、誰かお願いわたしをとめてぇ!』と意味不明の叫び声を残して2人とも細胞が崩れるようにして消え去っていった。
自壊プログラムでも組んであったかと思ったほどだった。

2回目の作戦では彼女たちの命は守れたもののいつの間にか激しい陵辱を受けたあとでふたりは互いの肉を喰らいあっていた。結局両国は対立して上位同盟国を巻き込んでの全面戦争に突入するきっかけとなった。

3回目は一見無事に解決したかに見えた。
しかしソフィアもカユも突然奇行に走り出していた。
なんと自国の政府に対してヨネスケ合衆国に向けてICBMを打ち込むように要請していた。
本来ならここで気がつくべきだったかもしれない。
妖魔とは別の怪物の存在に。
何故なら普通は例え皇太子の次女だろうが大統領の側室だろうがそんな大それた要請に応えるだろうか?
万が一軍事力が同等だったとしても双方に核融合兵器があれば第4惑星である地球崩壊の危機に陥る可能性があった。
『軍事力均衡による戦争に向かう抑止力』説には大きな落とし穴があった。
『どこの国も互いに相手を過大評価をして、時刻に関してはそれを過小評価していた』
それが止まることのない軍事力競争を生んで『一触即発』の危機を招いていた事をに彼らはまったく気が付かなかった。
そして、その軍事均衡も本当にくだらない理由で一瞬にして崩れることも彼らは気に求めていなかった。
『奇襲をかけて相手を一瞬にして壊滅させればオレ様の国が一人勝ちできるんじゃね?オレって天才だよな』
そんな頭の中が逝かれた指導者が国を制圧するだけで『軍事力均衡による戦争に向かう抑止力』説なんてものは砂の城のようにあっさりと崩れ落ちる現実から彼らは目を逸らしていたのだ。
もちろんそれはそう遠くない未来の第3惑星にも言えることだったが。

そして4回目の作戦には可奈野椎と葉類亜希が投入された。
しかしその回も努力の甲斐もなくスフィアもカユも自国にヨネスケ合衆国に対するICBMの発車を要請して第4惑星地球は火だるまになっていた
「普通は自分達が破滅する未来なんて望まないよね?でもこの星の連中はそれを望んでいるみたいだよ」
と椎が言った一言がきっかけだった。
「それってどっかの国みたいだよね」
私が言った時に誰かが言った。
「あれは去年今の小学校に5年生で転入してきた時だった私は上級生の浜岡咲の教室で重数人の男子生徒に輪姦されてそれ以来以降、毎晩獣に犯されながら身体を食らわれ種子を撃ち込まれていくたびに自分を見失っていって身籠った、そのあげくさらに淫らな性行為に耽(ふけ)った結果その子を死産させてしまった記憶がある」
それをきいた時に一同が顔を見合わせて言った。
「浜岡咲にかかわっていたのは崖信介こと織田信長と恵萌こと濃姫!」
もしも彼と彼女が第4惑星地球の過去に関わっているとしたらあの獣だって関わっているはず。
それが全員の共通した見解だった。

スフィアはもう一度自分の割れ目ちゃんに差し込んだ半導体カードの内容を確認していた。

「確かに残念ながらこの星の支配者は地球人でも妖魔でもありません、あの忌まわしき獣物、第5惑星の住民に取り憑いていた獣鬼達です、彼らは地下深くに潜伏してエサが落ちてくるのを待っていました、そしてあなたたちが見た三人のうちのひとりが私です、あとの2人が思い出せません」

『そしてふたつ目ですが軍事目的もありましたが本来の目的は自転速度の加速にありました、これも元第5惑星の住民による強いリクエストで本来の計画では今よりも1日が3/4ほどに短い自転周期になる予定でした、結果は戦争の火種になっただけでしたが』

『みっつ目ですがもちろん単純な事故ではありません、効果的な核融合を起こす実験でした、
例えば重水素爆弾とかでは重水素がヘリウムに変わるわけですがその場合重水素のごく1部しか中性子やその他放射性のエネルギーにしかなりません、その効率を少しでも高めようとしたのがあの実験と聞かされながら私はあの獣鬼たちに蹂躙されていました』

『よっつ目といつつ目ですが言うまでもないことですよ、ですが私にはなんともいえません、何故なら誰も得をしない戦争だからです』

そしてスフィアの表情は暗く沈んでいた。
「わたしは3人の従者と共に、ええ、全員男性でした、この国に来てからこの国のミッス・ウメダという大統領と面談を許されていました、最初のうちは友好的な会話をしていましたが、ある日突然私に襲いかかってきました、私は一つの部屋に逃げ込んで右手でカギをかけましたがあろうことか私の左手は自分の右手首を軽々と捻り潰すとカギを解除してドアを開けていました」

「ウメダ大統領は信じられないほど強い力でドアを私と一緒に蹴り飛ばして私のおなかを殴りつけ押し倒すと私は彼から辱め(はずかしめ)を受けていました。最初のうちは泣き叫び暴れ回ってあわ抵抗していた私でしたが大統領の太くて硬くて長いものを大事な穴にねじ込まれて腰を振られて熱くねっとりとした液体を胎内に打ち込まれていくうちにどうでも良い気分になり始め、むしろ彼の激しい突きを求めるようになっていました」

「もっと、もっと、もっと激しく熱い弾丸を私に打ち込んでちょうだい」

「私はそう叫びながらも実際には恐怖で身動きが取れなくなっていました」

「見たこともない恐ろしい獣に私はつらぬかれて熱い液体の弾丸を撃ち込まれながらその獣の長くて太い五本の指で左胸からヘソの右まであばら骨ごと私の体は引き裂かれて無惨に飛び散った内臓を喰らわれていました」

「それから両腕を喰われ両足を食べた後で私の身体を再生させてから獣は再び私を犯しながら言いました」

「貴様はもう俺様には逆らえぬこうして毎晩つらぬかれながら喰われる、運命なのだ喜べ、弱小国の下級民よ」

「悪夢の1日が終わると彼は私を医務室に運びました、そこでは3人の従者が心配げに待ってくれていました、そこで彼、いいえ獣は宣言したのです、さあこれから貴様らのお姫様を喰らい尽くすが良い」
「彼らは私を貪る(むさぼる)ように輪姦を始めました、彼らは私に熱い液体の弾丸を打ち込むたびに目が虚(うつろ)になってゆき言いました」

「それから少し経ったある日のことでした」

「スフィア様、私たちに一度暇を与えてください、国に帰って妻や愛人や大勢の美少女たちとやってやってやりまくりたいのです」

「間違っても彼らはそんなことを言い出すようなふしだらな人間ではありません、しかし私はそれを許可してしまいました、意識が朦朧としていた私はそれがどんな結果を招くか考えることもなく」

なるほどね、と私は思っていた。

それで3回目の作戦も4回目の作戦も失敗してしまったわけだ。

スフィアの国ローレンスも、カユの国のジポンもそしてチャイコ人民共和国が送ってきた和平親善大使もあのミッス・ウエダ大統領が陵辱(りょうじょく)して強姦し自分の種子と人造精子を大量に打ち込んで毎晩のように彼女たちを犯しながらその生肉を食らわされる幻視を見せて彼女たちの脳を狂わせていったということだ。

そして彼女らを彼女たちの従者たちが手をつけるように仕向けた。
彼女と交わることによって彼女の卵巣の中にあった擬似卵子を壊させて、そこから大量に飛び出した擬似精子や種子が従者の陰茎の射精口から侵入して射精菅をさかのぼり彼らの精巣や精嚢に達すると擬似精子がそれらの組織を喰らい、種子が成長してそれらに置き換わって獣鬼化させていた。
そんな彼らを祖国に帰すことによって、大統領や大臣クラスの夫人や愛人を犯して彼女たちの子宮内に種子と人造精子を撃ち込んだ。
それらは子宮内膜を食らいながら毛細血管から侵入してそんな彼女たちを獣姫に改造してスフィアやカユと同様に男と交じり合いたい衝動に駆らせた。
彼女たちは当然それらの国の要人たちを誘惑して彼女たちと性行為を行うわけだから種子を撃ち込まれて脳髄のシノプシスを繋ぎかえられた理性も知性もへったくれもない狂った政治家になってしまったわけだ。

もしもそれら狂った指導者を生み出すことに第3惑星の政治家崖信介と世界的なカルト宗教団体『地神協会』が絡んでいるとしたら何十回、いや何百回も歴史をループさせたとしても両惑星には破滅しか訪れないことになる。
崖信介はいつまで経っても戦国時代感覚で世界戦争の戦略を練っているし、恵萌は己の強欲だけで信者を集めて獣鬼を利用して洗脳していたからだ。
いや、もしかしたらふたりとも何者かに強力な洗脳を受けている可能性が高いような気がしてきた自分がいる。
同じ歴史を何度もループさせる事によって抜け出せない轍(わだち)を創ることが目的だとしたら?

「彼女たちは今どこにいる?」
私はスフィアに聞いた、とはいえそんなことを覚えているはずなどないか?と私は諦めていた
「彼女たちの居場所はおそらくはシャッフルされているはず、ローレンスの私がジポンの最深深度地下深くのシェルターに幽閉されていたようにね」
「やれやれそうなると一箇所ずつ回っていくしかないか?とりあえずヨネスケ合衆国は後回しにするべきかな」
私は深くため息をついた。
「いえ、だからこそヨネスケを先に調べる必要があると思いますが」
スフィアは言い切った。
「どうしてそう思うの?」
私はスフィアにきいた
「彼の信条は『女は使い捨ての捨て駒です、ならば自国の女性、いいえそれどころか少女や幼女に対しても同じ扱いをすると考えた方が賢明でしょう、ただし」
スフィアはそこまでいって口を閉ざした
「例の最深深層地下通路の陵辱部屋に監禁されている可能性か高そうだね」
【いやその前に目の前のあの子たちに救出の方が先でしょ】
またしても自分じゃない誰かの声が頭の中で響き渡った。
『まあどの道奴らには目をつけられちゃったみたいだしな』
私が言っている間にも私は腹に蹴りを入れられて押し倒されて剛毛で包まれた太くて立派な陰茎くんにワレメちゃんの中の膣(ちつ)さんをつらぬかれていた
「いや、いや、いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!」
泣き叫びながら剛毛の生えた大きな陰茎で膣(ちつ)をつらぬかれているスフィアの胎内には大量の精液と同時に種子をいくつも撃ち込まれ続けていた。
もうすでに彼女の目はうつろに濁り(にごり)始めてトンネルの天井をぼんやりと見ているだけだ。
私も同様だ。
激しく上体を揺さぶられながら胎内に大量の人造精子と種子を含むドロドロとした熱い精液を数発も数十発も数百発も撃ち込まれている。
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎裂けそう!」
そう叫びながらも身をよじらせている私の目の前で獣鬼が縦に真っ二つに引き裂かれてていた。
「ふにゃぁ待たせちゃってごめんねだぉ」
久々に聞くふざけた口調のしゃべり。
「あんたたち今までどこにいっていたのよ?」
私は思わず怒鳴り散らしていた。
「メンゴメンゴ、でもずっといっしょにいたよぉ」とカナ。彼女はそう言いながら私のワレメちゃんから半導体カードを1枚抜いた。
「あ、あ〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜いた〜い!」って裂けそう!っていうかこのカードさっき獣鬼に貫かれた時にバキバキに割れていたんじゃ?
「すみません、獣鬼の種子の解析に手間取っていましたとカヨ。彼女も1枚半導体カードを抜いた。
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜!」
当然だが私のワレメちゃんから大量のラブラテが勢いよく噴き出してハイウェイの路面をびしょびしょに濡らしていた。その匂いに誘われてかほとんどの獣鬼が私の周りに集結していた。
「まったく見てられなかったよ」とナッツ。
その中の3匹を業火で燃やし尽くしていた。
「なぁ〜に、近くの恒星のエネルギーをちょっと借りただけよ」っていうかナッツ太陽まで何億キロメートルなんてレベルの遠さじゃないでしょ!
「じゃああたしも1枚もらうね」
ナッツの奴も私のワレメちゃんから1枚承諾もなく半導体カードを一枚引っこ抜いていきやがった。
「い、い、いやぁ〜いやぁ!いた〜い!ずりむけそう!」
でもこのメンツじゃノーザンシティの時の二の舞になるだけじゃ。ハッキリ言って獣鬼どもがなんか言っているよ。
「じゃあこの剛毛で貴様の膣穴を削り尽くして血まみれにしてやるよ」
そいつはそう言うと真っ二つに裂けた仲間の体を突き飛ばして私の身体の上に乗せると俊速で剛毛で包まれた太くて立派な陰茎をねじ込んできた。
その頑丈な毛むくじゃらの胸板を貫いて少女の手が突然に飛び出してきた。
その手には全ての血管をブチ切られて飛び出している心臓が握られていた。それも一瞬にして破裂させられている。
「じゃあ私ももらいます」と咲。
私のワレメちゃんから半導体カードを抜きとった。
「ふん、小賢しい小娘がそれでわしら獣鬼に勝ったつもりか」
奴は笑いながら言うと少女にぶち破られた胸の穴を一瞬にして閉じて少女、咲の腕を挟みちぎっていた。
「その切り口から大量の猛毒と種子を撃ち込んでやったわ。
咲はその時から激しく痙攣を起こし始めていた、そんな彼女を獣鬼は3匹がかりで押さえ込んで膣をつらぬいて凄まじいスピードとパワーで剛毛を駆使して膣内膜を削りまくって血と肉片を結合部から外に噴き出していた。
そいつが言っている間にも別の獣鬼たちがカナやカヨ、そして私とナッツを多勢に無勢で私たちの身体を力づくで押さえ込んでつらぬいて大量の精液と一緒に無数の種子を容赦なく撃ち込んでいた。
「ふん、たわいもない」
残った獣鬼が勝ち誇ったように言った時にそいつの背後に誰かが立っているような気がした。
「ほんと他愛もない」そう言った彼女は瞳を真っ赤に染めていつものレインボーヘアを純白色に変えていた。
私たちがあぜんと見ているとその女はいけしゃあしゃあと言ってのけた。
「え?おかしい?コレが火星人のスタンダードコスチュームだって昔の漫画で読んだんだけど。
観萌さん!公然と昔の名作少女SFマンガネタのパクリ宣言はやめてください!
「それじゃあ【完パク宣言】じゃないですか!」とナッツ
私は獣鬼に999度目の精液の中出しと
種子を大量に撃ち込まれながら叫んでいた。
いや、他の5人も完全にドン引きしているし。

「でもつまんないなぁ、私を輪姦してくれる獣はいないわけ?」
観萌はさもつまらなそうに言った。
「ならばワシが相手をしよう」
やけに時代が勝った獣鬼が現れたと思えばそいつは身体の大きさが他の獣鬼の3倍以上、と言うことは剛毛で包まれた太くて立派な陰茎も3倍以上の大きさがあった。
あんなものをねじ込まれたら観萌と言えど胎盤も骨盤も粉砕されるだろう。もちろん膣の穴も引き裂かれるに違いない。
それを見て観萌はしばらく考えてから上向きに広げた右手手のひらの上に左手のゲンコツを思いっきり強く振り下ろしていた。
「あっちゃ〜!めっちゃ痛かったよ!」
彼女は大声で叫んだがそれは自業自得だと思います。
しかしあんな化け物を相手にどう戦う気なんだろうか?
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
もう1024回目の中出し射精で300億発連続して種子と人造精子を撃ち込まれながら私は本格的に意識がぼんやりとしてきた。
他の5人も同様だろう。特に腕を千切られて猛毒を注入されている咲はもっと悲惨な状態だった。
早く助けてください!
「コレならどうかしら」
思いっきりイキッタ観萌の声を聞きながら私は彼女の姿を見て絶句した。
『体の大きさが3倍になった獣鬼のさらに4倍以上になっているやん!』
と言うことは、あれ?普通の獣鬼の9倍以上の大きさはあるよね?という事は?
『天井はさっき私たちを襲った獣たちの身長の5倍以上の高さがあって』
あれれぇ?
「うぇ〜ん、頭が天井につっかえて身動きが取れないよぉ〜」
観萌はバカですか?死ぬんですか?
「わはは、愚か者が、こんなバカなリーダーを持った貴様らが哀れじゃのう」
その獣鬼は他の獣鬼に4匹がかりで巨大観萌のまたを開かせると3本の足のうち真ん中の足のみを巨大化させて真ん中の足(要するに剛毛に包まれた陰茎)を彼女のマンゴーにねじ込み膣を貫通させていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!さ、裂けるう〜!」
彼女はクソバカでかい、200デシベルを超えているんじゃないかというくらいの巨大な大声で泣き叫んでいるがコレはマジで自業自得だとしか言いようがない。
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
と爆音としか言いようのない観萌の叫び声に重なって巨大獣鬼の解き放つ射精の音が15インチ口径の大砲発射音のようにトンネル中に響き渡っていた。
『ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎ズドーン‼︎」
その凄まじいまでの爆音はトンネル全体を揺さぶり天井がそこらじゅうで落盤を起こしていた。
もちろん観萌が立ち塞がっている場所も同然に崩れ落ちてその天井の上にはさらに高くて広い空間が存在していた。
もしかしてそれを狙っていたのだろうか?
流石にそれはあり得ない。

『あなたがしおりんのむしゅめしゃんの沙芽(さとみ)しゃんでしゅか?わたしがしおりんのあねのみもりんでしゅ、よっちゅです、よろしくおねがいしましゅ』

『私はさはらみもえでしゅ、みつつかモンドでしゅがよろしこしこします』

彼女は救いようがないウマシカだった気がする

観萌は真っ直ぐに背を伸ばすと『フン‼︎」と叫んで股間に目一杯力を込めてその穴をフン縛った。『ぎゃー!』という叫び声と同時に巨大獣鬼の海綿体、がブッチ切れて根元の方からは大量の血を噴き出しながらその先っちょの方は路面に転がり落ちていた。
『ギャラクティカマグナム!』、
観萌がそう叫んで左拳をすごいスピードで突き出しただけで触れてもいないのに後ろで待ち構えていた獣鬼さんたちは全員強烈な勢いで吹っ飛んでかなり離れたところにあった行き止まりの壁に叩きつけられてぐしゃぐしゃの肉片になっていた。
「完全にパクりました」
と清々しく言った観萌さん。
だからやめてください!完パク宣言は!・・・。

それから彼女は「お前か?私の妹を陵辱したクソ野郎は」と言って私たちをつらぬいて精液を中出しして種子人造精子を胎内に撃ち込んでいた奴や私たちの体を押さえつけていたりしていた他の獣鬼さんたちも片っ端から引っこ抜いて殴って肉片に変えていった。
「ふん、ワシらには無限に与えられた『願望達成能力』がある、ワシらはコレから肉体再生と強化をして貴様など肉片に」
かすかに息をしていた獣鬼がうめくように言った。
それを聞いた観萌は残虐な笑みを浮かべて言った。
「ほー、それは誰に分けてもらった能力なのかな?今すぐ答えなければてめえを一生うじ虫の姿にできるんだはそれでもいいか?」
答えはなかった。
「堀恵萌か?それとも濃姫か?」返事はなかった。
「崖信介か?それとも織田信長か?」
観萌がそう言った途端、その獣鬼は真っ赤な炎に包まれて消失した。語るに落ちるとはこの事だ。始末したのは『願望達成能力』を奴等に与えた『織田信長』または『崖信介』だろう。

「さあさあみなちゃんお手当てをするお時間でちゅよ」
観萌がそう言った途端に全員の心に戦慄が走った。
彼女はまだ第4惑星年齢では多分7才(第3惑星では13才)、医師の資格なんて持っているはずがない、しかも趣味は生きた高等動物(つまり生きた人間?)の解剖だとも聞く。

恐ろしい悪夢のような治療は終わり私たちは膣や子宮内に謎の液体を大量に注入されるという獣鬼の種子撃ち込みとは全く違う恐怖を味わっていた。

「さてコレからどうしようか」となってそれぞれ2人ひと組で情報集めをすることになった

ほとんどが地下シェルターになっているオールウェイと一口に言っても馬鹿でかい探すのはかなり時間がかかりそうだ
とりあえず組み分けをすることにした。
私ハルサメはナッツと
スフィアさんは咲と
カナはカヨと
あれ?観萌はひとりだけ?
「私だけ相棒いないの?」
観萌は寂しそうに呟いた。

アダルト版ハルサメとナッツ 27 火星の野望4

終わり

花奈「どうでもいいけど『完パク宣言』って一体何ですか?ふざけるにも程がありますよ!」

28にちゅぢゅく!

倶名尚愛「別にいいじゃん」

葉類亜希「よくないです、パクリ現行犯で逮捕します」

あつし「それよりも俺っちの名前複数あって紛らわしいんだけど何とか何ねえ?」

倶名尚愛「知らんわ」

さとみ「あたしも該当人物がいっぱいいてややこやしいんですけど」

倶名尚愛「少なくとも『G(ゴキちゃん)よりはマシだと思って」

佐原観萌「アレはインパクトありすぎだもんね」

獣鬼「ワシも本当は『獣王記』からのパクリだよな!何とか言えよ!」

ナッツ「もしかしてあたしがナッツしか食べられないという設定もSPY&Fa⚪︎lyのアーニャちゃんからのパクリだったのか?、それはヤバいぞ」

倶名尚愛「あ〜聞こえない、聞こえない」

刈り上げ君「自分ももしかしてあの去年の覇権アニメからのパクリっすよね!」

由紀恵「なんですか?薔薇樹さん?」

倶名尚愛「アレに関しては見なかったことにしているのでそこんとこよろしく」

全員「ふざけるなぁネカマ野郎が!」

ここから先は

29字
まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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