アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編15『伊良衣良とハル』3

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編15『伊良衣良とハル』3
2024/02/04校正更新
2023/09/12校正更新
2023/09/08校正更新
2023/09/04校正更新

この話はストーリーの都合上過激な性描写や暴力描写、及びグロテスク、パクリな表現を多く含みます。
20才未満の方の閲覧はご遠慮ください。

登場予定人物

激辛選手権王『ルシファー』
前髪に癖毛のある方まで髪の毛を伸ばした少女、というのが最初に会ったイメージだったが擬態能力を持っているらしくて何とも言えない、
【この娘が全くもって正体が不明だとしか言いようがなかった。しかし最近になって『ローズ』と判明、『かなえ』は最初『ローズメイディン』とか考えていたらしいが長すぎるので本人が断固拒否をしたもよう。
私が推測したところあそこにいた淫魔の中でもずば抜けた能力使いだった。彼女は私とあつしが『瑠璃』さんの正体(獣鬼化していた)を伝える前から彼女(実際は瑠璃の姿と大きさに擬態した獣鬼だった。
私もあろうことか1学年上の上級生に輪姦射精されて種子と人造精子を仕込まれている。
その瑠璃になりすましていた獣鬼はその後、彼女のペットになったらしい。)
【最初から瑠璃の正体を知っていたようだったし、奴らに種子と人造精子を撃ち込まれて肉体と精神を凌辱されながら獣鬼に肉を喰らい尽くされ自我を失うという演技をやってのけていた。】
現在は約400年前の第4惑星『地球』(火星)にいて今までの過去の自分の記憶に疑問を持ち始めた数ヶ月前の自分と情報交換のために入れ替わっている
『ハルサメとナッツ』シリーズのナッツの中にいる「サタン』や『淫魔』と過去に因縁があるらしいが謎だ。

伊良衣良『博多ラーメン』
もちろん私自身のことだ。胸まであるソバージュヘアが理由らしいが、これでも毎日ブラッシングはしているつもりだ。
それにしてもひどいコードネームじゃない?、『瞬足娘』とかまともな名前を考えられなかったのだろうか?
もっとも『ウ〇娘』とかだったら断固拒否だけどね。
ちなみに『博多ラーメンはストレートの細い麺だぞ』と言うツッコミは亜希に言ってくれ。
【未来の世界では『あつし』 こと『ニナ』を始めとする6人姉妹(とはいえ受精卵クローン)の長女『イカロス』である、あ、念のために断っておくが某アニメのような背中に大きな純白の大きな翼がはえた超巨乳の優しい瞳をした美少女を思い浮かべないように、それこそ失望しかしないから!】
決めゼリフは『遅いことなら〇〇でも出来る』だ。過去の私はほとんど記憶がなく東北地方の海辺の町で幼少期の『刈り上げ君』を肩車しているセーラー服を着た志乃らしき人物を見た記憶はあるがその前後の記憶が曖昧でほとんどないに等しい、小学四年の時に静岡県富士市から今の武蔵市にトラックで引っ越す際に所属不明のオスプレイから銃撃を喰らうあたりからはっきりとした記憶はある、その時に志乃と『刈り上げ君』に再会している。

名前 不明 『刈り上げくん』
前髪以外は刈り上げのボーイッシュな女の子、どうやら未来世界では『ホームズ』と呼ばれていたらしいが、過去には志乃との関わりが深いらしい。
【この子は今のとこ正体不明、未来世界におけるわたしたち6人姉妹(受精卵クローン)の1人。能力は今のところ不明、だがハルサメとナッツシリーズでは『ジェネシス』と言う能力は物事を過去の本来ならあるべき状態に戻せるらしい】

名前 不明 『ツインテール』
某進学塾のCFあたりに出て来そうな見た目は可愛い子、しかし性格は結構卑しい。
【あの忌まわしき未来世界では私の妹であり、末っ子だった『ヘナ』だった。彼女達は研究所の職員たちから陵辱、輪姦をされて大量の獣鬼の種子を子宮を通じて脳髄に撃ち込まれている、この娘の場合はその影響もあって今から9年前にタイムスリップしてから約3年間は若い女性を襲って彼女たちの生肉を生きながらにして喰らって命を奪って生きてきたらしい。
しかし彼女の前に突如として現れたふざけた幼女夏乃花奈がその卓越した肉体再生能力を駆使して『ヘナ』が飽きるほどにおのれ自身の肉を喰らわせて正常化させたとのことだ。今は3才の女児と5才と7才の男児を拾い食いやら万引きをしたりして養っている。能力は『願望達成能力』だが未知数。

草薙敦子『あつし』
私の同級生であり、隣の席の男子、未来の研究施設でのニックネームはコンプライアンス的に問題のある娘だ。
【未来世界での『ニナ』、本来は女子ではあるが諸事事情により男子を演じている、とはいえ『召喚、送還能力によりどんなものでの出したり送りこんだり出来るありがちなパクリ能力を持ち自分の肉体の一部や全身に対しても行える、『送還女の身体、召喚男の身体』と念じれば男になれるし『送還男の身体、召喚女の身体』と念じれば女になれる。後色々細かい設定もできるので擬態化と違い気を失ったり死んでもそれは解けない、生みの親(仮胎)は『あつこ』、だが彼女は『ニナ』を出産後銃殺されている。その彼女が『ニナ』の中に生きていた。その後、『ニナ』が9才になった頃こっそり覗きに行った『かなえ』の部屋で彼女が多人数の男性職員に強姦されているところを目撃してしまう、その時『ニナ』自身も強姦され、幼かった身体故に瀕死の重傷を受けながらも這いずって逃げ出す。その後『かなえ』が人が変わったかのように職場放棄を始め彼女が姉妹のひとりを突き飛ばした現場を見てしまい逆上して初めて召喚能力を使い斧を出して惨殺をしてしまい他の5人の保母も惨殺をして自己嫌悪から逃げるようにして過去の世界に行き現在に至る】

名前 不明『瑠璃」
私たちと同じく6人姉妹のひとり、痩身傷だらけで路上で倒れているところを水野美衣(びい)、絵留(える)姉妹に拾われ10才まで育てられるが美衣、絵留のふたりに11才以上しか成長できない呪いがかけられているた。
そのため見た目が義姉たちを追い越してしまうためにそこからは佐原家の世話になりこの国の政治に疑問を持ちルポライターの職に着く、しかし取材中に獣鬼たちに襲われて獣姦されながら種子を打ち込まれ幼児化が進む一方二重人格化して一方は咲の中に、もう一方は瑠璃自体に残り獣鬼に利用され精神的な身体を喰らわれながらも咲の中にいた超妖魔に守られつつ現在に至る。しかし最近になって二重人格化どころか三重人格化していた説も浮上している。
、かしその可能性は薄くなりつつある。

ちなみに私たち姉妹の共通事項において眼球カメラと耳の中にも細工が施されていて鼓膜付近は高性能カメラに置き換えられて内耳部分にある三半規管も高性能なジャイロに置き換えられているらしい、それ自体がかなり謎なのだがそれらは研究所が勝手に私たちの身体をサイボーグ化した事によるものかもしれない。
しかし最大の謎は私たちは基本的には同じ受精卵から作られたクローン受精卵を6人の少女達に(無理矢理)本人たちの同意なしに人工着床させて生まれたはずだから実質的に6子という事になるのだが・・・全然みんな顔も性格も似ていない、謎だ。

ハル(春雨)、年齢は2025年時点では小学6年生の12才のはずだったが、タイムスリップ時にどうなっているか不明。肩まで伸ばした茶髪、そばかす顔だがなぜか可愛くて憎まれ口を叩かれても憎めない。
身長は160センチメートルくらい、ブラサイズもDカップくらいだが超高タンパク質食品と二次性徴ホルモン分泌促進剤の影響で8さいの頃から既に今に近い体型を持ち、所長もその子らから始まっていたと言う。

冴子 本名はsae-Co で外来系知的生命体と聞いた、しかし科学者のはずなのに臨月間近まで自身の妊娠に気が付かなかった大マジのうつけものであるが実は志乃が造った人造人間だと言うことが発覚している。
現代の第3惑星においてはJK国会議員である『倶名尚愛』の秘書アンドロイドを開発製造するという天才ぶりも発揮するが本人の拘りか余りにもリアルに生殖器周りまで造りすぎてしまったためになんらかのトラブルで椎奈が全裸となってしまった時にフェミニストたちの絶好の攻撃対象となる。
もちろん椎奈は人間の男性とセッ〇〇をしても妊娠をすることは絶対にないはずだったが・・・・・?。

風間志乃 通称中出し刑事の娘であり1年半以上前の大型拳銃による射殺事件で帰らぬ人となったはずだがその時に出現した葉類亜希(当時は無名)の中で何故か生きている。実は彼女は『染色体加工人間』という名前で呼ばれていて父親の風間達也との血縁関係は皆無だったりする。しかし彼女の能力の限界は未知数だ。ただしタイムリーパー兼テレポーテーショナーとしての能力は特出していて彼女が一度の跳躍で数100年過去と未来、そして数万光年の距離を瞬時に跳べる。
どうやら観萌クラスの肉体再生能力はあるらしい。しかし観萌らと同じく放射性物質による被曝には弱いらしい。

葉類亜希(ストレート黒髪の小柄な女児タイプ)、志乃と入れ替わりに出現した謎だらけの少女。
私はてっきり最初に会った時は擬態化したボサボサ亜希だとばかり思っていたが少し違うようだ。
普段は愛知県警小田井署勤だが度々東京近郊の武蔵署にやってくる。年齢も能力も不詳。
拳銃は全く使えずに野球のボールに見立てた鉄球、もしくは強化ゴムのボールを時速180キロメートルの速度で狙ったコースを狙った位置に投げることが出来る・・・らしい(投げたところを私は見たことがないから)
痴漢や強〇魔を何十度かあの世に送りかけて何十回も謹慎を喰らっているとの事(まあ東京近郊に出没している時はそれが理由と思って間違いない)

葉類亜希(ボサボサ亜希)、少なくとも8年以上前からこの武蔵市にいるらしい。淫魔刑事のひとりだ。
髪は常にボサボサ、肌荒れもひどい、どうやら武蔵のコ〇〇ボと呼ばれたいらしい。
クセはもちろん頭皮をツメでボリボリと掻くことだがものの数分で30センチのフケの山を作るのは正直言って勘弁してほしい。

風間亜紀(ポニテ亜希)、ボサボサ亜希に憑依している淫魔、身長や体重、プロポーションは変幻自在、どこからどう見ても非の打ちどころのない美少女だが喋ると全てをぶち壊しにする性格の乱雑さが特徴。
いつも何故か夏のミニスカートセーラー服を着用しているが下着は着用しない主義。あぐらをよくかくのでそんな時は大事なオ〇〇コやオチ〇〇ン(男に擬態した時)が丸見えとなる。
そんな彼女が水溜りの上を歩くとどうなるのか?って?彼女は人の目には直接見えるがカメラや鏡などには映らない。だから見えないので問題ないなと思っていたら彼女は大雨で道が冠水した時に「スカートが濡れる」という理由で両手でスカートを捲り上げて歩いた事がある。当然だがオマ〇〇も丸見えだ。
しかもかつて彼女はかの大天使『ミカエル』を身体中に大きな刺青を入れた『不良少年天使』と勘違いしていたらしくその姿に擬態して同じく不良少女だった山崎秋子を誘惑してセッ〇〇をやっちゃって返り討ちに遭い精液を全部抜かれるという醜態を晒している。
なんか兄妹の純愛少女漫画をみて誤解したらしいがこやつもうつけものだ。

私はこの3人を3バカ亜希と呼んでいる。本当に馬鹿だ。

葉類智恵 ただ一言、片山〇〇きも裸足で逃げ出す鬼ババア、私はほとんど会った事がないので悪魔でも噂だ。小田井署警部と署長、そして武蔵署の署長も兼任している。公安や内閣調査室の影のトップという噂もあるがナゾである。かの天才養女前田リナが造った『フルコンパチブルアンドロイド』が何体も存在する説もあり真相は闇の中だ。

波瑠沙芽(はる さとみ)
火星から来たクローン女性と崖信介とのS〇〇によってできた受精卵を無理矢理佐原観萌の妹詩織の胎に強制的に人口着床させられて生まれたさっきまでの娘たちとは違う理由でコンプライアンス的に問題のある娘、ハルサメとナッツシリーズの主人公の1人。淫魔と妖魔が棲んでいるので見た目はお子ちゃまだが実はアソコはかなりスゴいらしい。

夏野明美(なつの あけみ)
崖信介直系の子孫であり実の娘でもある奈津菜摘と他複数の少女たちとの複合体。
その中にあの『サタン』も内包されている。
数代に渡る近親相姦を平気でやらかす崖信介一族なのでこちらもコンプライアンス的に問題だらけだ。(要するに彼女の実父は自分の実の娘や孫娘らを平気で犯して孕ませ子を産ませるヤバい奴、そしてその子が女の子なら彼女が二次性徴を迎えた頃又(強姦を)やってしまうという想像を絶するヤバいやつ)
波瑠沙芽も夏野明美もガードが固かったため波瑠沙芽の方は義弟の健太を操って沙芽を誘惑して彼女の胎の中に2体の悪魔を超える存在になる胎芽を植え付けることに成功した。
その年の12月頃に出産する予定だったが意に反して彼女たちはもうすでに生まれていて夏乃花奈と秋草加奈という2人の姉妹としてすでに目の前に存在している。もちろん胎の中の彼女たちが消えたわけではない。
(その辺の詳しい話は『ハルサメとナッツシリーズ』の火星の野望編で。)
タイムリーパーが介入した結果であるがなぜか花奈と加世のふたりは波瑠沙芽を『母親』と呼ぶのは当たり前として夏野明美の事を『乳親』と呼ぶ。彼女たちは認識していないがハルサメとナッツは誰がどう見ても恋人同士にしか見えない。私は彼女たち太陽系外から来た外来種の特性によるものだと思っている。
実は奈津菜摘も毎日のように排卵が始まった頃から18才まで毎日のように犯されていたらしいが受精したことさえない。

佐原観萌、佐原詩織、花梨、『あつこ』、『かなえ』どなたも普通に太陽系外の外来種らしいが実は『染色体加工人間』である志乃の娘疑惑が浮上中。

それらの中から意識複合体として次の四名とハル、サタンを中心に話は進む。

文面からすれば花奈の中にいたのは志乃さんのはずだった。しかし彼女は放射性物質による内部被曝や外部被曝などに非常に弱いという理由から花奈の中にストレートヘアの亜希が寄生してその中に志乃と『刈り上げ君』が同時に寄生していたようだ。
つまり、No.1 花奈(ストレートヘア亜希(志乃+『刈り上げ君』))
という事のなるのか?
そして衣良の中にも『B』さんがいる事になっていたが巧妙なトラップが仕込まれていて『B』さんの中に可奈野椎(『願望達成能力者』)と春香織(『時間操作能力者』)がいたという事らしい。
No.2 伊良衣良(『B』(可奈野椎+春香織))か?
そして加世の中には『G』が入っていてさらに『自慰』と言うコンプライアンス的に問題のある奴と『椎(シイ)』と言う紛らわしい名前の奴が入っていたらしい。
No.3 秋種加世(『G』(『自慰』+『椎(シイ)』))
そして『激辛料理選手権王ルシファー』だが最初はあたしひとりで十分と言っていたが観萌に強制的に『L』を押し付けられていた。
しかし実際には『L』の中には『絵留』と『少女N』が組み込まれていたようだ。
No.4 『激辛料理選手権王ルシファー』『L』(『絵留』+『少女N』)

JC淫魔刑事、文月輪、冬河銀、夏乃可奈、秋種加世、春香織、冬河銀、シルバー・ウインターリバー、水無月海、可奈野椎、佐原観萌、葉類亜希、葉類智恵(上司)
部外者 風間亜希(葉類亜希に憑いている淫魔)佐原詩織(観萌の妹)、花梨(観萌の分身)山崎秋子、倶名尚愛、楓凛、樋口由紀、樋口有希などまだ出る予定の人達も含む。

そして重大な誤認が発生、今までのストーリーの展開上花奈や椎、観萌らは中学2年生になっていて、香織と月海は3年生のはずなのだが何故か中1中2のままである。特に花奈は14才になったつもりでいたらしいが実際にはまだ13才であり中1である、謎だ、もしかしたら〇〇“エさん現象に巻き込まれたのかもしれない。

彼女たちはこれまで私が関わってきた少女たちだ。まあハルサメなら身長とかバストのカップサイズとかも嬉々として書き込んでやれとろけるような完熟マンゴーとか男をトリコにする黄金マンゴーとか言い出しそうだけど私そんなのに時間割くの面倒なので茶々っと話を進ませてもらうから夜露死苦。

基本的に語りにおいて一人称は『私』は伊良衣良、『あたし』はハルだ、2001年宇宙の旅のHALでもなけりゃPANTA&HALのハルでもないので夜露死苦。

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@サンチェとハルと

「これは私の友人のサンチェが最期に送ってくれた悔しさと憎しみに溢れた記憶です」

「サンチェ、ここの居住区第24区には住み慣れたか?」
ベッドの上で裸になった上司のケイトは言ってドレス姿でベンチシートに腰掛けてやっとひと息をつけた彼女に言った。
「とんでもない、毎日1日の半分以上を重労働でこき使われてまるで奴隷になった気分よ、早く簡易食でも口にしてベッドで睡眠をとりたいのになんで上司のあなたが裸待機しているの?」
疑惑の目でサンチェは上司のケイトを見つめていた。
「それはともかく早く私を元の衛星ルシファーに返してくれないかしら?もうとっくに契約期限を100日以上過ぎて働かされっぱなしなんだけど?いつになったら5ルシファー年分の契約した通りの賃金を払ってくれるのかしら?」彼女はそう言ってシャワールームに向かおうと歩き出していた。
『地球の年月にしたら20年以上ですね』
親友だったハルの声が聞こえた気がした。
どうやら違う星系からきた移民のようだったが彼女とはすぐに別れる事になってしまっていた。

そうサンチェは労働契約期間の5年、地球時間で言うところの20年を過ぎてもなおもさらに100日以上も働かされ続けていた。
その間は食事など衣食住に関しては手厚くしてもらっていると思っていた。
しかし契約では日当20ドルという慎ましい金額だった。だ
がそれさえ1日分たりと受け取った試しがない。(
賃金の金額に関しては自動翻訳システムが私たちの住んでいた太陽系第3惑星地球の基準に自動変換されている。金額がドルベースなのは私たちが生まれた頃には日本経済はとっくの昔に破綻していて円相場が消失していたからに過ぎない。)
サンチェが全身にこびりついている汗と鉄粉を洗い落として下着をつけてパジャマを着ようとしていたらいきなりあいつ、クソ上司が背中から素っ裸で抱きついてきやがった。これはセクハラ案件もいいところだろう。
「い、い、いやぁ〜そんな、私はすぐに寝たいのですが、それとも金一封4000ドルにその超過分を足して衛星ルシファーに帰していただけるのですか?あ、あ〜!いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
下着のパンツをずらされながら左手の中由布と人差し指の太い指を割れ目に挿入されながらサンチェは喘ぎ声混じりに言ったが本当はその程度の金額で収まるはずがない。奴はこうやって毎日のように仕事を終えたばかりのサンチェを犯していた。それも延々と2時間以上も生挿入の中出しで。
「いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎」
サンチェはそのままの状態で右手で腹に手を回されて楽々と持ち上げられるとベッドの上に四つん這いにさせられていた「いや、いやぁ!やめて下さい、今日は危険日なんです、いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜いた〜い!」
サンチェが叫んだ時はもう既に上司のご立派なものがサンチェの大事な穴の奥深くまで挿し込まれていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!やめてください」
叫んでみたところで聞く耳を持つような相手じゃない。
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!裂けそう!いた〜い!やめてください」
彼女は必死に抵抗を試みたが無駄なことだと毎日の営みで嫌というほど思い知らされていた。
サンチェはこの上司の比類なき【願望達成能力】で思うように操られていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!裂けそう!やめてください』
そんなことを言っても聞き入れてくれる相手じゃなかった。
それにサンチェの口は歓喜の声を上げながら叫んでいた。
「もっと、もっともっとふかくあたしの膣にねじこんでくださいもっともっと、激しく腰を振ってその立派な陰茎をあたしの中で暴れさせて、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あなたの子種が欲しいの」
「その言葉に二言はないな」
そう言った奴がサンチェの大事な膣にねじ込んだご立派様なものの先の鉄兜のような亀頭くんが「ぴくっぴく」と微かに震えるとその後立派様が激しく脈打ち『ドピュピュピュピュピュピュ、ドピュピュピュピュピュピュピュ、ドピュピュピュピュピュピュピュピュピュ』と怒涛のように激しく勢いの強い射精を始めていた。
『ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、きょうのは一段と激しいから、はぁ、はぁ、はぁ、超過料金いつもの倍で、はぁ、はぁ、はぁ、お願いしますね』
もちろんサンチェはそんな事一言も言ってなかった。
そんなことを言ってもいつも叶えられた試しがなかった。しかし今夜はいつもと上司の反応は違っていた。
「心配せずとも君は本日をもって任期満了だ、明日の朝には特例措置で君の口座に500万ドル振り込まれるだろう」
上司の言葉にサンチェは思わず「本当ですか?」と叫んでしまっていた。
「喜ぶのはまだ早いぞ、今まで私がどんなbotを君の子宮内に撃ち込んで来たかわかるかい」
サンチェは何故上司が精液と言わずにbotと言ったのか理解出来なかった。
「君が我々に逆らえなくするために人造精子が脳ニューロンを次々と破壊して新たな大量の種子を打ち込んで新たなシナプス群を形成して奴隷化した上に腹の中の臓器を人造精子に食い尽くさせてその後に種子が巨大な閉じた子宮を形成するためのbot、つまり特殊な精液を毎晩撃ち込んであげたのさ」
「いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!」
「痛い」と叫びながらサンチェは上司のご立派なモノを積極的に受け入れてしまうように頭の思考回路をいじられていた。
「さてと、これから私が君の胎に打ち込むbotの能力が何かわかるかね」
上司がさらに腰を激しく振りながら言った。
「い、いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
サンチェは首を激しく横に振って上体を暴れさせながら叫んでいた、さらに大量の精液撃ち込まれてすぐに自分の手足胸や腹の肌がだんだんと赤紫色色に焼き爛れてゆくのがわかった。
もしかしなくても自分は何かとてもヤバいモノを撃ち込まれているんじゃないか?と思い始めていた。
普段のサンチェならそれが強力な放射線被曝によるものだと気づいていたかもしれない、。
しかし今の彼女にはそんな思考力も残されていなかった。
『いや、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎やけどするー!からだがやけそうに熱い!』
サンチェはもう声を出すことさえ不可能になっていた口から気持ち悪い色のドロドロの液体を吐いていたが彼女自身はそれを感じることも意識することもできなくなっていた。本来ならあり得ない放射線量の被曝症状だったが気がつくはずがなかった。カサカサに乾く筈が液状化をし始めていた。
『まあその500万ドルの振込金も君は手にする頃が出来ないだろうがな、これでフィニッシュだ、今までご苦労だったな何、もう70人ものサンチェが先に行って待ってくれているはずだ』
上司はそういうと最後の短い射精をサンチェの体内に撃ち込んだ。
『ドピュピュピュピュピュ』
目は既に機能を失っていて耳も聞こえなくなっていたがここがどこかはすぐにわかった。
自分が途中から設計に携わり建造まで関わったラムジェットエンジンの内部だった。
その瞬間サンチェのの中の巨大な子宮の中を数十本もの灼熱の如何わしい焔の槍で射抜かれると同時に大量の精液を射精させられてテラトンクラスの核融合爆弾並みの大爆発を起こしていた。
数ミリセカンド後にはサンチェはまたそこに居た、いや、正しくは別のクローン体のサンチェだったがやはり皮膚は赤紫色と青紫色にマダラ色に焼きただれていて意識は混濁していた。おそらくはあの上司の仲間の別の地神が撃ち込んだ放射性生物と放射性物質のせいだろう。視力はなんとか残っていたものの周囲は青白い光の強烈な放射線で一瞬にしてその眼球も焼き尽くされていた。その流れはどう考えてもこの人工惑星の噴射口に向かって流れていたあっちこっちで青白い巨大な球体が膨らみ大爆発を起こしていた。その凄まじい爆風は完全に噴射口出口に向かっていた
『逃げられるともうたか!愚か者が』
上司の声が頭に鳴り響いた。
別のサンチェの口を灼熱の如何わしい焔の槍が突き刺さっていた、と思う間もなく腹を別の灼熱の如何わしい焔の槍が突き刺さっていた。その槍の先、亀頭部からまたしても大量の精液が射精された。 
「いや、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎熱いよう」
そのサンチェの身体も大爆発をさせられていた。
そして数秒後に再び別のサンチェが、焼きただれた肌の違う記憶を持つサンチェクローンが転送されて来ていた。
『どうじゃ、世が貴様らの胎内に解き放った放射性物質を放射性生物が瞬間に特殊な放射性崩壊させる時のエネルギーの味は』
上司は笑いながら灼熱の如何わしい焔の槍をふくよかな胸の谷間の少し下に突き刺して大量に射精させていた。
「ふん、加速の勢いが落ちているのお、もっとたくさんの、サンチェだけじゃない、スフィアやカユのクローンの娘や孫娘、ひ孫娘を大量に次から次へと投入してもっとたくさんの数の槍を突き刺して大量の精液をぶち込め、サンチェやスフィア、カユだけがメスガキじゃないわ、メスガキの代わりなんかはいくらでもおるわい」
上司がそういうと同時に人工惑星の噴射口から巨大な、直径が4000キロメートルを超える青白い光球を撃ち放つと24区から21区までのラムジェットエンジンエリアを完全に吹っ飛ばして20区と19区の居住エリアも完全に熱地獄に変えていた。
そして7000人を超える少女たちと500体もの男性獣鬼が灼熱の炎にさらされて命を落としているはずだった。

『でも不思議、まだあの子達の存在は感じる』
女性クローンのひとりが不思議そうにつぶやいた。
『おい、馬鹿奈、彼女らをどこに隠した?』
サタンは花奈を睨みつけて問い正したがあえてきくまでもないことだろう。馬鹿奈のバストがいつの間にLカップまで膨れ上がりお腹も出産間際の妊婦さん並みに膨れ上がっていた。
『あ、ばれちゃった?』
馬鹿奈は言ったがバレないと思う方がどうかしているだろう。
『まあすぐには実体化させないけど実はあなたたちの存在も不可視化していないことにしてあるんだ』
花奈はそう言うと彼女たちのひとりひとりのくちびるに自分の左手の人差し指を縦に当てた、それも同時にだ。
『これもあいつらからパクった技なんだぉ』
この分だと減速時にも6区から11区までの住民、女性クローンが強制的に放射性生物の餌食になるのだろうか?
『させないから大丈夫だぉ』と花奈は言いながら自分の過去を思い出していた。
そしてハルの顔をチラ見した。
彼女の中の数千に膨れ上がった鳥の視線。
ハルの娘たちがNo.1花奈を始めNo.2衣良、No.3加世そしてNo.4激辛に正しいサンチェやスフィア、カユらの正確な位置情報と状況を伝えてそれぞれに分担処理をさせたのだ。
『あたしが何回も、何十回も、何百回も繰り返してきたループの中で殺めてきた人の数は8桁や9桁なんて可愛いものじゃない、でもその間に失った命よりもはるかに弱いけど確かにあなたたちの役に立つモノも手に入れられたんだ』
『それがさっき【痴神】に対して使った未来予知とその逆算を利用した擬似サイコメトラー、そしてそれを組み合わせて未来の可能性を収束させる事による【願望達成能力】か?』とNo.4激辛は花奈に対してきいた。
『もちろんだお、激辛たんも今までの数えきれないほどのループを無駄にしてはいないと思うんだぉ』
花奈はそう言いながら彼女たちの頭を同時に優しく撫でた。震えていた表情が一瞬にして和らぎ笑顔になった。
(きっと何かの間違いだ!)と私は心の中で思った。馬鹿奈のバカが伝染しただけだろう、それほど馬鹿奈のバカはロコナウイルス並みの伝染力があるということだ。
落ち着いた私たちの前に花奈は立ち止まり胸の谷間から子リスを5匹出した。
『今回の本当の功労者は君たちだぉ』
『いや、俺は何もしていないよこの人工惑星の構造を知り尽くしたお前のおかげだ』
『僕も大事な人を失わずに済んだ、改めて礼を言う』
『コントロールを失ったボクたちは無差別に女の子たちを強姦させられて、狂わせて、ラムジェットエンジンの中に転送する命令をさせられていた、さっき居間から彼女のメッセージが届いた時は正直驚いたよ』
『どうして君は俺たちを助けてくれたんだい、君の始祖と俺たちの始祖は敵対しあっていたはず』
『そう言われると君たちエデン星とぼくたちの棲むソドム星やゴモラ星は敵対していたはず』

『違うんだよぉ〜』
と花奈。
その後をハルが続けていった。
『ソドムもゴモラも元々はエデンだったのよ、【地神】どもの都合で勝手にソドム星やゴモラ星に変えられてただけ』
それをきいた花奈はそんな子リス獣鬼たち、というか完全な子リスの姿に戻った彼らを1匹ずつ抱き上げるとその鼻先にそっと口づけをした。

するとその子リスは花奈の口の中に吸い込まれるようにして消えて行った。

「どういう事だ!馬鹿奈!説明しろ!」
激辛は花奈を問い詰めた。
「うーん、それは花奈にもよくわからないんだぉ
花奈はそういうと姿を消した。どこに行ったかはわからないがおそらくは調べたいことがあるのか、それとも新しいイタズラを思いついたのだろう。いや、きっとそれはぜったいに碌でもない事だ。

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@

私、No.2 伊良衣良(『B』(可奈野椎+春香織))は思うところがあって5区の入国管理局、つまり不法入国者、及び国家に謀反を企てた不届き者が送り込まれるエリアに来ていた。
一見するとこの町は子供の頃に絵本や写真で見た20世紀半ばごろのジポンの一般的な街の風景だった。
多分最新鋭の技術で作り上げた恒星系間移動用の超巨大な宇宙船、とは言っても火星よりも少し大きいくらいの大きさがあったから私たちは人工惑星と呼んでいる。
巨大な卵型だったこの人工惑星も今では『コロンブスのゆで卵』状態となっているだろう。要するに底が潰れて誰でも立てられる状態になっているという事だ。
恒星系間を移動する際に必要な可能な限り光の速さに近い速度を出すための超加速ブースト時に爆発的な推進エネルギーでラムジェットエンジン自体が破壊されていただけの事だが。ちなみに最後尾居住区だった21区エリアは凄まじいまでの熱放射線と爆風で堅牢な造りだった筈の床まで抜け落ちていただけでなくて燃え盛っていた。
そこから約200キロメートル上の20区エリアも床に穴こそあいてはいなかったが貫通した放射線、主に電子線や陽子線で溶け落ちる寸前まで熱くなっていたし貫通した中性子線などで女性クローンたちは全滅している筈だった。誰かさんが余計なおせっかいをしなけれなの話だったが・・・。

ちなみ本題とは関係のない話だが私はこの『コロンブスの卵』の話を聞いた時に自分でもやってみようとためしてみて悲惨な状態になった苦い記憶がある。
どうなったか、それは上でわざわざ『コロンブスのゆで卵』と書いたところから察してほしい。

まあその程度の単純な常識も理解せずに自分勝手な原発事故の汚染水処理をやらかして他国にそっぽを向かれた頭の悪い国もあったらしいがここでは言及しないでおくとしよう。
まあアレは『生卵でコロンブスの卵を再現出来る』と信じていた私と同レベルのウマシカだったということに過ぎないのだから。
それ以来どうなったかといえば奇形魚が網にかかるようになった頃には時すでに遅く、自分達が出産する次世代を担う子どもたちに突然変異が起きてからやっと気がつき出したというお粗末さだった。
何故そんな事になってしまっていたか?
『この国には自称愛国者や自称純血ジポン人が多い』と私たち六子の姉妹を育ててくれた『かなえ』という女性がテレパシーを使って教えてくれていた。
それは自分達を管理していた研究所の人たちに聞かれたらまずい事なんだろうとは思っていた。
もちろん原子力などの核エネルギーを安全に管理して運用することなんて彼らの言う『優れたジポン人血党』であろうがこの星のいかなる人種でもそれは不可能な事だ。
かなえたちの先祖でもある『志乃』や『さとみ』のような地球から数千光年離れた異なる恒星系の異星人系統の子孫だけが可能だったらしい。
勿論だからと言って100%安全の保証はない。
そのリスクの可能性を知り尽くしていただけのことだ。

彼女たちはここにこっそりと最初に密入国した際にまずこの国の『ジポン語』を血の滲み出るような思いをして習得した。
何故彼女たちなのか?それはこの星系に生息する人類の男性や女性に該当する性を持たない知的生命体だったからだそうだ。だから対応する言葉と意識が存在しなく狼狽(ろうばい)したこともあると聞く。それも自分達の生態系を少し変えることでこの星の住民の男性とも女性とも性的な行為を行えるようになったらしい。
しかし私には男に乱暴に強姦された記憶しかなく、男性に優しくされた記憶が無いのでよくわからない。

話はそれてしまったが、次に自分達の言葉に対応する脳波とその言葉に対応する『ジポン語』をここの住民が発する時の脳波を照合していきながら脳波同士の変換を習得したらしい。
それでも最初のうちは同じ言葉を話すジポン人同士でも様々な脳波のパターンが存在して最初のうちはその解析は困難を極めたと言う。

しかし『かなえ』が言うには彼女たちの星系の民はもうすでにその脳波のパターンを共有済みなので言葉を覚えていくうちに簡単に共有が可能になったらしい。
今考えればわたしたちとは別系統の異民族、火星からの移民の体の異常は火星人特有の進化、いや、進化などではなく『全てを安全基準値以内に抑えた』と言って原子炉の事故によって発生した汚染水を浄化水と偽り海に放水した結果だったかもしれないと気がつくべきだったかも知れない。

最初に被害を被ったのは海中に浮かぶ植物性プランクトンだった。光合成によって彼らは二酸化炭素と水から炭水化合物と酸素を作り出すのだがその水にトリチウム水が極1部でも混じっていたとする。
するとその植物性プランクトンはまったく億にひとつの可能性で別の生き物になってしまう可能性がある。
それを別の動物性プランクトンが食べたら?
それらが異常繁殖をして赤潮を招いたら?
大量に魚が死ぬことになるかもしれない。
別の理由で青潮を発生させたら?
硫化水素の発生によってやはり魚が大量に死なないとも限らない。

赤潮や青潮なんて今までだってあったんだ、『些細な(ささいな)問題だ』と各国の政府は発表していたらしい。

それらは火星人たちが【地神】によってbotを胎内や陰嚢(いんのう)に打ち込まれてマインドコントロールを受けた政治家たちの愚かな判断だったらしい。

これは放射性物質である半減期の短いトリチウムが発生する放射線とはあまり関係がないとも言えるかもしれない。

しかしトリチウム分子構造があまりにも水素に似ているために考えるべき問題かもしれない。
水素とトリチウムは間違って簡単にすり替わってしまうために細胞変質や遺伝子変革、というか螺旋塩基の切断を招きやすいと「かなえ」に聞いたことがある。
これにさらに放射線による破壊がある。トリチウムの半減期が12.3年といくら短いとは言ってもそれは短期間のうちに多くの放射線を出すと言う事でむしろ危険とも言えた。
そして12.3年という半減期が過ぎた放射性物質であるトリチウムが放つ放射線量がゼロになるわけじゃない。100あったものが33になるくらいだ、その強さこそ3分の1程度までは弱くなったがそれでも強力なことには変わりがない。
海水に投棄を続けている限りその総量は増えてゆく、実に当たり前の話なんだけど地上ではウランやプルトニウムに接触した汚染水がその事故を起こした原子力発電所では毎年のようにメルトダウンしたプルトニウムやウランの溶けた燃料棒に触れた汚染水が発生して他の生産され続けている。

その汚染水の中のトリチウムは新鮮なままだ。
12年後どうなっているかというと地上で最後のトリチウム水のそれが半減期を迎えたいたとしても海に投棄されたトリチウムの量は最低でも5倍の量に増えている。
さらに12.3年後はどうだろうか?これは放水を始めてから27年後になる、第3惑星のどっかの国で発生した原子力発電所事故ではまだ溶け落ちた燃料棒は高い放射線量を次々と量産させているにもかかわらず半分も取り出せていない可能性が高いという。というかその数パーセントさえも絶望的なんじゃないか?放水した量に含まれるトリチウムの最初に流した量からの増え具合を簡単に大甘な推測で計算してみたみた。
最初の0.5というのは12年後に半減期でトリチウムが半分になるという淡い期待が入っている。
0.5+0.51+0.52+0.53+0.54+0.55+0.56+0.57+0.58+0.59+0.60+0.61=6.66
最初から0.61倍なんてあり得ない数値だ。

結論から言うとトリチウムはこんな激甘な計算でさえ12年後には最初に放水した量の6倍を軽く超えている。
もっともらしく数をでっち上げると7倍は超えていると思う。
最後に放水した浄化水のトリチウム量がいきなり0.61倍にまで減っているなんてことはあり得ないだろう。技術の進歩とかを頭に入れてもこれ以上減らせることなんて考えられないんじゃないかな? 
恐らくは真面目に計算したら8倍を超える量になっているんじゃないかと思うよ?
もちろんこれらの中には他のやたらと半減期の長いヤバいストロンチウム90などの放射性物質も含まれていたりする。
当然だがそれらの方が厄介かもしれない。
でもそちらの方は正確に測ったかどうか疑わしい面もある。
下手をすれば測ったフリだけをして知らんぷりを決め込んでいるのかもしれない。
まあ黒海苔よりは遥かにマシと言われたらそうには違いないが比較対象があの黒海苔なんてあまりにも悲しすぎやしないか?
言っておくけどこれはあくまでもめちゃくちゃ楽観的な希望的観測に過ぎないよ?
実際にはもっと増えているかもしれないということも考えるべきだろうし疑うべきだと思う。元々、地球に比べて水資源に乏しい火星ではその影響は地球よりも早く原子力発電所からの放水やその原子炉溶融事故による放射性物質が海洋に流出した際に生じた汚染は出始めていたのだろうね。火星人でさえ愚か(おろか)にも海の動植物が取り込んだトリチウム水はすぐに小便として排出されると思い込んでいた節がある。
ちなみにトリチウム水とはトリチウムを含んだ水のことではない。
本来なら水素2個と酸素の分子が結合したそれを水というわけなんだけどその水素の代わりにトリチウムが酸素とくっついてしまった奴の事をトリチウム水と言っているに過ぎない。そのトリチウムは酸素ひとつに対して3つ付くのが普通らしい、ただ確かに言えるのはどちらも分子構造としては不安定なものには違いがないという事。
では聞こう、何故動物は酸素を取り込んで二酸化炭素を排出するのか?
酸素のみを使うのであれば何故酸素が二酸化炭素として出てくるのか?炭素だけを燃焼するのであれば水素はどうなる?
水としておしっことなり、排水されるのか?
その水素は使われることはないのか?
それは植物における光合成と逆のプロセスを得ているからに他ならない。
動物は酸素を取り込んで体の中の炭水化物を燃焼させて炭素は酸素と結びつき水素は酸素と結びついて水となり排出されるだからトリチウムは動物の体内に蓄積される事はあり得ない。
それが火星では定説だったろうし、現に地球でもほぼ同じ考えだった。
植物性プランクトンはどうだろうか?
さっきも述べた通り彼らは海水の中の水と二酸化炭素を取り込んで水面近くで光合成を行い、水を水素と酸素に分解して酸素は外に排出して炭素を水素と結びつけて自分らの体の形成に使う。
この時点でもしもトリチウム水が混じっていたら当然だがトリチウム炭素化合物になってしまう。
当たり前の話なんだけどそれは正常な水素と炭素の化合物とは分子構造が変わってきてしまう。
しかしその可能性は数億分の1 かもしれない。しかしながらもちろんゼロではない。
その異常体を動物性プランクトンが取り込む(要するに食べる?)とどうなるか?まあそれがそのまま彼らの身体(と言ってよいかは自信がないが)になるはずもない。彼らだって光合成こそはしないが水を酸素と水素に分解する。
何故そんなことをするのか?より複雑な水素と炭素の化合物を作るためだがここで一つ思い出してほしいことがあるんだ。
人間を始めどんな動物でも二酸化炭素は要らない子なのかを。あまり知られていないことだけど人間に純粋な酸素だけを長期間に渡って吸わせ続けていても人間は意識が朦朧(もうろう)とし始めて最期には命を落とすと聞いたことがある。過剰に取り込んでもダメだが全く無いのも良くないということだ。
今、二酸化炭素が悪者扱いされているがそれは温室効果ガスとしての問題であって、動物が生きていく上では最小限な量は必要なのだろう。
それも身体(と言ってよいかは別として)を構成する細胞の中の分子構造をより複雑にするために使われる。
その時に取り込んだ時にトリチウム水が混じっていたらどうなるだろうか?本来なら結合するはずの分子構造の部分が切り離されてしまったり、本来ならくっつくはずがない部分がくっついてしまうだろう。それが細胞破壊を生じさせてしまう可能性は否定できない。もちろん絶対に細胞を破壊させるかというとそうでもない。むしろ破壊に至らずに無事に過ごせる可能性の方が遥かに大きいかもしれない。しかし絶対に大丈夫だという保証はどこにも無い。他の放射性物質を含めてただそれだけのことだ。

一部の国において火星からの移民や私たちの移住はほとんど政府などの人民管理システムが一つに集約されていた為に情報通信システムの管理において地球、特にジポンよりも50歩も100歩も進んでいた彼ら火星人にとっては赤子の手をひねるようなものだったのだろう。
十何箇所ある個人情報を1億2千万人分全部書き換えるよりもたったの1箇所しかない1億2千万人分の個人情報を書き換えるのははるかに楽だったのは云うまでも無い。
私たちジポン人は安直に管理のしやすい方向に走って約数千万人の違法移民を簡単に受け入れてしまっていた。
しかもそれらはほとんどが地球外生物、しかも私たちに至っては太陽系外の知的生命体だ。この国『ジポン』を治めている政権はわざとそれをやっている気さえする。
もちろん数の辻褄合わせで誰にも知られずに存在を消された、つまり殺されたジポン人も多いだろう。
私たちの種族だって善人ばかりじゃない。
火星人や私たちの場合、レントゲンやCTを撮ればすぐにバレるような内臓や骨格と筋肉の構造の違いもほぼ誰にも知られる事なくスルーされるようになっていた。
それも個人情報データーを1箇所に集めてくれたおかげで私たちのような侵略者にとっては自分はおろか他人の個人情報さえもが改竄(かいざん、と読む、間違ってもカイゲンではない)しやすくなっていた。
『あの個人情報を一括管理するカードと旧式になった原子力発電所の立て続けに行われた再稼働は地球人の体格をむしろ自分たちのそれに合わせるために意図的に行われたのかも知れないね』
私の中の『B』さんがつぶやいた。
少し意味がよくわからなかったがあのICカードの中にはストロンチウム電池が組み込まれているという、ストロンチウム90が放出するベータ線を電気エネルギーにかえる素子で包んであるらしい、道理で私たちの身体が受け付けないはずだと思った。
ここの層の特徴は約直径1800キロメートル、高さ180キロメートルのほぼ円筒状の中に平均水深1500メートル近い海に囲まれた底辺が800キロメートル高さ?が600キロメートルの三角形状の人工島があった。
その中央に天井から床までをつらぬく直径が100キロメートル以上はありそうな太い柱があった。柱から少し離れた場所に富士山によく似た高さが4000メートル近い山があることくらいか?まあ大きさも見かけも富士山そのものと言えなくもないと言える。

その反対側には阿蘇山そっくりの山があった。

その周囲のほとんどが起伏のある山間部で8箇所ある海辺付近の平地は島の10%ほどしか存在しない。
単純計算で島面積約2400平方キロメートルのうちに平均30平方キロメートルの平野が8箇所あるわけだがこの平野の各約10平方キロメートルが合計80平方キロメートル原子力発電所施設などに割り当てられている。
各平野にある8箇所の原子力発電所には平均して16基以上の高出力原子炉が合計120基以上存在していた。そのどれもが地球のものよりも設計が雑で大型な高出力炉だった。21世紀初頭の第3惑星地球のジポンには52基の原子炉が存在したらしいがそんなのが可愛く思える数と規模だ。
これらの総合出力の8分の1が星間物質をかき集めるための磁場形成のためと予備発電に充てられてその残りの半分が人工惑星内での電気需要と超電磁加速砲やレーザー砲のためにキープされていた。そして残った4分の1が予備の為に取ってあるようだった。
まあ定期点検や燃料棒交換、などで一定期間休ませる必要があるらしい。
おそらくは交代で運転しているのだろうか?

「まあこんな化け物みたいな規模の原子炉が重大な事故を起こしたらタダじゃ済まないですよね」
突然私たちを胎嚢に収めている妊婦さんが喋り出した。
彼女の名前はsae-Coという。衛生ルシファーにいた頃、最初のうちは全く気が付かなかったが彼女は染色体加工人間でもなければ密入国の異星から侵入した知的生命体でさえなかった。いやアンドロイドってシャレでも考えられないでしょ?しかもsae-Coの中に最初から住んでいたのがあの『倶名尚愛』の秘書を務めている椎奈だというから驚き桃の木山椒の木だ。
ちなみに私は山椒の木と山椒魚の区別がつかなかった。
めちゃくちゃ恥ずいからコレは妹たちには絶対に内緒だ!

そもそも私は両方とも現物を見たことがない。私たち6姉妹が物心ついたときはすでにジポン近海はもちろん100キロメートル、200キロメートルと比較的遠洋の漁業でも網や竿にかかる魚はとても食べる気になれる代物じゃなくなっていたと聞く。
さらに遠洋に取りに行けば良いか?と言うとそうでもない。
場所によってかなり希釈して(海水で薄めて)放水したはずの浄化水の濃度が均等にはならないで、場所によってまちまちだったことに気がついたのは放水を始めてから5〜6年経過しての事だという。
いわゆるトリチウム水と呼ばれるものは何故かプランクトンが多く生息する場所で濃くなる傾向が強かった。
そしてそれ以外の放射性物質、特に金属製の放射性物質であるストロンチウム90やセシウムなどは比較的大きな魚が生息する場所で濃くなる傾向があった。
こればかりは誰しもが想定外だったろうと思いきや2023年頃にジポンがロッコー処理水を放水させた当初、チャイコ人民共和国のSNSでは半ば常識として拡散されてはすぐに消去されていた。
しかし国がSNSに干渉して消去しまくっていただけのことだ。
つまりチャイコとジポンは最初から連んでいて互いの双方の国民を欺いて(あざむいて)いたという事だった。
トリチウム水と比較的重金属の部類に入るストロンチウム90やセシウムなどが海水な流れの中で同じ動きなどをするはずがないことくらいは小学生でも分かりそうなものだったがそれさえ理解できないウマシカで高ピーな有名無実なコメンテーターがドヤ顔で「お前らみたいなバカは中学生からやり直せ」と吠えたものだからもうどうしようもなくなった。
大方のジポン人が『彼がいうなら間違いはないだろう』と同調圧力をかけられて放水反対運動は尻すぼみになっていった。
そして私たちが5〜6才を迎える頃には日本近海はおろか太平洋のど真ん中でも奇形魚が取れるようになったときはすでに手遅れになっていた。
最初の放水から10年以上経ってからそれがロッコー処理水の海洋投棄に原因があると気がついたときはすでに太平洋の海水、いや、そこに生息する生き物は既にマトモな状態じゃ無くなっていた。
もちろんそれを食べて応援したつもりのジポン人たちも無事では済まなかったし、意外な伏兵をジポン人はすっかり失念していた。
太平洋沖で熱帯性低気圧として生まれ日本近海に来るまで巨大な渦巻き状の強力な低気圧に育ってくるあいつだ。
打ち寄せる波はご丁寧に海水を引っ掻き回して浄化水(汚染水)をわざわざ沖まで持ってきたばかりか集中豪雨として田園に降り注がせた。これで地上の農作物も怪しくなり、そこで生えている草などを食べる牛や豚、そして鶏も怪しくなってしまった。

当然ジポン政府は海外に助けを求めた。
しかし当然だがどこの国も協力してくれるはずなどなかった。
『どこも反対していたのに汚染水を浄化水と偽って放水してまともに食べられる魚を絶滅させておいてよく言うわ』と言い出した。
それは本音でもあり健全な建前であった。
正直言ってどこの国も自分の国の食糧さえ確保するのも困難な状態に陥っていた。

私たちが8才を迎える頃には風評被害は確実に実害被害になり壊れた原子炉は福一だけではなく原発銀座と呼ばれる北陸地方も巨大地震が襲って日本最古の原子炉などを壊していた。

つねに押し寄せるジポン海の高波によって、壊れた原子炉から溶け出したデプリはたちどころに日本海中に拡散されてチャイコや軟国などの海産業にも大打撃を与えた。

事故を起こしたのはよりにもよってあの崖田総理が国民や海外の猛反対の声を無視して再稼働を強行したあの日本で初期に建設されて長期間に渡り運用され続けて老朽化していたあのガラクタ原子炉だった。
そんなふざけたことをしておいて食料を寄越せと高飛車な態度を取れば軍事的な国際問題になるに決まっている。
もちろん軍事力バランスによる抑制論で何とかなる問題ではなかった。
仮に戦争になった場合には、もう戦にかり出せる正常な身体を持った若者の数は減っていたんだ。

そりゃ放射性元素をたっぷりと含んだ農作物や海産物、そして畜産物を食べて応援していればそうなるよね、ってだけの話なんだけど。
その数年前から畜産産業では謎の屠殺が行われ始めていた。
一応表向きには『感染症によって止むを得ず屠殺しました』と関係者や政府は発表していた。
だけど実際は飼っていた畜産動物の放射線量が基準値をはるかに超えていた。
その影響で異形の畜産動物が増えていたからじゃないのか?と私は考えていた。
かくしてやがてジポン国内の食糧不足問題は深刻になって政権は好むと好まざるに関わらず戦争に向けて舵を切らざるを得なくなっていた。
すべてAIが制御を行う最新兵器だから問題はないとタカを括っていた。
だけど肝心のAIプログラムを組む若者の知能や知識そしてモラルが低下していた。
呆れるほどポンコツだったんだ。

かくしてその戦は頭の悪い世襲閣僚議員によって発射が命令された戦略的核弾道ミサイルによって火蓋が切られたと『かなえ』は言っていた。

だけどもうジポンはもう周り中を敵だらけにしていたんだ。

頭の悪い政治家がどんな相手でも札束でひっぱ叩けばいうことを聞くと信じ込んでいた。

自分たちがそうやって育って来たからなんだろうな。

でも人の心は札束なんかで動くはずがなかった。

彼ら世襲議員たちの感覚が世界から大きくずれていただけの事なんだ。

かくして戦争は1年もかからずにほとんど決着がついていたようだ。

それ以来私たちは人工的に造られた食糧しか食べられなくなっていた。

しかし事の原因を起こした政治家や電力会社の偉いさんたちはやれエーゲ海産だの地中海産だの美味い高級な海産物を国民の血税でたらふく食っていたようだがそんなことはもうどうでも良い。

私たちは更なる酷い裏切りを国から受けたのだから。

私たちは『ジポン』が国際条約で禁止されていた筈の『人間兵器部隊』(いわば超能力者による軍隊)の開発に手を染めていたのを隠蔽(隠蔽)するために私たちの施設に核弾道ミサイルを投下していた。
しかしそれは倶名尚愛の『願望達成能力』によって阻止された。

それを衛星軌道から監視していたカメラが目撃者となり私たち人間兵器部隊の存在が世界中に広く知れ渡ることになってしまっていた。

そして最終的にはヤケクソになったコウダタロスケとタロット元ヨネスケ大統領と共に『地神』に魂を売り飛ばして獣鬼を大量に投入させた。

まずは先程の核弾道ミサイルの爆発を阻止するために能力を限界まで使い切ってその能力が著しく低下した倶名尚愛や楓凛、山崎秋子、草彅敦子を輪姦させて種子や人造精子をたっぷりとその胎内に撃ち込んで更なる人体改造を試みた。

それはわたしたちにも行われて私たちは白濁してゆく意識の中で『ジポン列島』を構成していたプレートの奥深くを次々とエネルギーに還して(かえして)列島自体を焔の柱に変えていた。

そして気がついたらあの巨大な惑星『サタン』の周りを廻る衛星『ルシファー』に居た訳だったが・・・。

さて、この人工惑星ではどうだろうか?
この平野の原子力発電所は原子炉らしき建屋が18軒立っていた。ここまで並ぶと壮絶としか言いようがないが合計発電出力が5000マンコじゃない5000万キロワットあるというから驚きだ。
ここともう1箇所ある原子力発電所の合計発電出力が7000万キロワットあるというのだから異常としか言いようがないがここの出力を合わせてその2/3の8000万キロワットで星間物質を集める超電磁コイルの電源にして残りの4000キロワットはいざという時のために予備で取ってあるらしい、という話だが眉に唾をつけて聞いておくべきかもしれない。ここの他の7箇所の平野にも同様な原子力発電所があると聞いたからだ。
「全体の総合発電出力は9億6000万キロワットあります」
と職業安定所で聞いた。
ここで発電される分を除いた8億4000万キロワットのほとんどが常時稼働していてその半分の4億2000万キロワットが超電磁加速弾丸砲やレーザー法に使われるという。
それだけでもこの『地神』や『地人』、そして『獣神』といった種族がいかに好戦的な種族か理解出来よう。
って言うかここに来るきっかけとなった超弩級宇宙戦艦のビーム砲の砲門数を思い出していた。200以上はあった気がする。
(5話末、6話冒頭参照)

「きゃー!やめてください、いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
鬼怒を引き裂く欲な女性の悲鳴が聞こえて来た。
見たところ女性クローンがひとりしかいない。
「い、い、いやぁ〜いた〜い!いやぁ!やけずりそう、あ“〜!あ“〜!あ“〜!い、い、いやぁ〜いた〜い!」
その女性はひとりでのたうち回っていた。
しかし仰向けに倒されて見えない何者かに股を大きく開かされて両腕を肘あたりで掴まられているのか引っ張り上げられて腰は宙に浮かされていた。
「ぁ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
私の目には彼女を強姦している筋肉隆々の男、いや獣の姿が見えた。
しかも彼女は時遅くすでにその胎内に激しい勢いの濁流(だくりゅう)のような射精を撃ち込まれていた。
私は妊婦さんの身体の中から抜け出して彼女の股間の上を胸と腹の方から蹴り飛ばして肘鉄を彼女の開かれた両足の間に振り落とした。
手応えは感じたが奴は既に飛び退いてそこにはいなかった。
『俺の楽しみの時間を邪魔するとは許さん』
どこからともなく太く低い粗野な声が聞こえて来た時はすでに私の顎(あご)はそいつの右足で蹴り上げられていた。
もしも回避の行動に入っていなければ顎の骨が砕かれるどころか頭が首ごと胴体から引きちぎられていただろう。
続け様にそいつの左足の膝(ひざ)が私の溝落ちを蹴り上げようとしていた。
だが私の身体はすでにそこにはない、奴の頭上のはるか上、手前から落下しながら奴の頭蓋骨を左足の右回し蹴りで粉砕していたはずだった。
しかし奴の身体はそこにはなく私の身体の股間にある大事な膣(ちつ)は見えない奴の陰茎(いんけい)でつらぬかれていた。
「いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
思わず叫び声を上げながら逃げようとしたが私の身体は奴の術中に嵌って(はまって)いた。
『5才のメスガキを孕ませるのも悪くないのお』
(私たちはsae-Coさんの人口胎内に収まるために幼児化した上に縮小化していた、12才の身体では縮小化してもsae-Coさんの体内に収まらなかったし、すでに先住人がいたためもあった)
奴は私の両脇の下を鷲掴みにすると激しく腰を突き上げ始めていた。
「何?どうして何が起きているの?」
妊婦さんのsae-Coは狼狽えるばかりだったそれはそうだろう、彼女の目には私は見えない力で吊り上げられてスカートの前側を捲り上げられてまるみえになったパンツの股間がズラされ、割れ目ちゃんが開かれてまる見えとなった大事な膣を得体の知れない見えない何かに大きく押し拡げられて中の肉というか粘膜が激しく削り出されて大量のの血と一緒に掻き出されているようにしか見えないだろう。
私の前で仰向けに寝かされ、犯されていた若い女性の股間から大量の血が混じった白濁液が噴き出していた。もう手遅れだったかもしれない、彼女の美しい白い肌は徐々に赤紫色と青紫色に入り混じったように焼き爛れ始めていた。
「いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いた〜い!ど、どうしてこうなるの?」狼狽える彼女は信じられないものを見ている気分だろう。
「いや、いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いやぁ!裂けそう。
私の大事な股間の穴を押し広げている太くて長く硬い肉槍先頭の亀頭部がかすかに『ぴくっぴくっ』と震えた次の瞬間に怒涛のような射精が始まっていた。
「い、いやぁぁ〜‼︎いた〜い!あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
私は胎内に『ドクドクドクドクドクドク』と撃ち込まれたbotにシンクロさせられるように激しく首を左右に振らされながら泣き叫ばされていた。その精液はbotと呼ぶにふさわしく大量の種子と人造精子で出来ていた。
その精液が私の胎内に入り込むなりその中の人造精子は私の固くて頑丈な卵子に目もくれず次から次へと子宮内膜に穴を開けて潜り込み始めていた。
そして毛細血管の中に潜り込んで太い静脈に入って心臓を経由して肺胞に潜り込み悪さを始めていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
私はまだ泣き叫びながら首を激しく横に振り続けている。まだまだ奴の暴力的な力づくの射精は続いていた。
奴の陰茎は硬いくせに大事な穴の中で強引に自由自在に形と向きを変えてその大きな亀頭部が子宮口を突き破り今や子宮内の内膜にまんべんなく直接射精をしていた。
『ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク』と無限に続く射精を浴びさせられながら私は泣き叫ぶしかなかった。
「いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あつい〜!破裂する!」
そう、次から次へとbot、人造精子に子宮内膜に穴を無数に開けさせられ続けた私の子宮は破れる寸前だった。
子宮自体をつらぬいて他の臓器に潜り込み毛細血管から太い血管を通り全身を駆け巡り、特に脳細胞のニューロンを破壊し尽くしている奴もいた。
それに続けと無数の種子も毛細血管を通って太い血管になだれ込んでいた。
『いい、イライラちゃん、一回しか言わないよ?チャンスは一度だけなんだよ?』
いつもは甘ったれた声の主のいつになく真剣に喋っていた声を思い出していたbotに侵入された私の肺がどんどん改造されてゆくのがわかった。
『この時に奴らの思うように改造されちゃダメなんだぉ、自分の意志で自分の身体を自分も好きなようにカスタマイズ出来なくっちゃね』
馬鹿なくせして生意気な奴だそう思った途端にわたしのくちびるの端から笑みがこぼれた。
「何がおかしい貴様はこのメスクローンと同様に脳細胞を破壊されて新しく組み込まれた人造ニューロンが構築するシナプス網で俺には逆らえなくなる。
『この瞬間が最大のチャンスなんだぉ、君の望みはなんだい?』
いちいちうるさい奴だとは思ったがありがたいアドバイスをありがとうと言いたかった。
「貴様が何を考えているかは知らぬが貴様は俺様の脳のコピーに犯されて指一本動かせないはずだ、そうだろう!」
男はそういうと射精している精液の種類を変えて来た。放射性物質と放射性生物をふんだんに大量に含んだ精液を送り込んできた。
「いやぁぁ〜‼︎あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あついよう、やけそう」
私は泣き叫ぶ演技をしていた。
「はっはっはっは、もう貴様の肌はまだら色に焼きただれておるわ、どうだ?俺と取引をしないか?俺の指令に従い貴様の仲間を罠にかけて全滅させるか?それともこの場で致死量の放射線被曝を受けて朽ち果てるか?好きな方を選べ」
「どっちもお断りだよ、ところで被曝しているの、あなたのほうなんだけど、大丈夫?」
私はそういうとクスクスと笑い出した。
あきらかに放射線被曝をして皮膚を焼きただらせていたのは男の方だった。
「何故じゃぁ、なぜ俺が、貴様何をした?」
男は完全に取り乱していた。
「なーんにもしていないよ、ただ願っただけ」
「な、なにをだ!『願望達成能力か?貴様らに今はその能力はないはず、俺が『地神』様の宇宙最強の『願望達成能力』を借りて椎の『願望達成能力』と香織の『時間操作能力』は完全に封印したはずだからな!」
【私のはそれとは少し違うんだけど】
私が心の中で呟くとふたりは人工惑星の外の宇宙空間にいた。それも進行方向に。
私と獣鬼は強力な磁場で吸い込まれてゆく星間物質と一緒にラムジェットエンジンのインテークに向かって凄い勢いで吸い込まれ始めていた。
「ば、馬鹿な、このままでは俺も貴様もラムジェットエンジンの中でエネルギーに還されるんだぞ!」
獣鬼は自分の肉槍を縮めて何とか私から離れようとしていた。
でもそれは無駄というもの、何故なら私の大事な穴は奴の肉槍をキツく締め上げていたから。
「いいえ、消えるのはあなただけよ、じゃあねグッバイ」
私はそう言うと男と一緒にラムジェットエンジンのインテークに吸い込まれて4区から始まる人工惑星の中心部を通る長いトンネルを凄まじいスピードで駆け抜けていた。
21区の燃え盛る焔に触発されたかのように奴の身体が自分が私の子宮内に解き放ったはずの精液の中の放射性生物が彼の体内、主に胃に蓄積された大量な放射性物質とラムジェットエンジンが吸い込んだ星間物質の放射性崩壊をナノセコンドのスピードで完了させていた。
人工惑星は一瞬だけ超加速したが私の中の椎の『願望達成能力』と香織さんの『時間操作能力』が私を守ってくれた。
私たち意識複合体No.2が第5区に戻ると男に強姦されて大量の放射性物質と放射性生物を撃ち込まれて瀕死状態だった若い女性クローンの手当てをsae-Coと『B』さんが行っていた。
まだ皮膚は赤紫と青紫のまだら色だったがほとんど症状は回復して口がきける状態だった。
「ありがとう」と彼女は片言のジポン語で言った。
『なぜあなたはあの男に狙われたのですか?』
私の中の『B』さんがきいた。
『わかりません』
彼女はそう言ったきりうつむいた。
『ところで私はあの獣に何をされたんでしょうか?』
どうやら記憶が曖昧なようだ。
しかも彼女は最初は片言のジポン語で
「ありがとう」と言ってくれた。
しかし次にはジポン語ではなくて思念で『わかりません』と答えてきた。どう考えても彼女は性体験が未経験の処女には見えなかった。しかも彼女に私は『なぜあなたはあの男に狙われたのですか?』と聞いたときはわからないと言っていた。しかしその直後には『ところで私はあの獣に何をされたんでしょうか?』と聞き返してきている。
『まるで衣良さんが武蔵に引っ越してきた初日に咲さんの取り巻きに輪姦された時に似ているわね』
私の中の香織さんが言った。
「もしかして私の時のように人格破壊が目的だったのかも」
私は答えてからあの輪姦事件から始まって妊娠をして半年近く放浪した挙句破水させられて流産した記憶を思い出し、その時に感じていた疑問に感じ続けていたことがあったのを思い出していた。

どうして私はあの時に妊娠してしまったのだろうか?
どう考えてもあの時の性行為は私たち種族の妊娠する条件を満たしていたとは思えなかった。
では何故?
『いくつか考えられるのは獣鬼化した男子生徒たちに輪姦されているうちに大量に撃ち込まれた種子と人造精子、いわゆるbotで身体を変質させられた可能性、そしてもうひとつはあなたを絶望の淵に落とし込むことにより自己崩壊、これは自死と言ってもいいわね、それを狙った可能性が考えられるわね』
香織はそう言ってから私の中の『B』さんに相談しようとしていた。
『そうね、もしかしたら衣良さんはその時に本気でその獣鬼さんの子供を孕みたいと願ったのかもしれないわね』
あまりにも無責任な発言だと思った。
だいたい誰が自分を喰らいながら強姦するようなゲスな相手の子を産みたがる女がいるというのよ!
『そうとも言い切れないんじゃないかな?』
椎は言った。
「奴は少なくともいらちゃんの足を途中から食べなくなった、それは単に利用価値があったから?』
それは確かに感じていた。
『もうひとつ、奴は衣良ちゃんの生殖器周りには手をつけなかったそれは何故?』

花奈「それはきっと私のケイトお兄ちゃんと一緒で衣良たんを孕ませたかったんだお」

伊良衣良「こら無責任な事を言うな」

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編15『伊良衣良とハル』3
う&a t
おわり

アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編16『伊良衣良とハル』4

にちゅぢゅく!

「観萌「私たちが妊娠する条件は知っているわよね」

ハル「もちろん知ってまーす愛情のバロム・クロスでーす」

サタン「こら、今までみんな伏字にして誤魔化してきたのにパクリが露見してしまったじゃないか!」

花奈「これ喰らえパクリのうちに入らないんだぉ、あたしなんか超高校生の忍者娘のパクリだなんて言われてんだぉ〜」

全員「そう言われてみれば確かに」

咲「それにあのセリフ『チャンスは一度だけ』は明らかにアニメ10話ヒロインデート回の忍者娘のパクリですよね?」

花奈「みんなしてそれは酷いんだお」

加世「何を言ってんだかパクリどころか劣化コピーじゃないか」

子リス獣鬼「なにをいう、ならばおれはうちゅうしょうねんそらんの」

ルシファー「ナイナイ、それだけは絶対にない」

愛「いや、テキトーにチャッピーで検索したら本当に宇宙リスでびっくりだわ」

全員「な、何だって〜!」

#20才未満閲覧注意
#SFっぽく
#ハタチ未満はご遠慮ください
#ハルサメとナッツシリーズ
#過激な描写あります
#エログロ注意
#波瑠沙芽とナッツ
#小説

激辛「いや、あたしはてっきりあの大手スーパーマーケットのマスコットキャラをパクったかと思ったよ」

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まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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