再会12
闘いの再開12
本作は過激な性行為描写を含みますので20才未満の方の閲覧はご遠慮してください。
いろいろと出鱈目なのでツッコミ処満載です。
でも今回は笑える場所ないです、多分(^◇^;)
私は『こじろう学園』を事実上壊滅させたとはいえ生徒はほぼ全員無傷なまま近くの森に放置してきてしまっている。
おそらくは組織の上層部がここ、『さぬきがわ学園』をそのまま放置しておくはずがないだろう。
きっと体制を整えてから実験再開をするかそれとも証拠隠滅に『さぬきがわ学園』の全生徒抹殺を図るかも知れない。
それにはどう対策したら良いか?
「学園の女子生徒全員をここの教師達のような危険な対象から守る為に『こじろう学園』の男子生徒並みに強化したらどうかな?、そして妊娠回避や大事な女の子自身を守るための対策をするべきじゃないかなって思う」
実はここに来て数日後私、楓凛と私が再会したその日にこっそりと私の部屋のベッドで話し合いをしていた。
その少し前に敦子から聞いた妙な話の件で楓凛と確認して検証したいことがあったから。
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「調教、って言ったら語弊があるかもだけどある種の洗脳みたいなのが行われるみたい」
敦子は確かにそんな事を言っていた。
「洗脳っていうと大袈裟なんだけどさ、一週間ほどして帰ってくるとどんなに先公に反抗的だった子でもやけに順応な良い子ちゃんになっているんだよね」
あ、そうなんだ、でもそれって普通なんじゃないのかな?
そう考えた私はこう返した記憶がある。
「しばらくおとなしいふりをして先公が油断した頃にまたやんちゃ始めるってよくある話だよね」
私がそう言ったら彼女は首を傾げて言う。
「そう言うのともちょっと違う感じなんだよね、なんか全てにおいてやる気をなくしちゃって、そのくせ先公の話は素直によく聞く良い子になって」
その時の敦子の顔は真顔だったのをよく覚えている。
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その時『B』と『G』は既に一つの可能性を模索していたらしい。
『G』の報告を聞いて『B』は呟いた。
『それは本当に厄介ね、前の研究室を襲撃した時端末から引き出した情報なんだけど私たちをママのお腹に孕ませた時の人工精子の寿命は約10日前後だったらしいんだけど私たちの次の世代を生むための人工精子の寿命最低でも35日以上になるだろうって』
200X年での人工精子の寿命が10日程度だった事らしいのだけど202X年代での寿命が一月をゆうに超えるらしいという情報を彼女達は共有していたらしい。
一般男性の精子の女性体内での寿命は3日程度なので10日だけでも受精率はかなり高いと言えるのだけど35日以上となるとほぼ受精率100%と言っても過言じゃないと思う。
「私たちの母親と同様に教師に種付けをする実験をさせられてその後に無茶な行動を起こされては困るので人格や行動をコントロールする薬剤などが投与されるなどの処置が行われた結果では?」
その時の『B』の意見がそれだった。
無茶な行動というとどんな行動だ?という疑問が湧くが
「安定期に入るまでに乱暴なセックスをしたりケンカをして受精卵が流れるのを防ぐため、じゃね?」
『L』らしい考察が入った。
「女は子宮で物事を考える」
『G』がボソリと呟いた。
「女は頭を使って物事を考えることが出来ないって意味かよふざけんなよ、そんな馬鹿な事を言ったのはどこの差別主義者だ!」
怒り出したのは『L』だ。
「まあ100%否定することはできないんだと思うけど」
『G』はそう言うと少し考え込んでから言った。
「それを逆手に取ってしまうのもアリなんじゃないかと思うけどどうかな?」
その時の『G』は何か悪戯を思いついた悪ガキのようなイメージだったと後で聞く。
「どう言う意味ですか?」
と『B』
「簡単だよ、子宮の中に演算能力を持たせて仕舞えばいいってこと、しかも頭にある脳髄と協調して動ける奴をね」
「そんなに簡単に行くわけないぞ」
もちろん『L』は反論した。
「私、今でも連絡とっている仲間がいてね、相談したらそのDNAマップを送ってくれた、量子演算でヘタな大型スパコンよりもスペック高いよ」
まさかその相手が『G』の夢の中で『ユーキ』と駆け落ちをした、あの『さとみ』ちゃんだったとは夢にも思わなかった。
それが世界最強の胎芽を生み出すことになるとは・・・
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話は昨夜『こじろう学園』での死闘?を終えて帰ってきた時に戻る。
「ただいまー、みんな元気だった?」
もちろん、私、こと葉類亜希とダーリンだったがそこにいた全員が警戒をした。
そりゃあ『こじろう学園』の教師が男子禁制のはずの女子寮に乗り込んで来れば誰だって警戒するだろう。
「その男は、私たち200人以上をひと晩でレイプして孕ませた凶悪犯」
敦子は憎悪の目で私のダーリンを指差した。
「亜希、あんた『こじろう学園』に寝返ったわね」
戦闘ポーズを取ろうとするが彼女は全身がボロボロで全く様にならない。
「寝返った?どの口が言っているのかなぁ?」
私は敦子の口を左右に目一杯両手の中指と人差し指、合わせて4本の指で拡げて言った。
そもそもボコボコにされたのは私を含む敦子と楓凛の3人だけで私に至っては顔だけの被害だった。
他の女子生徒は眠っている間に夢魔とかに犯されたような感じだそうだ。
「あ、敦子ちゃんも任務でやっただけだからあんまり責めると気の毒だから、あたしもそこまで酷い目にあっていないし、むしろ操られてたとはいえみんなに酷いことしちゃったし・・・」
慌てダーリンは、いやマイバディはむしろ申し訳なさそうに言った。
「まだ思い出せませんか?私の愛にした事を」
私の顔は物凄く怖い顔をしていたかもしれない。
しかし愛にとってはむしろ違う許せないことがあったらしい。
「ところでたった今思い出したんですが、『あ・つ・し』先輩?敦子はあつし先輩だったんですね?あたし達先輩のこと、てっきり二才は年上の男子だとばかり思っていたんだけどどういうことかな?」
愛はむしろそっちの方を問い詰め出した。
「いや、ここの女子たちの胎内に入り込んだ1人当たり数十億の精子を早く回収しなくちゃですよ」
まさか個数までグレードアップしていると思わなかった。しかもそんな情報をどこで入手した?
「いやいや、先輩と付き合ったJC、JKは100%妊娠させられて行方不明になるか謎の死を遂げるという都市伝説はどうなった?」
愛にとっては目の前に本人がいるのだから聞かない手は無いということなんだろう。
「いや、だから着床してからじゃ遅いですから早く行きましょう、亜希さん、いえその中の『B』さん、チョーよく効くエッチした後に飲むピルを作ってください」
「こら、逃げるな、あの娘たちはあんたが孕ませたんだよね?責任逃れで始末したの?」
愛は敦子の顔をまっすぐに睨みつけながら詰め寄った。
敦子の目は泳ぎなんとか愛の視線から逸らそうとしている。
「もしかしたら今、彼女たちのお腹の中から『タネ』を取り除いたらあなた自身も産まれなくなるんじゃないんですか?もちろんこれは憶測なのですが」
私の中の『B』が私の口を使って割り込んできた。
「なんでそんなことがわかるんだよ」
突然男言葉になって突っかかってきた敦子、それを悲しげな眼差しで見つめる私。
「本当のことを言うともうその件に関しては対策済みなんですよ?」
私の口を借りて『B』が言った。
それは今となっては『G』や『B』から聞かされていたので既に知っていた。
「どうしてそこまでして自分の存在を消滅したいのですか?」
そして私、亜希自身が続けて言う。
「どうせ暴走した私がやったことでしょ!」
そう言って敦子は私の手を振り払った。
「敦子、なんか大きな勘違いしていない?その事件が起きたのは3年以上前だよ?その頃に敦子はこっちの世界にいた?」
一瞬、敦子は硬直したまま黙り込んで数十秒後に『あ“!』
と叫んだ。
もっと早く気がついても良さそうなものなのに今更ながら気がつくとは身に覚えでもあるのだろうか?
「どういうこと?」
と愛。
愛は敦子の事情を全く聞かされていないのだから当然かもしれない。
事情を聞いた愛は気まずそうに言った。
「だったらもっと早く言ってよね」
膨れっ面になっている愛を見つめながら私は考えていた。
ー『だとしたら一体誰が?』ー
「敦子さんがこっちに来るほんのわずか前に他界した方の『あつし』さんだったという線も考えられますね」
私の口を借りて『B』が言った。
「敦子の父親って確か俺も知っている内閣調査室の人だったよな?」
「うん」
と敦子、あまり多くを語りたくはないらしい。
守秘義務とかが絡んでいるのだろうか?
「楓凛はそのあつしって男子生徒の事を知っているの?」
私は気になって聞いてみた。
「5、6回は会ったことがある、つか付き合っていた」
気まずそうに楓凛は言った。
確か愛に聞いた話では愛と秋子と彼女の3人は個別に勢いで彼とセックスして孕まされたということだ。
「で、いつ入れ替わったか気がついていた?」
単刀直入に訊いてみた。
「匂いでなんとなく別人だとは分かってはいたけど2年以上は会っていない時期があったからな、目の前でいきなり女の子に化けた時は驚いたけれど」
気まずそうに楓凛は言った。
何かやましいことでもしたのだろうか?
「え”!」
愛も一瞬だけ怪訝な表情をした。
「そう言われたら護送車でここに運び込まれる時にあつしと名乗る男子が女体化した時は驚いたけど、まさかあたし自身が男体化されていたなんてね」
眉毛をヒクヒク引き攣らせながら愛は言った。
「でもあんたがあの時あたしが身代わりになってやったあのアバズレ女だったとはね!」
そこまで言って愛は黙り込んでしまった。
どうやら人前では話せない出来事のような気がしてきたのであえて追求するのはやめることにした。
「ちょっと外野から口を挟ませてもらうけど」
『かなえ』さんがメガネのレンズ全体をキラリ!光らせたかと思ったら両手を上げて発言をした。
「もしもそのあつしさんとかいう男性が組織の手先だとしたら、その年代だと第二世代ですよね?妊娠100%の」
確かにそうかもしれない。
「私は受精卵を人工的に植え付けられていただけだからはっきりとは言えないけれど『敦子』が言う嵐の晩に『かなえ』がレイプされた時、彼女の胎ん中にぶち込まれた精子はあきらかに第三世代だったよ」
と褐色の美少女『敦子』
つか2人ともあっちの世界での記憶を持っている?
「あ“!」
なぜか驚いている敦子嬢。
『あつこ』が呆れて見ていた。
『今更気がついたの?』と言わんばかりだ。
「私が私でなくなる、っていうか他人に操られている気がした」
『かなえ』さんが言った。
「じゃ、じゃぁ覚えているの?私が『かなえ』の頭を斧で叩き割ったのも」
敦子が青ざめた顔をして言う。
「もちろんだよ、でも私たちはむしろ感謝しているんだ、止めてくれてありがとうって」
『あつこ』は言ってからさらに続けた。
「その時、私も『かなえ』の胎の中にいたんだけど結局何も出来なかった」
今度は敦子も含む現世組が「え“〜!」と驚く番だった。
つまりは『B』と『G』がここ『さぬきがわ学園』でやろうとしていたことはとっくの昔に前の時間線で実現されていたようだ。
「違うよ」
『あつこ』さんが言った。
「全然違いますね、仕組んだ人は同じですけれど」
『かなえ』さんはそう言って私を指差した。
「え“?」
私は私で自分を指差してしまっていた。
「皆様は何か勘違いをしているのかもしれませんが人類の未来を潰そうとしている彼らは追われる立場であり、彼らを追う側に立っているのは『G』という存在ですよ?」
『かなえ』さんはそう言うと『あつこ』さんの手を引き私のおなかの上にその手を重ねた。
私は自分のおなかに伝わってきたイメージを言葉にしてその場にいた全員に伝える。
確かに『あつし』なる少年は存在していた。
彼は13才にして犯罪を犯していた。
まだ幼い5、6才の男児を殺害していた。
彼は間も無く逮捕されたがその事件は永久に公開されることはなかった。
父親が内閣調査室勤務だったりしたことも大きく影響していたかもしれない。
事件は犯人がわからないまま月日が流れることになるのだが実際には『あつし』は匿名のまま『こじろう学園』に送り込まれていた。
名無しでは不便なのでここは『少年A』つでもしておこう。
彼の父親は内閣調査室のエリート、そして母親は某政権の主要議員であったことが犯人の公開を妨げていた。
彼はたった2年の就学を終えると学園を去ってことになっていたが実際には内閣調査室により内閣総理大臣からの命令で射殺されていた。
政府から見てもただの少年犯罪者を更正するために作られたはずの学園はとんでもないことが実験施設であることが判明してきた。
そしてそこから出られる筈がなかった少年達が自由に偽名を使い普通に一般社会で生活をしていた。
しかも彼らはとても不思議な能力を手に入れていた。
人の心を自由自在に操れる能力。
新しい顔(しかも美形)を手に入れた彼らはそれを巧みに使い10代前半の一般少女達を次々と誘惑して妊娠させていった。
妊娠させられた少女達は何故か堕胎処置や人工流産を拒み学校に通わなくなり親元にも帰らなくなって行方不明の届けが数百件提出されたが政府をはじめ警察、特に公安警察はそれを公表するわけにはいかなかった。
行方不明になった少女達と付き合っていたと思われる少年の中には当時の政権を担っていた大臣達の子供や孫も多く含まれていたから。
もちろんその中に少年Aがいたのは疑いようのない事実だった。
なぜ彼らがそのような行為に走り出したのか?
なぜ『こじろう学園』はそう言った脱走行為や外での自由行動を黙認していたのか?
内閣調査室と公安警察はその理由と首謀者を突き止めることができず『こじろう学園』の生徒が関わっていると思われる少年少女の性犯罪にますます歯止めが効かなくなっていた。
しかしやがてその中の少女、いや女性の1人が変死体で発見されたことが事件の捜査をさらに困難にした。
髪の毛などからのDNA検査では失踪したとある13才の少女には間違いがなかったが見た目はどう見ても30代後半の年齢があろうかと思われる女性だったからだ。
もちろん彼女は妊娠などはしておらず検死解剖の結果も子宮内及び女性性器全体にも異常は見られなかった。
「そんな馬鹿な、あり得ない」
最初に否定したのは楓凛だった。
その死体の死因は全くわからなかった。
どこにも外傷や内臓の傷み、病原菌などによる壊死は見られなかった。
そしてその後、次から次にと行方不明になっていた少女達は、いや、女性たちの遺体が各所で発見されるようになった。
それも発見当時の推定年齢はバラバラで60代を超える初老女性から20代前半の女性まで様々だった。
「時間旅行?」
愛がおっさん顔のままつぶやいた。
多分、小田井署管轄の病院内での出来事を思い出しているのだろうか?
確かに彼ら、彼女らは過去への移動は出来ても未来への移動は出来ない。
未来に行くには時間の流れに身を任せるより他になく彼ら、彼女たちはミッション、指令をこなせばこなす程年老いてゆくのが早くなると言うことだ。
そして少年Aも例外ではなかった。
今から2年近く前、彼が通い慣れた漫画喫茶の一室で彼は80代の男性の遺体で発見された。
もちろんDNA検査なども行われたがその遺体は少年Aに間違いはなかった。
しかし現実を受け入れられない者も2人いた。
少年Aの両親2人だった。
80代男性の遺体を突然見せられて「息子さんです」と言われて素直に信じるような親がどこにいるのだろうか?
「ここからは憶測に過ぎないんだけど」
私は前置きをしておいてから話を続けた。
「彼の密葬が終わった直後、あるいは数日後に敦子が裸のまま、少年Aが使っていたベッドに出現したのではないでしょうか?」
「それじゃ速攻でバレるだろ」
案の定、楓凛からツッコミが入った。
では誰が服を着せたのだろうか?
「私が着せた」
手を上げてあっさりと白状したやつがいた。
『あつこ』さんだった。
「あの部屋に転生したのは『ニナ』1人だったんじゃなかったので」
続いて『かなえ』さん。
「それから私たちは別々の家族に入ってこの世界で生きるための場所を手に入れた」
と『あつこ』さん。
行方不明になった少女達の中の変死体で発見された娘達の家に、現実を受け入れられなかったその家族達の前に現れてその少女の姿に自分自身を変えてその家族の娘として生きる道を選んだようだった。
「ところで今更なんだけど」
『あつこ』さんが切り出した。
「わたしたちのここでの本名は誰も聞きたがらないんですね?」
「ごめん、1ミリも気にしていなかったわ」
私は素直に謝った。
とりあえず私は『さぬきがわ学園』全生徒に対して彼女達自身に起きた出来事とこれから始まるであろう『こじろう学園』の生徒や『さぬきがわ学園』『こじろう学園』両校の教師達から行われるであろう攻撃に対する対応に関して説明する必要があった。
ーーーーーー
次の日オーバーテクノロジーなプロジェクターまで使って、自身の身体の高速自己修復能力や強制性交に関する様々な病気や性器内の損傷に対する自己修復機能、そして妊娠の回避について説明したつもりだったのだけど。
『さぬきがわ学園』の女子生徒達も複雑な顔つきで私を見ていたが中の1人が突然に手を上げて発言した。
「ということは妊娠さえ望まなければパパ活もし放題でラブホで何回バッコンバッコンしても妊娠したり変な病気になったりしないんですよね!」
えっ?そんなこと言った覚えはないのだが。
「やったぁ、明日から夜間こっそり抜け出して(ピー)温泉郷で稼ぎまくるぞ」
いや、校風が自由すぎるのは『こじろう学園』だけじゃなくて『さぬきがわ学園』もおんなじだったと言うことにようやく気がついた。
それでも私は宣言しなければならなかった。
「これから数日か以内に『こじろう学園』の生徒達が当学園を襲撃しにきて、私たちは性的暴行を含むありとあらゆる暴行を受ける可能性があります、それに対抗するための処置が一昨晩のそれです、自分達の未来を守るために戦いましょう」
異性に全学園生徒が拳を高々と上げて宣言をした。
「これから来る『こじろう学園』のイケメン達とバッコンバッコンして可愛い赤ちゃんを産もう!」
「そうだそうだ、がんがろー」
「ブ男が相手だったら速攻で流しちゃえばいいんだしね」
私は1人壇上から降りて既に先に下で待機していた完全女体化を終えていた倶名尚愛に抱きついて呟いた。
「もうだめ、私ここの校風についてゆけない」
と
すると愛も私を強く抱きしめ返して言って来た。
「大丈夫、私もワレメちゃんの中にまだ小さいけど立ちションが出来るくらいの大きさの隠しているし小さいけど中に高スペックな〇丸も持っているからいつでも亜希と子作りができるよ?」
愛、ここに来て色々あり過ぎてキャラ変わったか?
「大丈夫、亜希にも昨日私の胎芽のコピーを送り込んであたしと身体の作りを同じにしたからいつでもあたしの中に赤ちゃんを作れるよ」
にっこり笑いながら言う愛を目の前にして私は激しい脱力感を感じていた。
ということは私のワレメちゃんの両山の中には大量な精子を含む精液を作り出せる睾〇が・・・・・
そして立ちションべもできる立派に突起した外尿道口が・・・・
「ねえ、亜希は受けがいい?それとも攻めがいい?」
無邪気に聞いてくる愛。
その言葉を聞きつけたのか「私たちも同じにして!」と迫ってくる百合一族。
ーもうだめだ、数時間後には『こじろう学園』の男子生徒達との死闘が始まると言うのにこいつらときたら危機感のきの字もない。
危機管理という概念がないのかもしれない。
もしかしたら露出度の高いコスチュームに変身してしまう奴もいるかも。
ヘタをすると今晩にでも本当にAV大作が出来そうなバッコンバッコン大会が始まってしまうかもしれない。
13に続く
闘いの再開12終わり
あとがき、というかおまけ
私が明日の準備を済ませてベッドに入ろうとしたところ彼女、愛が部屋のドアをノックして入って来た。
「眠れないの」
と愛は言う。
「さっき学園内の売店でショコラケーキ買ったんだけどふたりで食べる?」
彼女はケーキの入った箱を私に差し出して可愛く微笑んだ。
ここ、『さぬきがわ学園』では昼はトレーニングウエアだけど夜の寝具はパジャマじゃなくて強制的にスケスケのボタンも紐さえない前開きネグリジェだ。そかのその中も薄っぺらく伸縮性に優れたパンティのみだった。
明らかに先生達の欲情を刺激させようとしているのかもしれない、それよりも明日の作戦決行のことで私は頭がいっぱいいっぱいになっていた。
「ちょっと待ってね、ミルクラテ入れるから」
私はそう言いながら愛に気が付かれないようにそのふたつのカップのミルクラテに割と強めの睡眠作用を含む唾液(よだれ)を数滴ずつ垂らした。
「あ、いけない砂糖を切らしていたんだ」
私は今更ながらに気がつき、隣の部屋に借りに行こうとしたら愛の手がのびて来て私のネグリジェをつかんで引き止めた。
「スティックシュガーなら持っているよ」
そう言って3本のスティックシュガーを差し出した。
私と愛はふたり並んでベッドの横にもたれかかるように腰を下ろしてミルクラテを飲み始めた。
想定外に早く眠気が襲って来たがそれよりも早く何故か私は愛の唇を無性に求めている自分に気がついた。
「もしかして媚薬?」
小声で呟くのが精一杯だった。
私は慌ててカップをベッドの横に置いてあるテーブルの上に置いた。
愛もそれにならい、飲み掛けのカップをその隣に置いた。
「そうだよ、亜希ったらあたしが大怪我をして死にかけるとかしないとやってくれないんだもの」
彼女はそう言うと私の両肩を抱き寄せて来て唇どうしを重ね合わせると舌と一緒に甘く暖かいかたまりを押し込んできた。
それは愛の口の中で柔らかく溶かしかけたチョコレートボンボンだった。
前開きのネグリジェはどちらが開いたかはわからなかった。
ふたりは強く抱き合い、全開となったネグリジェを介さずに私と愛の素肌は密着していた。
私は愛の息が少しずつ荒くなるのを感じながら彼女の下着の股間に手の中指を差し込んでワレメちゃんに潜り込ませ、その中に隠れている小さな芽を軽く刺激するとそれはみるみる膨らんでゆきワレメちゃんから『こんばんわ』と言って飛び出していた。そして少し粘りのある液をその先から出していた
私は彼女を押し倒すと下着を足首まで下げて自分のそれも同様に下ろした。
愛も同様に私のワレメちゃんに右手の中指を潜らせてその中の小さな芽を刺激したがサラサラの〇液を大量に放出しただけだった。
今日は私の方が受け身らしい、しかしいかせん大きさが足りないのかその先端が感じる場所まで達しなかった。
でもなぜかこうして肌と肌を触れ合わせ、擦り付けているだけで絶頂に逝きかけているのはなぜだろうか?
重ね合わせた唇から激しく漏れる愛の吐息とが熱い、と同時に私が吐く熱い息を愛はためらうことなく吸い込んでくる、そして今度は愛が熱い息を送り込んできた、私もためらうことなくそれを吸い込んだ。
最初のうちはゆっくりと緩やかだったその繰り返し、それは少しずつではあったがテンポを早めてゆき、荒々しい息遣いに変わっていった。
意識が吹っ飛びかけたその時、私の穴の中に潜り込んでいたそれは急に大きく膨れ上がって私の胎の門を叩いた。
その瞬間、愛と私は大きな喘ぎ声を出してお互いを強く抱きしめあった。
私の胎の中に激流のような熱い液が数回にわたって注ぎ込まれる注ぎ込まれる、その度に愛は腰を軽く振って私と彼女のお腹が擦れあった。
それが更なる快感を生み愛のそれは再びもとの小さな蕾、芽に戻っていた。
一休みつく暇もなく今度は私のワレメちゃんの中の小さかった芽が急激に膨れ上がって今度は愛の穴の中に潜り込んで、というか突き刺さっていた。
「大好き!」
愛はそういうとまた私に強く抱きついて来て唇を求めて来た。
『こんなのなら永久に続けてもいいかな』
そう考えながらそれを何度繰り返しただろうか?
突然部屋のドアが開いて聞きなれない声が聞こえて来た。
歳の頃からして12歳くらいだろうか?
そいつは突然に失礼極まりのないことを言い出した。
「あー、あたしたちのグランマ、また自分の孫娘といけないことしている」
続いて別の声が聞こえた。
「いいですか?椎ちゃん、私たちはあんないけないことしちゃいけませんよ」
「うん、知ってる、観萌ちゃん、あれってキンシンソーカンっていうんだよね?」
「そうね、でもこの時の亜希グランマはとても、いいえこれからもっと大変な目に合わさせられるから、私たちも孫娘として優しく接してあげようね」
「誰なの?」
顔を上げて声のした方向を見たがそこには部屋の半開きになったドアがあるだけで誰もいた気配さえなかった。
私の横たわった身体の下では愛が気持ちよさそうに寝息を立てている。
でもなんか失礼なこと言ってなかったか?
グランマ(おばあちゃん)?愛が孫娘?だから近親相姦?
意味がわからないしそろそろ私も眠くなって来たので今日は床の上で愛の隣で眠りにつくとしよう。
『おやすみグレート・グランマ』(ひいおばあちゃん)
もっと失礼なことを言われた気がした。
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