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百田尚樹代表と飯山陽先生の確執について(5)

過去に同タイトルで(1)~(4)まで綴ってきた。
その後、双方の配信と新たな証言者によるX投稿で、明らかになったことを個人の感想を含めて追記する。

東京15区補選選挙
やはりここから始まっていた。
ただ小生の見立てと違ったのは、選挙運動期間中~終盤において亀裂が生じたのではなく、有本氏から出馬要請があった直後から既に信頼関係が崩れ始めていた様だ。

出馬要請
・有本氏より「あなたしかいない(他に頼める人がいない)」と頼まれた

・飯山氏「有本さんか百田さんが出るべき(出馬する意思は無い)」と返答

・有本氏「自分は都議選に出馬するから今回の補選には出れない。」
ほかに1人候補者がいるのだが『花がない』から、初戦は知名度とビジュアルを兼ね備えた飯山さんしかいない。などと説得

・百田有本両氏には仕事上で恩義がある。日本保守党の理念は共感する。
自分が国政に関わることが日本のためになるのなら、国費留学させてもらった恩を返したいという思いで、連載執筆、大学教鞭の仕事を辞め、主婦業は家族と親戚の協力に頼り出馬を決意した。
※大学客員教授の座については百田氏が大学に頼み、辞職ではなく休職扱いになったと本人が語っている。

これは人生を変えるくらい大きな決断である。
今まで大事に培ってきた生活を壊してしまうかもしれないリスクも伴う。
受ける側も頼む側もその覚悟と責任を持つのが当然のことと思う。

少なくとも飯山氏はその決意を持って臨んだ。

しかし党側はそうではなかった。
代表は有本事務総長経由で数百万単位の選挙運動費用負担を持ち掛け、
「お金出さんと本気にならんやろ」と言ってきたのだ。
更には、結党パーティーで顔合わせした開口一番に、
「党からは金銭的な補償は一切しない、マイナス分はYouTubeで稼いだら良い」と追い討ちを掛けた。

金のことより先に代表が話すべきことがあるのでは?
今から党のために戦う先陣への言葉がそれ?。

本人が立候補を申し出たのなら費用負担を課しても良かろう。
候補者に応募してくる中には政治家を就職先程度に考える輩や、
うまく党を利用しようと企む野心家もいるだろうから。

しかし今回は党から「お願い」しているのだ。
穿った見方をすれば、他の候補希望者には「花がない」の発言から垣間見える様に、飯山陽の「花」を広告塔に利用しようとしているのではないか。

だとしたらその人選は効果絶大だった。
YouTube動画は飯山陽応援サムネで溢れ、
選挙期間中に新規党員数が跳ね上がったことがその証だ。
費用負担どころか、それに見合うギャラを支払うのが相当だろう。

後にYouTube暴露で飯山氏が「費用請求には応じなかった」と自ら語っているにも拘わらず、百田有本両氏は「選挙費用は党が全額負担した」と強調。
これではまるで飯山氏が費用負担したと噓を吹聴していると誤解を与える。

前にも書いたが「費用負担したかどうか」ではなく、
美辞麗句を並べてその気にさせて、出馬を決意した途端に金銭を要求した事実があったかなかったか。である。
お得意の論点すり替え、被害者ポジションだ。

しかも「あさ8」の番組内で有本氏から「本人が(選挙に)出たがっていた」と匂わせる様な発言があった。
これについても飯山氏は完全に否定している。

事実をねじ曲げ、都合の良いストーリーをでっちあげているのはどちらだろうか?
ちなみに飯山氏は具体的に背景や台詞まで再現しているが、
百田氏は「細かい言うた言わないは証拠がなく、水掛け論になるだけだからいちいち説明しない」と煙に巻いた。

カレー事件?いじめ?
カレー事件については何度も書いている様に、晩ごはんに食いっぱぐれただけの取るに足らない話であり、誰が買ってきただのホテルに戻れと強要したかしてないかだの、どーでもいい。
有本氏が「アナタの夕食忘れてた。ごめんなさい。」と言えば済んだ話だ。
関係者のX投稿や配信動画などから察しても、この件に関しては意識的にいじめ行為があったというのは考えにくい。

では、いじめがなかったかと言えばどうだろう?。

飯山陽の悪口をウグイス嬢ももちゃん氏が執拗にXに投稿している。
挨拶をしない、態度が悪い、自分勝手などなど。
本人が明かしているが、ももちゃん氏は以前から百田塾(有料配信のファンクラブ)塾生であった。今風に言えば「推し」が百田尚樹なのだ。

ももちゃん氏は選挙ボランティアを何度も申し出て、懸命にウグイス経験をアピールするも有本氏はガン無視。
しかし偶然にも選挙区内在住だったことからのコネを生かし、地元の名士のパイプを繋いだら即ウグイス採用が決まったという。

憧れだった雲の上の人たちから仲間に迎え入れられ、さぞかし舞い上がったことだろう。報酬なんて要りません!一緒にお手伝いさせて頂けるだけで恐れ多い!と、ウグイス嬢の賃金はすべて党に寄付したらしい。

代表と事務総長からすれば、スキルの高いウグイス嬢をタダでコキ使えるのだから「うい奴じゃ」と贔屓もしたくなるだろう。
ボディーガード役に送り込まれたゴリさんことO氏も同塾生だったとのこと。

組織的な選対運営はなされず、スタッフはとり巻きから奉仕者を抜擢。
彼らが見ているのは候補者でなく代表の顔色で、代表のご機嫌を取ることに
執し、候補者の意見や要望にはうわの空。
スタッフが取り合ってくれないので直接代表に意見したら「何様のつもりだ」と陰口を叩かれる。

そうして飯山氏が孤立し、味方陣営から疎まれていたことはももちゃん氏の数々のX投稿が証明している。

だいぶ嫌われてるみたいね


「ある方」から「聞いた話」だそうです

飯山氏から配信されたストーリーには整合性があり、辻褄が合っている。
未だに具体的な「虚言」に対しての指摘がないことから、きっと事実関係においては飯山氏の言い分が正しいのだと思う。
ここまで証拠が揃っているので、本人がそれをいじめられてると認識したのならいじめはあったと考えられる。

あの時の出来事はもう充分に知れ渡ったし、百田氏の汚いやり口、有本氏の悪質さも露呈された。

一方、日本保守党には小野寺まさるというキャラが登場し、保守党支持者の注目はこのニューヒーローに集まり始めている。
有本氏は彼がいかに酷い待遇で選挙期間を闘い抜いたかを誇張するのは、
文句ばっかりたれている飯山氏へのあてつけとも取れる。

これ以上飯山陽がニチホ党に執着し続ければ近いうちにオワコンになってしまうだろう。
できればその前にさっぱり脱ニチホし、ポジティブな「あかりちゃんねるFaet.ぼんちゃん」のセカンドステージを展開して頂きたいと切に願う。

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