何かに思い詰まったら／ひらやすみ

※ひらやすみ6巻を読んで
※ネタバレ少しあります（セリフなど）

セレンディピリティ(=計画的偶然)＿＿＿＿
　人は「意図しない行動からアイディアや解決策が浮かぶ」ことがある。
確かに、無意識なときこそ悩みの突破口に気づけたりする。
　例えば、適当に観た映画が刺さったり、なんとなく立ち寄った本屋でドンピシャな本が見つかったり、乗り気じゃない飲み会こそ良い感じの人がいたり、みたいな。これを「セレンディピリティ(=計画的偶然)」というらしい。
　このように、人間は自分が抱えるトレンドにアンテナを張って生きる
といったことを無意識におこない、「幸福な偶然を引き寄せる力」を持っているらしい。

ヒロト君が大切にしているもの＿＿＿＿
　主人公のヒロト君は自分のやりたいことを思い立ったり、直感で決断してみたり、何かと自由気ままな性格。周りの人間はそれに対してやれやれと付き合ったりワイワイする中で、それぞれの悩みが晴れたり、何かを決断したり、人生が一歩進む瞬間がある。今回、ヒロト君のおかげでなつみちゃんの心のモヤが晴れた(と思う)。その前後のセリフ。

「全部に意味がなきゃ、ダメなの？」
「自分の中にしこりがあるからやっているんだ」　(やる意味がないと言われたことに対して）

ヒロト君がまさに計画的偶然を信じている一言だと思った。

ヒロト君から得たこと＿＿＿＿
　思い悩んだときは焦らずその場を離れて別のことに力を注ぐ、何か悔いがあるものに対して全力で取り組む。
　これが人生を楽しく生きていく秘訣なのかなと結構本気で思うことができて（大事）ヒロト君ありがとうって感じです。