ツールドふくしま240 day2
さて前日の余韻にひたりつつ翌朝は4時に起床。
ファイト一発。
2日目は160キロ2300アップの厳しい山岳コース
前日みんなで山岳ポイント迷走したので対策
ポイントはやはり1本目の登りか。試走した感じでは7%くらいの坂を3回登るイメージ。イキりすぎるもすぐ脚終わると思う。どうにかギリギリ踏まずについていく、そんな耐えるレースになるだろう。
長丁場なので補給が大事
朝ご飯
おにぎり3個(600kcal)
補給
ミニあんぱん4つ(600kcal)
ジェル4本(500kcal)
スポーツようかん4本(500kcal)
いま書いてて気付いたが5時間想定で朝ごはん含め2200って足りてなくね?orz
■スタート
リーダージャージなんて貴重な経験させてもらいました。
1キロほどパレードしてリアルスタート。
1日目と打って変わって慎重な入り。
レース展開は動画にて(笑)
今回は基本的に、耐えるレースだが、沖縄の予行もあるのでどれだけ動けるか試してみようと思う。
■序盤
いきなりヤマ場のはやま湖の登り。いきなりバラバラなるかと思ったが序盤すぎたかみんな控えめに登る。
山の神こと森本さんを含む3人逃げができているが、ここからの本格的な登りはほとんど5倍程度で淡々と登る展開でパンチ力のない自分には助かった。
KOMの長泥の登りも逃げに取らせる流れになったので淡々と、時折山が得意な選手が上げるが、基本ちぎれる程ではない。
とはいえ山が不得意な選手はおちるのでこの時点で3分の1くらいにはなっていた。
周りをみるとみんな疲れはじめてた、なんだかんだすでに1300メートル登ってる。距離見るとまだ60キロ、あと100キロ?!マヂか?!
■中盤
ここからは登ったり下ったりが続く、標高はちょっと高いのですずしい。
補給のボトルをいただく、実は補給取るのが人生はじめてで緊張した。1個失敗したが2個めでギリギリキャッチ。むずかしい。
82km地点にスプリントポイントがあったがもうそれどころじゃない。小林さんがすっ飛んでいった。あの人つらそうな顔して登ってるけどしっかり脚は動いてる。粘りも得意なんだなぁ。
ここからは下り基調となるとはいえ間にそこそこパンチのある山を含んでくる。決して山が得意なわけじゃないのでワイは耐えるのみ。
なんだかんだで20人くらいまで絞られてきた。
■後半
下り基調で進む、補給はまめに取っていたが、足が攣り始めた。カフェインぶっ込んで誤魔かす。あとは無理矢理回し続ける、足攣りは脚を止めるのが一番いけない。
そんな中、集団が動きがないので時折前にでてみるが、誰もちぎれない、ここまで来たら自分より強い選手しかいないな。
そんなことして遊んでたらトンネル前の登りで千切れかけた(笑)
池谷選手が登り強い。高岡選手は元気そうだ。他の選手はつらそうだ。
トンネル抜けるともう下りきるまで下りだけ、速度が70キロくらいのハイスピードな展開になってきた。
この時点で集団は8名、前日KOMの南選手や森本選手まで千切れる展開。
ワイ思ったよりやれてるかも?
そうやって魔が差して、アタックしてみたり。ここは自分が一番弱いとおもって大人しくしてるのがいいのに、自分で動かしてみたい、そんな気持ちになってた。
■終盤
6号超える手前のなんでもないはずののぼり、勝負どころなのはわかってたが、集中力が途切れはじめてて集団後方に位置していた。
その瞬間、高岡さんアタック、小林さんもついていく。他のメンバーは反応するもついていけず、私は立つことすらできず見送る。
ここで8人はバラバラ、先頭2名その後ろに3名、最後に3名(私)
なんとか3名には追いつくも、ここで途端に踏めなくなる。
なんとか6人で回そうとしたが、足残りに差があったのと厳しい向かい風により追走も崩壊。
私はドロップして心も折れおしまい。
ラスト10キロの単独走本当に長かった。
最終的には3分ほど遅れ7位でした。
■ゴール後
ゴール後、配ってたスポーツドリンクと水を一気に1.5リットルほど簡単に飲み干す。ここで補給にいろいろ失敗してたのだと気づく。
脚だけじゃない総合力が試されることを改めて知った。
■終わって
反省としては前述の通り補給の甘さにあったと思う。
千切れたタイミングはおよそ4時間。
4時間で踏めなくなる話はよく聞くが、私も例に漏れず。
そういえば、昨年のもてぎエンデューロも4時間でドロップ。
補給取るのが不慣れて最後のポイントで取らなかったことによる水分不足。
カロリーもどれだけ取るべきかよくわかっておらず適当なタイミングで食べるだけのハンガーノック。
4時間までは誤魔化せるのだろう。
それ以上、その先を見据えるならもっと勉強しなければならない。
とはいえ、
最強クラスの選手たちとほぼ最後まで走っていろいろ見ることができた。これは代えがたい経験である。
今年も沖縄エントリーしたしまたがんばろう。
■紹介記事
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