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【Madden NFL】フランチャイズモードについて ~なぜフランチャイズモードが一番練習に適していると考えるか~

こんにちは 歴者です。今日もどこに需要があるかわかりかねるマッデンについての投稿を行います。
本日はここまでの投稿で何度も触れてきたフランチャイズモードについて
自分なりの視点で色々書いてみようかと思います。
本稿では練習(Maddenの上達のための手段)としてフランチャイズモードを推す理由を書いていきます。

フランチャイズモード推しの理由

①色々なCPUチームとの対戦を一つの流れで行える。

スケジュールが決まって試合が行われるためH2Hのように相手がどこのチームを使うかわからなかったり、特定の友達とやるにしてもチームに偏りができたりということがありますので、CPU操作とはいえ満遍なく色々なチームと当たれるのは戦い方の幅を広げやすいです。

②試合のゲームプランをリアルに考える必要がある

フランチャイズモードはゲームモードでいうとSimulationモードです。
H2HやMUTはArcadeモードです。
この二つの違いは疲労の影響と怪我をするかしないかです。
これまでの投稿でD.Henry連続15キャリーとかって書きましたが、ヘンリーくらいの能力値のあるプレイヤーである程度ランの実力のある人であればH2Hで強力な攻め方です。
しかし、現実であれば3キャリーくらいで控えとローテーションを組むのが通例です。近年のNFLではタンデムを組ませるところも多くHBの負荷軽減を考えるチームが台頭している流れを組むと「疲れても大してプレイの質が落ちない、怪我をしない」ことを前提とした攻め方が有利な状況に慣れてしまうとプレイ自体も狭くなり、上達しなくなると私は考えます。
何よりもアメフトをしている感よりもゲームをしている感が強くなってしまうような気が私はしてしまいますね

③自分の上達具合が成績として残る

主にはQBの成績とかですかね、TD/INT比などseason単位で比較すればそれぞれの分野(ラン、パス、チームD)などで数字として残る結果が自分の上達度を見れます。
H2Hの繰り返しでは勝敗の結果しか残らないことから思うところです。そしてMUTと比べてフランチャイズモードは選手の補強をオフシーズンにできるとしても大幅な補強はFA等を経ないとできません。そしてそれはサラリーキャップによってある程度制限のあるものとなります。
MUTで実現するチームというのはサラリーキャップ制度下のチームで再現できるかといえばできません。
これらの要素からキャップ制度下でのプレイは操作技術の上達を余儀なくされる側面があります。

④オンラインデビュー前の練習としてオフラインで完結する

ま、見出しの通りですw
MUTのオフラインのものもありますが、結局③と⑤の差によりフランチャイズモードが・・・ということにあるかなと思います。

⑤課金要素が無い

最初に書けよ、これ
MUTというモードがこれまでの流れとしては一番ユーザーが多いと思われるモードではありますが、このMUTモードは自分にとって苦手なプレイがあった場合、そのプレイでキーとなるプレイヤーで強い選手が手に入ることで目先の問題は解決します。つまり操作技術としての上達は後回しになるのです。

⑥試合内の流れの勉強になる

Madden22からなくなった(?)かもしれませんがオフラインのフランチャイズモードだとインターセプトやファンブルなどのミスをした次のオフェンスドライブで同じミスをしないことを目標にするなどのドライブ目標が設定されます。
実はこのドライブ目標の設定には裏設定があります。
Maddenの仕様としてインターセプトやファンブルなどのマイナス要素になるプレイをしてしまうと調子が崩れるということを表現するために使い心地が悪くなります。
例えば、QBならパスの手離れが少し遅くなるとか、精度が乱れやすいとか、プレッシャーを感じやすくなるとか、HBだったらファンブルしやすくなるとかです。
フランチャイズモードだとインターセプトしてしまった次のドライブでは得点を取ることよりも同じミスをしないことということを目標にさせることでこうした調子を元に戻すように内部ステータスの存在を暗に教える要素がありました。
PS5版からはモメンタムとしてこれらの内部ステータスが見える化されましたが、それまではこのフランチャイズモードを通じて知るしかありませんでした。どうやったらこのモメンタムが回復するか、などです。
このモメンタム要素は対人でもCPU戦でもどんなモードでも重要な要素になります。それを体験しながら学べるのはフランチャイズモードの大きいところです。

余談として他の要素でもフランチャイズモード推しの要素はあります。

フランチャイズモード推しの副次要素

①サラリーキャップを学ぶことができる

なぜ、あの優秀な選手がトレード対価で5巡程度になるの?
なぜあの選手にこんなに対価を支払うの?
そういった疑問を現実のチームに抱くケースはあると思いますが
フランチャイズモードを経験していると理解が深まります。
なぜかというと何も考えずにいればたいした補強もできないし
補強してみようとして手を出した結果キャップが足りなくてどうしようもなくなる
みたいなことに陥ります。そういった失敗を経験することでNFLのキャップの仕組みを知ることができるというものです
また最初に書いたような強い選手のトレードで下位指名しか得られない
(最近の例でいうならWRのCooperとか)例というのは以下のようなロジックになります。
・キャップヒットが既にマイナスが見えている。
・マイナスではないが補強したいポジションが存在しておりスペースを空ける必要がある
こういった事情を持っているチームであればその補強時の財布を作るためにカットしなければなりません。
そういったまとまったお金を得るためには大抵ベテランのカットになります。
その事情が他のチームには見えているため足元を見た交渉となります。ただカットするくらいなら下位でも指名権欲しいということから
そういった流れから優秀な選手と下位指名権のトレードというものが成立します。
また、あの選手とも延長した!この選手を獲得した!うちはしばらく安泰だ!って思っている人
実はその契約内容を知ると絶望が待ち受けてますよっていうケースもちらほらあります。(2023年のCLE Brownsはかなり危険水域)
フランチャイズモードでサラリーキャップを勉強するのが実はNFLを知るうえで近道なのではないか?とすらお世辞抜きに思ったりします。

②好きな選手、チームが増える

これも大きい要素ですね
いざ、1シーズン通しで使ってみると・・・
愛着沸くんですよね―w
好きな選手というのは自分のプレイスタイルに合ってる選手だったりするわけで必ずしも現実で活躍するかといったらそんなことはなかったりもしますが、それでもNFLの見方が少しでも変わるのは間違いありません。
また好きなチームも増えます。私もMaddenきっかけで好きなチームが変わったりもしてます。これはやってみないとわからないところですね
よりNFLを楽しめるようになる
というところはNFLファンならば欠かせない要素になるのではないかと思います。

まとめ

MaddenはアメフトをPS4以降でできる数少ないゲームです。(Madden Mobileを同列と考えるならMaddenが唯一のシリーズです)
また、そのMaddenはNFLをちょっと見始めてゲームでやってみたいなって思って手を出すこともあるゲームだと思います。
・上達したいって思う人は様々な戦い方を学ぶモードとして
・NFLを見始めて色々な選手のことをゲームを通じて知りたいって思う人は知識を深めるモードとして
フランチャイズモードをやってみるのがいいのではないかと思います。

最後の最後に書くこととして卑怯ですが、Madden MobileとMadden NFLは質が違います。
やるならMadden NFL(PS4,5 Xbox PC)ですね
Mobileは確かにPFからの手の出しやすさはあるのですが、、、やはりどうしても映像などを比べてしまいます。

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