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ミリオンライブという歴史に出会えなかった私たちは


こんにちは、羽落(うらく)です。
MILLIONLIVE 10thLIVE TOUR Act-1 H@PPY 4 YOU!のday2に現地参戦した感想をたくさん書きます。この衝撃忘れるべからず…
何かためになる文章があるわけでも卓越したポエムがあるわけでもありません。破壊された脳で思い出し泣きをしながら今書いています。
宜しくお願いします。



プロフィール

・2020年(ミリシタ3周年) ミリシタをダウンロード
・2021年 徳川まつり姫を担当としてプロデューサー活動を始める
・過去のライブは一挙配信で一応浴び済
・今回で3回目の現地
・声出しライブ経験は合同ライブMOIWのみ

なので今回DAY2参戦において危惧していたのは
・担当のソロ(声出し)を現地で初めて浴びて死ぬ可能性
・MPUがライブをして死ぬ可能性
・アイルで死ぬ可能性
でした。

なるほど、死んだじゃねーの。

特に担当のソロを発現地かつ初声出しで聞けるかもという期待はすごかったです。MOIWで「アイドルのライブってこんな凄いんだ!」って感じた直後だったので、特に…………

コールはわりと賛成派です。
演者さんにファンの反応を直に伝えられる手段だし、なにより声出しが可能だと会場の盛り上がりが上限突破するんだってMOIWで理解できたからです。あと、「アイドル」のステージなので。

パフォーマンスに特化した歌手やダンサーとアイドルの何が違うかって話は難しいですが、アイドルは「ストーリー性」と「ファンとの距離」が大事なのかなと思ってます。
ファンと共に成長し、ファンのために活動し、ファンとステージを作る。
そうだったらいいなと思います。

特に徳川まつりさん、まつり姫というアイドルはその傾向が強いです。
そんな彼女の体現として諏訪さん(声優さん)が全力でステージを作って下さってることもわかっていたので、当日フォロワーたちと「死ぬぞ!オー!!!!」という円陣を組みました。

長くなりましたが以下からライブの感想です。


ACT1DAY2 感想

前日は夜まで労働だったのでDAY1の詳しい話は知らないままに現地に向かいました。ソロがメインでグリ時代の曲かつ長く披露されていない曲が多く、衣装が3rdまでの合体衣装になってるらしい。
なので担当のソロはほぼ確で披露されるだろうと。

ふーん、死ぬじゃねえの……

でも正直ライブが始まるという実感がほぼ0のまま現着しました。
(ライブ中ずっと老々介護してくれることになる)フォロワーと「わくわくだね!」くらいの気持ちで席につき、始まったThank you!
一人一人の自己紹介に合わせて声出しの感触を覚え、諏訪さん(担当声優さん)の番で吠えて、諏訪さんが今回の準司会みたいで「似合いすぎだな…」と思ったりしました。

ちなみに諏訪さんが真ん中に立ってる時点で(別に何か感動シーンがあったわけではないのに)何故か涙がぼろぼろ流れてきて「重症なんだな自分…」と思いました。
私はまつり姫単推しで、姫に対して重すぎる何かを抱いています。
今回のライブは本当に自分が彼女に対して抱いている”何か”がめっぽう複雑なんだな~と感じたりしました。

忘れる前に担当の部分に焦点を当てて急ぎ書きあげます。他のステージに関しては後から追記していこうと思います。(4/25)

まずはソロが続いて、それぞれの声優さんと曲本来の良さを感じました。
今回は「シアター」というミリオンの良さをフルに活用していてさらにエモを得ましたね…両サイドに丸いステージがあって幕が下りたり上がったりしていたので、みゃおのソロの時両方の天幕が下がったのを見て「MPUだ次!!!」と慌てたのは笑い話です。

でジャングルパーティ何!!
…人数が………多い!
ミリオンの単独ライブでの声出しは初めてだったので、ここでやっと感覚が掴めた気がします。
楽し~~~演者さんも嬉しそ~~嬉し~~~^^でいっぱいでした。
でも最初姫が出演しているのに気づくのが遅れて、ペンラに緑が混じってるのを見る→諏訪さんを見つけて慌てて緑にする→同行者もそこで気づくという流れがありました。余談ですね。

GoodSleepBabyとSmileCrescentは「劇場」という感じの演出ですごく綺麗でした。星と月が後ろに投射されてて、ゆっくりと演者さんが道を歩かれるのが幻想的でした。

合言葉はスタートアップ!
この曲をMPUに歌わせることを考えた人はノーベル平和賞をもらってください。「期待に応えたい歌やダンス 歴史に残るようなライブ まだ努力足りない 何が足りない?~メンバーとの体験~「友情」見つけた」
MPUだ、、、、、、、、、、、、
甲高い悲鳴が鳴り響いた気がします。特に配信で見ているだろうMPU推しのフォロワーさんの悲鳴… 見てる~~?ぼくは現地にいま~~す~~✌
殺されるかも

9thもそうでしたが演者さんの歌唱力や表現力が本当に高くて、どのソロ曲もユニット曲も音で身体をなぞられているような心地でした。
舞台が劇場テーマということもあって、一曲一曲に物語とキャラクターらしさが込められていてとても心に響きました。

それで…瞳の中のシリウス……
姫が……………………センター……………!!!!!!!!!!

爆泣きオタク爆誕です。
いや担当がユニット曲のセンターをやってくれて…「綺麗な心が満ちていく星空で 夢も満ちる だからもう大丈夫」って言われて泣かないわけがないんですよ。
姫のソロであるシャル・ウィー・ダンス?に
「素敵と感じたから、ずっと抱きしめている時間を 集めた星空を一緒に眺めていたいのです」という歌詞があります。
オタクは気を失いかけたしなんならあまりの衝撃に1分くらいペンラすら振れませんでした。終わった後手がずっと震えててなんかもう怖かったです。


そして「カーニヴァル・ジャパネスク」
担当の、まつり姫のソロです。

担当ソロ感想

「次が最終ブロックです!」と告げられて、来るんだと覚悟はしてたのですが、わー、ほんとに自分、今日ここで死ぬんだ。と思いました。
オタクはよく「死ぬ」と口にしますが、あの時は本気の「死」でした。

ああもう自分、いまこのたった4分で、
ここで脳がぐちゃぐちゃになって息がひとつもできなくて死ぬんだ
と思いました。なんなら走馬灯すら一瞬見えました。処理しきれない情報に脳が飽和して溶けてなくなって涙になって前が見えなくて手が冷たくて心臓の音だけが大きくて、
もうどうしようもないよ、と思いました。

どうしようもないよ、もう、この子を愛するしかないよ、

そう思いました。

カーニヴァル・ジャパネスクという曲は、本来本物の「お祭り騒ぎ」です。
ステージを遊園地やお祭りに例えて、この楽しい瞬間をいっぱいに楽しもう。お祭りはいつかは終わってしまうけど、次の約束をしたらさみしくないよ。そういうポップで明るくて元気を貰えて最高な曲です。ザ!まつり姫!な曲の代名詞です。

だから楽しくて、嬉しくて、ダンスも歌も演出もコールも何もかもが凄くて、なんだこれーって笑えてきちゃうくらい明るくて、
すべてが美しかったんです。

声優さんは自分の大好きなアイドルと、イコールじゃありません。でもステージに立つその時は「彼女」になるために一生懸命手を伸ばしてくれます。ファンもそうです。あのステージに立っているのは「アイドル」だって無茶苦茶になりながら声を上げます。
みんなで死にそうになるくらい、「そのアイドル」を見つめる瞬間です。
だから私はあの時、「徳川まつりさんは、こんなライブをするんだ」ってはじめて 今更になって初めて知ったんだ。

かわいい衣装、燃えてしまいそうな照明に、耳が壊れそうな音響、
身体がばらばらになっちゃいそうなほど激しいダンス、酸欠にならないのがおかしいくらいの歌、
笑っちゃうくらい夢中なファンの声、あなた色に染まる客席、また山火事だって言われるなーなんて思いながらUOを折って、弾け飛びそうな心臓、
この瞬間が永遠に続けばいいなって思った。

これが、あなたが望むあなた。

この4分だけはすべてがあなたのもので、このステージを忘れられないものにする。なにもかもが明るく、美しく、輝いていて、


いま、みんながあなたと同じ夢を見てる。

と…………
と゛く゛がわ゛ま゛つ゛り゛さ゛ん゛‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼!!!!!!
あ゛な゛た゛が゛あ゛い゛どる゛だよ゛‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼!!!!!!!!!!!!!!!!
徳川まつり姫、愛してる

姫の夢を叶える道のりに俺も歩かせてくれ………



そんなになっちゃって正直あんまり記憶がありません。
「来年も一緒だよ」って元の歌詞では「来年も一緒なのです」なんですが、このライブに来てるプロデューサーにだけはそう聞こえたんだと思います。たぶんファンの方には「なのです」って聞こえてた 最近の技術はすごいな~ ちなみにここで両足の骨が砕けました。
なんで私NOTEでポエム書いてるんだろう?忘れないためですね。こういうのはもう鮮度が命です 採れたて産地直送だよ

ところで私はライブ中の客席を見るのが好きです。
あんまりよろしくないんだろうなと思いつつも、間奏とかでチラ見してしまいます。配信や円盤ではなかなか映らないので、まあ現地の特権の1つとも言えるなってちょっと思ってます。アイドルちゃんたちが見ている景色を知りたいなって思っちゃうんですよね。どんな景色のためにステージに立つんだろうって不思議です。
あの時、姫のソロの時 翠色に染まる客席がほんと~に綺麗だったことははっきり覚えてます。最高~~~~って思いました。天災かいってぐらい轟く光一つ一つにヒトがいて、そのペンライトの全員がこのステージを楽しんでるんだな~て思うと「担当の凄み」を感じて眩暈がします。
徳川まつりさんひいてはアイドルまつり姫って本当に凄くて………

あとこのステージで考え方が1つ変わりました。
徳川まつりさんは「お姫様」になるためにアイドルになった子です。
私は当初「どうして、ふわふわな柔らかいお姫様タイプのアイドルを目指さなかったんだろう」と思っていました。でもSFYカードコミュを見て「ステージパフォーマーのスタイルに憧れたんだろうな」と気づき、そういう風に彼女を解釈してきたんですが、今回のこのステージを見て改めてその意味を理解できたように思います。

※⇩SFYカードネタバレあり※

彼女がアイドル(お姫様)を目指すようになったのは妹ちゃんの言葉がきっかけです。遊園地のパレードでプリンセスを見て、「お姉ちゃんもあんなお姫様になれるかな……無理だよね」「(妹ちゃんの台詞)」「え?…えへへ…そっかあ、うん、お姉ちゃん頑張ってみるよ!」(要約)というコミュがあります。これだけだと「自分が憧れたものを肯定してもらえた、がんばるぞ」という流れに見えますが、ここで姫のソロの歌詞を見てみます

一人だとなぜか見つからない言葉 
「キラキラ」はきっと想いを映す瞳が振りまいている輝き。

「シャル・ウィー・ダンス?」徳川まつり

つまり彼女の夢とは、ピュアな「そう振舞いたい」という憧れだけで走ってきたような独立した夢ではなく、お姫様に「なる」+みんなにもそれが「映る」+それらが輝いている という相乗的な夢なんだと思います。
アイドルだ………

徳川まつりさんが、たった19歳の少女が、それまでの過去も繋がりも人としての時間も全て捨てて、なりたかった「まつり姫」というアイドルは、このステージのために生まれたんだと思いました。
まつり姫、というアイドルは、限りない偶像です。
「ふわふわなお姫様」としてバラードや優しい歌だけを歌うアイドルになることもできたでしょう、彼女なら。
でもそうしなかったのは、彼女が765プロの「まつり姫」を選んだのは、この「見つめる側」の輝きを忘れられなかったからなんだろうな、と思いました。こんなにも全てが輝いて見える、今失うものなんて何もなく、何もかもが受け止めてもらえる、そういう心の愛おしさを守るために、
偶像になったのかな、って。

テーマパークが作り物だなんて皆分かってるんです。でもその中にある魔法を皆が信じようとします。何故か?
その答えを、徳川まつりさんは愛してるんだろうなと思います。
そうだといいなと思います。
 彼女はけして、ひとりよがりな嘘なんかじゃないって、
そう私は信じています。

だからこそ観客も含めたステージの全部がきらめきに満ちていました。とてもとても素敵な時間でした!一生忘れたくないし走馬灯メドレーの1つにしたい。お願い脳細胞!

そして最終ブロック、本当にすごかったですね。
アイドルゲームの枠を超えた本当の「アイドルのステージ」の時間だったと思います。これはストーリーを知らない人間にも響く何かがあったな~って意味です。
そこで感じた事を話したいなと思ってNOTEにしました。




ミリオンライブという歴史

怒涛のコール曲に熱すぎるソロ曲、そして長年待望されてきたアイル。
現地来れて良かったなーって本気で思いました。
なんというか、これは「ミリオンライブ」の積み重ねてきた歴史の上で成り立っているんだな~って実感できたんです。

2020年?に5thまでの過去ライブ一挙放送がありました。そこで私はミリオンの曲に親しみを覚え…というかなじんだ?ので、ミリシタをちょこちょこ進められるようになりました。
その時既に実装だけでも150~200曲?くらいあったと思うので、アイマスましてやアイドルに馴染みのない人間は覚えるのにすごく苦労してた記憶がありますね。でもライブを見て「すごい曲だ!」ってすぐ好きになった曲がいくつかありました。絶対にいつか見たいって思った曲もです。
その一つがアイルでした。
すごかった……しか感想が出ないのは貧相なボキャブラリーのせいかもですが、もうほんとに「すごかった……」になっちゃうんですよね。

10年があった」からこそ、このステージがここにあるんだって感じました。

私がミリシタの仕組みをちゃんと理解したのはシタ4周年からで、ライブは7thReburnからです。映像でしか見たことのないライブがたくさんあって、声出しができることで最高になれる曲があることを知らなくて、ライブと重なることで重みの増すストーリーを体感していません。

リアルイベントを得ないと「完成」しないコンテンツに賛同しているわけでは正直ないので、「ミリオンはライブあってこそ!」と言いたいわけじゃないんですが、好きになったからこそ「出会えなかった」ストーリーを切望してしまいます。
今回はその願いを全力で叶えてくれるライブでした。ありがとうございました。
そして、「出会い直した」なって本気で思いました。

担当アイドルの目指す「明るくて楽しい」がどれだけ本気の意味かが分かりました。ミリオンライブにいる子たちの実力がどれだけ凄いか分かりました。繰り返せるMVじゃ伝えきれない、あの世界で起こってる「一回きりのライブ」の重みと輝きを知りました。
アイドルという進み続けるストーリー、ゲームの永遠性とリアルの刹那的なまばゆさ、それを複合するとこんなにも輝きを発せるんだということ。

ミリオンライブという歴史に出会えなかった私たちは、このライブで初めて歴史の積み重ねの重みに出会えて、これからまた出会っていくのだと思います。

出会えてよかったです。ミリオンライブってすげー!って、本気で思えてよかったです!


ミリオンライブ10周年おめでとうございます。ひたすら前を向き続けてきた10年と、これからいつかまでの10年はきっとまた歩みも重みも違うんだと思います。リアルと融合してる部分があるからこそ難しくなってくることもあると思います。だから今この瞬間を忘れないようにして、たくさん応援したいなって思いました!
楽しかった~~~~~~~~~~!!!!
ありがとう!!!!!!








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