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【ムゲンダイナVMAX】シティリーグ S1 個人的振り返り

こんにちは、はやせんと申します。
ご覧いただきありがとうございます!

10月27日(木)、はじめてのシティリーグに参加してきました。

新弾『パラダイムトリガー』発売直後ということもあり、ルギアVSTARと森の封印石が入って強化されたミュウVMAXでデッキシェア表の50%以上を占めるこの環境で、僕が今回使用したデッキは『ムゲンダイナVMAX』です。

今回は
・デッキ選択の経緯と使用レシピ
・当日のマッチング&反省点
・全体の感想

この3つを主に話していこうかなと思います。

この記事は一個人のシティリーグ反省ノートくらいの感じでばーーーっと書きたいこと書いていくだけなので、ぜひ温かい目で見ていただけると幸いです。

謂わば、シティリーグレポートです。


・なぜ今ムゲンダイナ??

ムゲンダイナVMAXといえば、Eマークの登場まで環境トップに君臨し続けたデッキのひとつで、僕も友達にボコボコにされてきました。
強い悪ポケモンが登場するたびに強化され、まさに今のミュウVMAXみたいに「誰か…ダイナを止めてくれ…」ってなってた印象があります。

そんな願いが届いたかのように
ガラルサンダーV、頂への雪道、セイボリー、崩れたスタジアムetc...
次々と対抗策やメタカードで溢れ、かつての最強の面影は何処へやら…
そんな悲しみを負った立ち位置のポケモンです。

「悪はいつか滅びる」
そのとおりの道筋をしっかり通ってきてしまっていました
(あくまで一個人の意見です。ずっとダイナが最強!!!と思って使ってる方がいたら本当にごめんなさい)

ここまであーだこーだ言っておいて、実は僕、今までムゲンダイナVMAXを握ったことすらありませんでした。
というのもムゲンダイナVMAXが発表された当初、最近ポケカを始めた人からしたら信じられないかもしれませんが、シングル価格で2,000円したクロバットVを4投必須で、少しハードルの高いデッキだなーって思ったままここまで来てしまったのが一因ですかね。

しかし、シティリーグの参戦が決まり、パラダイムトリガーの内容が少しずつ明かされ
・ルギアが増える=闘抵抗持ちで闘少ない
・森の封印石でミュウが増える
・パルキア裏工作が減少方向にある

もしかして、今ムゲンダイナ強い…?
HP340をワンパンできるポケモン、ギラティナか、結構頑張ったキュレムくらいじゃない…?

と思い、1枚も持ってなかったムゲンダイナラインをすぐさま買い集め、研究に取り掛かりました。

当時の環境は
ロストバレットがめちゃくちゃ増えて、そこをメタったミュウツーV-unionが溢れ、そのミュウツーをワンパンできるキュレムも多い。

みたいな、まさに三つ巴。
そんな環境のイメージでした。

まずはここに合わせてデッキを組み始めました。
これが一番最初に組んでみたムゲンダイナVMAXです。

・ドガスダイナ

ロストバレットに刺さるガラルマタドガスを採用した型になります。
先行でも後攻でも、ぐんぐんシェイクやドガースのワザ「かくせい」で後1からガラルマタドガスを立てることができます。

ただロストバレットは、たくさんはなえらびしたい関係上、あなぬけのひもの採用枚数も多く、簡単に退かされてしまうというイメージがあり、どうもマタドガスのラインを入れることを嫌って、採用を見送りました。

のちに詳しく書きますが、シティ当日を思い返すと、結果論めちゃくちゃドガス刺さってたやん…って思います。

・ブラッキーダイナ

ドローサポートを使いながらもベンチを呼び出して戦っていけます。
が、進化ラインが多く、序盤で引いたブラッキーVMAXがクイボやハイボのコストになってしまったり、博士の研究でやむなくラトラッシュへ送られてしまったり…
そんなことが多く、個人的に使いづらいと感じてしまい採用を見送りました。

(なんでみんなそんなに都合よく欲しい時にブラッキーVMA持って来れるの…?)

この二つを繰り返し使っていく中で、ムゲンダイナの火力不足を実感する場面に多く出会いました。
ベルト付けて最大300ダメージ。高火力の方ではあるものの、Vガードエネルギーや輝くサーナイトにどう抗えば…
しかもキュレム側はこちらをワンパンできるのに、どう足掻いてもワンパン出来ないやん…

そんな時に目をつけたのが『ドラピオンVSTAR』でした。

・ドラピオンダイナ

実際にシティリーグで使用したデッキレシピです。

ドラピオンVSTARのVSTARパワー
『ハザードスター』
「相手のバトルポケモンをどくマヒにする。このどくでのせるダメカンの数は3個になる。」

ベルト込みで300のドレッドエンド+ドラピオンVSTARの「ハザードスター」の毒で+30の、330まで見ることができるようになりました。

進化前のドラピオンVでミュウ相手にサイド2のポケモンをエネ無しで押し付けることができるのも強いです。

ハザードスターを使わないであろう非V等との対戦では、森の封印石のVSTARパワー「スターアルケミー」を使えます。好きなカードの確定サーチは、めちゃくちゃ強いですね。

ルギアが増えて、ジュラルドンVMAXやシンオウ神殿を採用するデッキが増えていることと、役割対象が少ないと感じ、Vガードエネルギーは外しました。


・当日のマッチング&反省

当日は、どうしても夜勤を休めず、夜勤明けでそのまま会場へIN。
別に眠気もなく、激務とかでも無かったため、コンディション自体はそこまで悪くなかった(はず)です。

一戦一戦、覚えている限り出来るだけ鮮明に書こうと思うのでめちゃくちゃ長くなるんですが、メモ程度に見ていただけたら。
というか、のちのち僕が見返すためのメモです。
ご了承ください。

1回戦目

ミュウVMAX 3-6 

こちらが先行。
萩の月の空箱から出てきた初戦の相手のスタートはミュウV。こちらはガラルジグザグマ。
ボールで山札確認。ドラピオンVがサイド落ち。
少し落胆するも、ベンチでムゲンダイナV2体並べて、クロバットでドローも進めて割と理想の形へ。
相手のターン。
ミュウにはメロエッタが入っていないようで、ゲノセクト3体、ミュウV2体を並べる。
ガンガン山を掘り進め、後攻ながら流石のぶんまわりを見せ、ベンチのミュウにWターボ手張りで番が帰ってくる。
2ターン目。
こちら、マリィ使用。エネが重なり、ボールも入れ替えもクロバットもダイナVMAXも何も引けず、手張りのみで終了。
相手のターン。
その隙を突かれ、クロススイッチャーでベンチのムゲンダイナを取られ、サイドを先行される。
3ターン目。
別で育てておいたガラルファイヤーでミュウを1体撃破。サイドからドラピオンV救出。
安堵。
相手のターン。
雪道ツツジをくらい、引いた2枚はロストシティとハイパーボール。
ファイヤー倒され、ジグザグマを前に。
4ターン目。
ドロー。ロストスイーパー。
何をするにも一枚足りず、そのまま番を返す。
相手のターン。
そのままセレナでベンチのクロバットを倒され負け。

今までのどの試合よりも悔しい試合でした。
こちらの引きの弱さ&相手の引きの強さ。
有利取れる試合を落としたことを、この日ずっと引きずってしまいました。

あの雪道ツツジに弱かったミュウVMAXに、まさか雪道ツツジで負かされることになるとは…屈辱…。

2回戦目

ビクティニジュペッタ 5-6 

こちらが先行。
相手一回マリガンでビクティニVMAXと新弾のギャロップが見える。
そして相手ビクティニVスタート。
こちらはムゲンダイナVスタート。
先ほど同様、1ターン目の動き出しは悪くなく、順当にベンチを並べる。
相手、ベンチのビクティニVに炎エネルギー貼って、カゲボウズ並べて終了。
2ターン目。
ムゲンダイナVMAX進化&ハイド悪つけて逃げからの、あなぬけのひもでカゲボウズを取る。
たいかののろいが怖すぎる。
相手のターン。
ビクティニVMAXに進化。大きな動きもなくムゲンダイナVMAXにダイビクトリー。
カゲボウズが立ってないので、退化させられる恐れはまだ無いと思い、そのままムゲンダイナで殴るためにベンチ広げようとするも、ドローが弱く、絶妙に広げきれず弱目の240ダメージ。ベンチのムゲンダイナはVMAXに進化できず。
相手のターン。
カゲボウズがセットされ、ダイビクトリーでムゲンダイナVMAXきぜつ。ベンチに他のムゲンダイナVMAXがおらず、今思えば、ベンチを絞る時になぜ1匹しかいなかったジグザグマをトラッシュしてしまったのか…
3ターン目。
ムゲンダイナをやっとこさVMAXに進化。そのままムゲンダイナVMAXでサイド3枚取って、残りサイド2枚。
相手のターン
相手の場にはとカゲボウズとギャロップとエネなしのビクティニVMAX。輝くリザードンが登場し、キバナ&手張り。
あなぬけのひもを使われて、泣く泣くクロバットV差し出し、お相手残りサイド残り1枚。
4ターン目。
この時、手札にあったボスの司令でカゲボウズを取っておくべきだった…
前のリザードンを倒し、こちらも残りサイド1枚に。
こちらのベンチにはムゲンダイナVMAXが1体とVが数体。あなぬけのひもされてもムゲンダイナVMAXを出してサイドは取られない。相手はビクティニに2エネつけなければいけない。キバナ使ったらベンチのVは倒せない。
滝壺、手張り、ボスで終わりだが、滝壺あったら前のターンにリザードン起動に使っていたはず。相手のトップが弱いことに賭けるだけ。
相手のターン。
突然飛んできたポケモンキャッチャー。
裏。
めちゃくちゃ冷静に対応したけどめちゃくちゃバクバクしてました。
その選択肢があったか…くっ…危ない危ない。
そして博士の研究。マリィやツツジがないならこの時点で勝ったと思ってました。
滝壺が貼られる。ビクティニVMAXに手張り。
ここで、カゲボウズがジュペッタに進化して、ベンチのムゲンダイナVMAXが退化。これでダイビクトリーを耐えられるポケモンがベンチから消える。
ここで無惨にも放たれるあなぬけのひも。
ムゲンダイナVにダイビクトリーを打たれて負け。

結果論だけど、かがやくリザードンを取ったターンにカゲボウズを取っておくべきだった。
もしくは全力で3体目のムゲンダイナVMAXを立てるべきだった。
0勝2敗。CLを思い出す。


3回戦目

ルギアカイリキー 6-1 ⭕️

こちら後攻。
初戦、隣の卓でカイリキーVMAXのリベンジバスターを宣言していた相手。
ルギアVSTARとカイリキーVMAXのデッキ。
相手ルギアVスタート。
1ターン目。
こちらジグザグマVスタート(だった気がする)
お相手ベンチにカイリキーVを2体ならべ、ベンチのカイリキーVにオーロラエネルギー手張りで番が帰ってくる。
自分のターン。
マリィを絡めて理想盤面へ。ジグザグマでルギアにダメカンを1点のせる。ベンチのムゲンダイナに手張りもして番を返す。
2ターン目。
マリィが効いたのか、ルギアもカイリキーも進化せず、カイリキーVにストーン闘エネルギー手張り、あなぬけのひもでジグザグマを前に。カイリキーVの状態でリベンジバスター。ルギアにダメカン乗せていたためジグザグマきぜつ。
リベンジバスターって、ダメカン乗せちゃダメなのは知ってたけど、カイリキーV自身に乗せちゃダメなもんだと思ってたので、テキスト確認しなかった自分の落ち度。
自分のターン。
ベンチもフル展開できて、ムゲンダイナVMAXでカイリキーVを突破。
3ターン目。
前に出てきたのはルギアV。
ベンチのカイリキーVに手張りしてそのまま番終了。
自分のターン。
順当にルギアVを倒し、残りサイド2枚。
4ターン目。
ボスでクロバットVが呼ばれ、カイリキーVに手張り。素点のみのリベンジバスターで弱点込み100ダメージで耐える。
自分のターン。
手張りして逃げて、フル打点ドレッドエンドでカイリキーV倒して勝利。

カイリキーVがスペシャルアートでめちゃくちゃ愛を感じたし、これからもカイリキーVMAX追求するみたいなので、シャルポケ出てる人間としてめちゃくちゃ応援してます。
ちなみに普通に回ってたら多分勝てなかった。


4回戦目

裏工作連ウー 1-6 

こちら先行。
サイトウのプレイマット、サイトウのスリーブ。
嫌な予感は的中し、裏工作連撃ウーラオス。
こちらムゲンダイナVスタート。
相手メッソンスタート。
1ターン目。
キョダイレンゲキ警戒でジグザグマは出さずにベンチを広げる。手張りまで。
相手のターン。VIPパスから連ウー2体。メッソンに水エネ手張りからどんどん呼ばれ、メッソンメッソンテッポウオと、相手も理想盤面。
2ターン目。
ムゲンダイナをVMAXに進化。この時手札にクイボとあなぬけのひも。ドラピオンVも山におり、水エネトラッシュに送らないようにベンチのメッソンを取るためにドラピオンVあなぬけのひもでメッソンを取る。これが多分正解なのだが、素直にムゲンダイナVMAXで水エネ付いたメッソンを取る。
相手のターン。
裏工作を絡めて、メロンから連ウーVに水エネ加速。オクタンで連撃エネルギー持ってきてベルトが付いて、連ウーVのひゃくれつラッシュでムゲンダイナVが取られる。
3ターン目。
ガラルファイヤーVで連撃ウーラオスに190点。これしか出来ることが無かった。なぜかジグザグマも出していた。前のターンに思考が完全に止まっていた。めちゃくちゃ反省。
相手のターン。
ウーラオスVMAXに進化、ボスの司令でクロバットVを呼び出され、キョダイレンゲキで前のクロバットとジグザグマを取られ負け。

ウーラオス見えた時点で少し戦意が消えていたかも、と。
この試合ほど反省点ばかりの試合は今までなかったかもしれない。お相手にも申し訳ないことをしたなと思ってます。

5回戦目

ロストギラティナ 6-0 ⭕️

こちら後攻。
もうトーナメントには上がれないことは決まってたけど、やれるところまでやろうと思いドロップせず最後まで戦うことにしました。戦意失ったさっきの試合の反省も含め、デッキにも対戦相手にも申し訳ないですし。
相手かがやくゲッコウガスタート。
こちらガラルファイヤーVスタート。
1ターン目。
はなえらび1回のみで番終了。ベンチにはギラティナVとウッウのみ。
自分のターン。
後攻なりに順当な立ち上がり。相手のロストも溜まってないのもあり、さっきの反省も生かし、無理にダイナで殴ろうとせず、ファイヤーを重点的に育てる。
2ターン目。
はなえらび後、即マリィを打ってくる。
そのまま番が返ってくる。
自分のターン。
ダイナも育てながらファイヤーVにベルト付けてベンチのギラティナを倒す。
(この後あまりちゃんと覚えてないのですが、そのままお相手事故ったまま、こちらはサイド順当に取り切り6-0で勝利。)

対戦後、相手のサイド見たらアクロマの実験が3枚。こういうことがあるのか、と、ポケモンカードの奥深さと惨さを実感する試合でした。


長々と書きましたが、勝敗をまとめると

ミュウVMAX  先3-6
ビクティニジュペッタ 先5-6

ルギアカイリキー 後6-1
⭕️
連ウー裏工作  先1-6

ロストギラティナ  後6-0
⭕️

でした。
はじめてのシティリーグ。48人中、40位という酷い結果で幕を閉じました。

試合中には一切感じなかった夜勤明けの疲れが一気に押し寄せてきて、その夜に予定していた知り合いとのリモートポケカもすっぽかしてしまい、なんか、全体通して得るものはあったもののダメダメな日だったな…と猛反省。

みんなは大事な試合前の仕事は休もうな…

以上。
シティリーグレポートでした。


・終わりに

たったの一ヶ月。
ムゲンダイナVMAXのデッキを研究し、いろんな構築を経て、たくさん回してきましたが、この結果です。
勿論これは、僕よりたくさん研究して、僕よりたくさん回して、って人がたくさんいるだろうから、一個人的にただ悔しいだけなのですが。

悔しい想いをすることは悪くないことです。
もし、これからシティリーグに挑む方がいるなら、これだけ心に置いておいてほしいのです。

「楽しむ」

ただの精神論に感じるかもしれませんが。
僕は、今回これが欠けていたと今めちゃくちゃ後悔しています。勝つことに執着しすぎていて、視野が狭まってたなと。
ウーラオス見た瞬間に戦意が削がれてしまった時のことを思い返すと、楽しめていればなんとか考えて、勝てるルートをもう少し探してプレイできていたんだろうなと思います。

「楽しむ」ことが毎回実践することができたなら、きっともう少し上達できるんじゃないかなと思ってます。

いろいろわからせてくれたムゲンダイナたちには、とても感謝しています。
もうしばらくは、このデッキを楽しもうと思っております。
いい思い出も、苦い思い出も、全部詰め込んで、これからも一緒に戦ってもらおうかな、と。

悪タイプに、自分の中の悪を曝け出されてしまいましたね。笑
あと、負け試合のレポートを細かく書くの、なかなかメンタルに来ますね。笑

今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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