冴える場所

凡人なので、特にそれがどうってことはないのだけど、自分の中で
「あ！これは名案だ！」とか
「こういう考え方をすればいいんじゃないか！」とか何か思いついたり、着想を得たりするのは
いつもお風呂に入っている時だ。
クリエイターの人ならそれをインスピレーションとでも言うんだろうか。

頑張って何か閃かないか悶々としている時は
たいてい何も思い浮かばない。
メモも何も持ってない、脱力し無意識に体を動かしている時の方がなんだか頭が活発だ。
ただし残念なことにせっかく思いついたことを
お風呂から上がると忘れてしまっていたりもする。
夢の一種なのか？笑

みんなそういう場所があると思うが
私の場合はお風呂場だ。
心だけ思考空間にワープしてる感じがする。
慣れ切った作業を、無になって
一人きりの狭い空間で行っているからだろうか。
思考を邪魔してくる要素が限りなく少ない状況だ。

今どき防水グッズやアイディアがたくさんあって
スマホをお風呂に持ち込んだりするのは容易いが
あえてそれをやらないようにしようと思っている。
思考の泉が湧いてくるシチュエーションと空間は大事にしたい。

昔から、自習室よりも自宅のリビングが一番勉強に集中できたし、
清書よりも下書きの方が綺麗だった。
何も考えてなかったり、
余計な力が入ってなかったりする
ユルさは大事なのだと思う。