核のごみ最終処分は幻想【気になった記事のメモ】(81)

♯7/18㈭8.51配信東洋経済ONLINE

○北欧でも「民主的議論の欠如」が批判されている。

きちんとした科学的議論もないまま、各地で処分場選定に向けた調査が進行している。(日本)

○核のゴミを特定の地域に埋める計画を民主的に決めることなど、果たして可能なのか。
「核のゴミ」は発生直後には近づけばわずか10秒で人間が死に至る強烈な放射能を持ち、数万年間、地下深くに隔離する必要がある。
これだけ危険性の高いゴミは他に類がなく、数万年の安全性を保証する技術を実証することもできない。

○フィンランドでも、銅製容器の問題とともに、氷河期到来による処分場施設の損傷の危険性が指摘されてきた。

数万年の安全を保証できない以上、核のゴミ最終処分場の適地はなく、その選定は「不可避的に非民主的になる」。
私たちはこの現実を直視する必要がある。
そして核のゴミを増やし続ける現行の政策や最終処分場計画自体を根本的に見直すことが必要だ。
 
 

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