欧州議会 右傾化 環境政策後退【気になった記事のメモ】(60)

※2024/6/22読売新聞朝刊13版8面国際

○右傾化 環境政策後退か

○欧州議会での右派勢力の伸長を受け、EU自体が右傾化する可能性がある

○最も影響を受ける可能性が取りざたされているのが、EUが2019年から推進してきた脱炭素政策「欧州グリーンディール」だ

○エネルギー価格高騰に市民が苦しむ中、環境政策が市民や農家、企業に負担を強いているとの批判を浴びた

○環境政策を先導してきた執行機関・欧州委員会の委員長は化学農薬の使用量を削減させる目標を撤回。
 厳しい環境政策の見直しを求める右派勢力に農家や企業の支持が集まる中、欧州委も譲歩を余儀なくされた

○グリーンディールを支える法律の大半は成立しているが、各国内で右派政党の勢いが加速すれば、EUへの修正圧力は高まりかねない

○EUは35年までにガソリンエンジン車の新車販売を禁止する目標「達成できないだろう」。
 EVの推進策など環境規制は後退する可能性

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