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採算だけで判断させたくない

地球のため、全人類、夜は戒厳令(171)

「採算だけで判断させたくない」

採算が見込めず必要なものなのに諦めさせた事業が少なくない。
国内調達できなければ、海外から輸入するにしても足元を見られて却って高くつく。
こんなのサルでも本能的に分るだろう。

資源・食料・エネルギーも自給率が低いが為に却って高いものを買わされているのではないか?

今度は国産ジェット機だ。
「三菱重工業は、国産ジェット旅客機『三菱スペースジェット(MSJ)』の開発を中止し、事業から撤退する方針を固めた。」(2023/2/7読売新聞朝刊13版2面総合)という。
「採算が合わないと判断した。」からだ。
国は「研究費として約500億円の支援」をしたかもしれないが足りなかったのではないか。

日本国民にとって航空機は欠かせない。
少しでも安く調達できれば国民の生活に資する。

自ら調達する手段を失えば、価格交渉のイニシアチブは全面的に海外側に握られてしまう。

一企業の採算が合わないからといって、国内から必要な事業を消し去ってはいけなかった。

国策に引き上げられなかった政府は国賊だと言っても過言ではない。

同様に、国民の生活に資するため、資源・食料・エネルギーは民間に任せっきりにすることなく、国策に昇華させるべきだ。

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