「トラブル起きたら再起動、は早い。」~まず調べてみてほしいこと~
画面がフリーズした。
挙動が遅い。
モニターに何も映らなくなった。
特定のソフトがうまく開かない…など。
日常でこのようなPCトラブルはよく見られます。
PCも万能ではないので、仕方のないことです。
よくあるパターンが、何かトラブルがあると「PCそのものを再起動」してしまうというもの。
原因を特定せず「とりあえず再起動してみよう」という人はとても多いです。実際は再起動するまでもなく解決できることも多いのです。
まず、
・画面のフリーズ
・モニターに何も映らない
などの場合はOSが反応するかどうかをまず確かめましょう。
「Ctrl+Alt+Delete」でたいていは画面が切り替わります。
「サインアウト」や「タスクマネージャー」などのメニューが並んでいます。
「サインアウト」してみて再度ログインし直してみるのも良いですし、「タスクマネージャー」で特定のタスクのみ終了させてみるのも良い手です。PCそのものの再起動だと不要な負担をPCにかけてしまうことにつながります。場合によっては時間もかかります。(しばらく更新をしていない場合など)
前者の方法をまずお試し頂くことをお勧めします。
間違ってもいきなりPCの電源を直接切るのはやめましょう。
データが壊れるリスクが高まります。
特定のソフトが上手く開かない、という場合もよくあります。
これはインストールしている他のソフトとの相性の問題もあります。
「昔は開けたのに、最近開かないんだよなー。」というときは直近でインストールしたソフトをいったん削除してみて、その後対象のソフトが開くかどうかを試してみましょう。(消してもよいものか、確認したうえで)
これでも開けない場合は他に原因が考えられますので、システム担当者や業者さんなどに実際に見てもらった方が良いですね。いじくり過ぎてしまうとかえって状況を悪化させてしまうことに繋がります。
最後の「挙動が遅い」ですが、これは自分が使用しているPCだけなのか、それともその場全体のPCの挙動が遅いのかで対処が変わってきます。
自分のPCだけであれば年式であったり、インストールしているソフトの影響だったり、スペックの問題だったりということがまず考えられます。
全体であればネットワーク環境の問題である可能性が高いでしょう。
輻輳状態(アクセスが集中し過ぎている状態)になっていたり、サーバーエラーが起きていたり、通信事業者にて障害が発生していたりなど、PCそのものより「遠い場所に」原因があることが大きいです。
この場合もやはり、システム担当や業者さんに調査をしてもらった方が良いですね。
それでは快適なデジタルライフを!
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