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両刀種族値大会感想

皆様こんにちは、側溝です。
今回はiwako様主催の両刀種族値大会に参加させていただきました。
それでは早速大会概要に入っていきましょう。
※本記事では、3値、A,Bなどの非公式用語を使わせていただきます。

大会概要

今大会は、AとCの種族値差が20以内のポケモンのみが使えるルールでした
(使用可能ポケモンはFレギュ準拠)

事前考察

今大会でまず注目したのは、どのようなポケモンがAとCの種族値差が小さいかでした。
これは非常に単純で、俗に言う両刀ポケモンと言われるAとCどちらの種族値も高めに設定されているポケモン、そしてもう一つはH,B,Dの種族値が秀でており、結果的にAとCの種族値差が小さいポケモンです。
両刀ポケモンであるポケモンたちの特徴をカテゴリに分けるとよくわかりますが、今大会、”耐久ポケモン”がめちゃくちゃ強いです。
しかし、僕の中では耐久ポケモンを軸に考えたパーティーを使おうとはあまり考えませんでした。
なぜなら、一敗のウエイトが重くなってしまうからです。
大会の時間も限られている・ミラーになったとき、どうしてもTOD勝ちを狙わざるを得ない。
この2つが自分にとってはかなり嫌だったので、結果的に受けに対して回答の豊富なパーティーを考えることにしました。


パーティー紹介


アグノム@珠 AS特化 S↑C↓ 闘テラス

ちょうはつ
はたきおとす
とんぼがえり
ドレインパンチ

今回の受け崩しの要。
受けポケモンにとってまずキツイであろう挑発に加え、チオンジェンに四倍弱点をつけるとんぼがえり。
ヒスイヌメルゴンを八割削れるドレインパンチなど、数の多そうな受けポケモンへの対応を考えたポケモン。
対面がキツイときもとんぼで逃げれたり、無難にはたきおとすを打つのが強い。
ドーブルなどにも刺さるのでかなり使用感が良かった。

ランドロス@襷 CS特化 S↑C↓ 毒テラス 

わるだくみ
ヘドロウェーブ
サイコキネシス
だいちのちから

珠をアグノムに持たせていたので、襷で行動保証をつけた積みアタッカーにした。鋼テラスが多い印象だが、テラバのスペースがなかったこと、そして今回の役割対象的にはチオンジェン・マリルリ辺りだったので結果的に毒
テラスのほうが都合が良かった。

テツノブジン@ブエナ AS特化 S↑C↓ 闘テラス

でんじは
かげうち
はたきおとす
ソウルクラッシュ

ドラパルト対策のブエナ。
ドラパルトは技範囲などの総合値が非常に高いので採用率が高いと思い、ブエナを持たせて採用。
でんじはの採用理由は、受けポケモンは性質上行動回数が多くなるので、バグによる試合の破壊が現実的なラインだったからです。

チオンジェン@残飯 H252B140D120  D↑C↓ 妖テラス

まもる
イカサマ
ギガドレイン
やどりぎのタネ

結局耐久ポケ使ってるじゃないかと言われそうですが、最後の詰めにはやっぱり強いから使いますよね。
努力値配分としては、ドラパルトの火炎放射を守るターン分の残飯を合わせて確定三発になっています。
イカサマで確定一発なので、一応受け出しから倒しきりのプランまであるのが心強かったですね。

ヒスイヌメルゴン@ゴツメ HB特化 B↑D↓ 飛行テラス

たてこもる
はたきおとす
ボディプレス
ドラゴンテール

特性を「そうしょく」にすることでチオンジェンに対して強く立ち回れるようにして、他にもドラゴンテールで相手の積みアタッカーに対して強く出れるなど器用に動けるように仕上げました。

スイクン@オボンのみ BD特化 D↑A↓ 水テラス

ほえる
めいそう
れいとうビーム
ねっとう

コータスのソラビを受けながら打ち合えるぐらいの硬さと、ほえるでの妨害枠で採用。基本は選出しない。水・氷打点の刺さりがいいときは出そうかな程度。

立ち回り解説


基本選出 初手アグノム テツノブジン ヒスイヌメルゴン

この選出は相手が変化技を多用するポケモンの場合挑発から入り、その後の行動ははたきおとすで様子を見ます。
相手がアグノムを起点にしようと悪ポケモンを出してきた場合はテラスドレパンで削りに行きます。(専用技がエスパーのため、C上げを嫌って出してくる相手読み)
相性が悪い場合でも蜻蛉で切り返し、ブジンの電磁波による妨害などで切り返します。
そしてヒスイヌメルゴンは耐久の高さと耐性が優秀であと出し性能が高く、タイプで毒無効や特性「そうしょく」でやどりぎを透かせるので有利対面にあと投げを行い、相手の交代をドラゴンテールで咎めながら試合を有利に運んでいく形がこの選出の理想の動きとなります。


対戦の感想

ここからは実際に対戦を行ってみて、対策がうまくいった場面と対策の足りなかった対面について話していきます。

まず対策のほうに関しては、チオンジェン対面は全く苦戦を強いられまさんでした。
そして対策といえるものではなかったですが、テツノブジンに電磁波を持たせていたことで、行動回数を増やして火力を足らせる場面もありました(運勝ち)
他に、予測外で刺さった場面としては、ドーブルを使っている方がいて、それを挑発で止めれたのは良かったです。

逆にあまり警戒していなかったためにめちゃくちゃきつかったポケモンはドータクン・マリルリの二匹を使っている方の構築はめちゃくちゃきつかったです。
ドータクンのタイプと特性でじめん・毒を無効にされていたため、マリルリのために選出せざるを得ないランドロス込みで立ち回るのがきつかったです。
他にも、バルジーナは警戒してなかったけどブジンで行けると思って高を括っていたら、想像以上に固くて困る場面もありました。

対戦全体の感想としては、天命が味方になってくれたという感じでした。
具体的には、二連麻痺で押し切って勝ちや、じゃれ外しで勝ちなどの超運勝ちです。

最後に

今回の大会は、優勝目指して前考察などもかなりの時間行った大会だったので、優勝できてめちゃくちゃうれしかったです。
今回、仲間大会を開催していただいたiwako様、そして対戦してくださった皆様、有り難う御座いました。






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