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「草むしり」から学ぶ

おはようございます。今日は、草むしりについて考えてみます。

抜いても抜いても生えてくる草。
草むしりは、多くの人にとって苦行である。

しかし、どうして、こんなにすぐに生えるのか?

種が
風でとんできたり、
靴の裏についていたり、
鳥が運んできたり・・・

色んな方法で種がやってくるらしい。

そんな、草たちの生存戦略により生えた草を
一本一本抜いていく

一本、2本、はめんどくさいが、
10本くらい抜いていくうちには、
気分も乗ってきて、少し楽しくなる人も多いのではないか。

なんでも、そうらしい。
始めてしまえば、作業は進む。
そういうふうに人はできているらしい。
だけど、その、はじめの一歩のエネルギーが辛いんだけどね。

さあ、草むしりをしばらくすると
きれいな、庭になる。

スッキリした気分になる

これは、

毛様体賦活系

っていう脳の部分が、関係しているんだって。

脳は、くしゃくしゃな、散らばった状態だと、
情報が多くて疲れる。

でも、草むしりして、情報が減った庭は
脳が処理する情報が少くって
脳は、「情報処理が楽ー」ってなるんだって。

そして、一本、一本抜く作業に集中するってことは、
今に集中するってこと。

つまり

今流行りの
「マインドフルネス」

草むしりは最先端のメンタルを整える方法なのだ。
草は、もしかしたら、現代人の心を癒やすために
毎日毎日、発芽し、人に抜かれてやろうと奉仕してくれているのかもしれない。

いや、その、抜きつ抜かれつの歴史が、
草という、生き物を自然淘汰によって生み出したのだろう。

草むしりって、奥深い。

でも、やっぱり
めんどくさい。

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