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減らしたい

娘のグミブームが1年程続き、いい加減グミ生活をやめさせたいと思っていた所に、何かのイベントでもらったことをキッカケに新たにぺろぺろキャンディーブームが到来した。
少し前まで毎日グミグミ言っていたのに、今ではグミはいいからぺろぺろキャンディちょーだぁい!とおねだりをしてくる。よほど気に入ったようだ。

グミを何個も食べさせるより、キャンディ1本ですむならまだマシな気はする。
とは言え、私はお菓子を与えるのがとても嫌いだ。

単純にカラダに悪いから与えたくないのだけれど、子供にはいくら説明してもそれが及ぼす影響の大きさなんて伝わる訳もない。

要求が満たされるまで100回でも200回でも、ちょーだぁい!!を繰り返す。その熱量に根負けして、与えてしまう。

そして後悔する。

くどいようだけれど、私はお菓子を与えるのがとても嫌いだ。

小さな我が子のカラダにドロドロとドス黒いスライムのような悪いものが口から入り、全身にとめどなく行き渡っていくような気さえする。

健康に育ってほしいのに、お菓子を食べさせている自分の矛盾した行動に、ウンザリすることもある。

本人は大満足なのだけれど、カラダのことを考えると、食の暴力なのではないかと思う。

そもそも私は家にはお菓子の無い家庭にしたかった。
注射や歯医者など、子供にとって大きな仕事を終えた時だけお菓子をあげる、又はどこかに出掛けた時はみんなで甘い物を食べる、など想い出に残る特別な日はOKにしようとしていた。

それなのに…。

パパは娘がまだ小さい頃から、ことある事にラムネやグミをあげていた。娘の屈託のない笑顔を見て満足している夫。
私はそれを見るたび、イラッとした。

主人には私の考えを散々伝えたが、ハイハイと適当に聞き流すだけで、彼の背中には「大袈裟ですね」と大きく書いてあるようだった。

妻の「お菓子は毒説」よりも、目の前の娘の笑顔の方が大切なのは分からなくもないけれど…。

彼には伝わらなかったけれど、私も極端なのかもしれない。それでもやはり健康を考えると、小さい頃からお菓子漬けの生活には抵抗があった。(お菓子漬けと言う程の量ではないけれど、娘は食が細いので食との割合からすると、食べ過ぎだ)

子供は今はまだ何も知らないけれど、大きくなったら是非知ってほしい。栄養のあるもの、ないもの、カラダに害のあるもの、ないものを。

管理栄養士になれとは言わないけれど、食の大切さに興味を持って学んでほしい。
親の一方的な考えを子供に無理に押し付けてはいけないけれど、じわりじわりと食育していこうと計画を練っている今日この頃だ。

まずはお菓子を減らしていこう。

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