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【学マス】学マスにおけるデッキ構築論 + ロジック・センスでの立ち回りの違いを解説【ゲームの本質を理解しよう】

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。
朝霧くもりと申します。


2024年度の覇権ゲー候補である『学園アイドルマスター(通称「学マス」)』。

ソシャゲにしては珍しいゲーム性の極めて高いローグライクカードゲームを軸に据えたゲームであり、なかなかA+が達成出来ずに苦戦する人もいるのではないでしょうか。

そこで、数多のローグライクカードゲームを遊んできた私が、学マスにおけるデッキ構築のコツをみなさんにお伝えしようと思います。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは行ってみましょー!


「学マス」の特徴

ローグライク的なゲームの特徴

ローグライクカードゲームと言うジャンルは最終的には「手札を強くしてラスボスをぶっ倒す」事が目的です。

カードを強化し、不要なカードを削除し、必要なカードをデッキに入れていく。そうやって強くなっていきます。


「学マス」も方向性自体は同じなのですが、ローグライクカードゲームとして特徴的な点が3つあります。

それは不要なカードを削除する手段が少ないことと、1レッスン1回キリの強カードが多いこと、カードを取らないという選択肢がないことです。


カード削除手段が少ない

そもそも、ローグライクカードゲームは30ターンとかあるのがザラです。
つまり、その間に不要カードを削除する機会が結構あります。

しかし、このゲームは15ターン程度しかありません
お金でカードを削除できる「相談」は3回程度しか遭遇出来ないため、自発的に基本カードを削除できるのは上振れても3枚だけになります(序盤の「相談」はPポイントが不足しがちなので、3回は相当きつい)。

さらに、ステータスを伸ばすために「支援」や「おでかけ」、「相談」よりも「授業」を踏みたいという都合上、偶発的なカード削除イベントや「相談」による削除も「授業」とトントンという話があります。

感覚ですが最低二回は「相談」が来て「授業」が来ないパターンに遭遇すると思います。
つまり、イベントによるカード削除は出来て2回、運がよくても3回です。

一方で不要なカードは初期手札のうち7枚くらいあります。
明らかにカード削除の機会が足りていないことが分かると思います。


1レッスン1回キリの強カードが多い

このゲームには1レッスン中1回しかプレイできないカードが非常に多いです。しかも、「重複不可」がついていたり、火力を出すカードである傾向があります。

ロジックの好印象軸なら『200%スマイル』、『手拍子』など。
センスなら『コール&レスポンス』、『祝福』、『飛躍』などですね。

つまり、火力を出すために「1レッスン中1回」のカードを使っていると、デッキからどんどん強いカードが消えていき、最後には初期デッキ+ゴミしか残っていないという事態がありえてしまいます。

1レッスン1回キリの強カードが多いせいで、デッキの価値がどんどん落ちていく
これがこの「学マス」におけるローグライクカードゲームの特徴の本質と言えます。


カードを取らないという選択肢がない

普通のローグライクカードゲームでは、弱いカードを入れないためにカードをデッキに入れないという選択肢を取ることが出来ます。

これとカード削除を組み合わせることで、純度の高いデッキが完成すると言う訳ですね。

しかし、「学マス」ではリロール(引き直し)はあってもカードを取らない選択は出来ません。


「学マス」特有のデッキ構築論とは

・カード削除の機会が明らかに不足している
・強カードを使うほどデッキが弱くなる
・提示されたカードは必ず取る必要がある

この情報から、「学マス」においては【カードを削除するより増やす方が効率的である】という事が考えられます。


従来のローグライクカードゲームであれば、「手札を減らして、強いカードを使いまくる」という戦術が有効な場面があります。

どいうことかと言うと、「レッスン中1回」という制約を持ったカードを使うことでデッキ枚数を減らしていき、使いまわせる強カードを引きまくって勝つという方法があるのです。
しかし、それには残っているデッキに強カードが残っている必要があります。

「学マス」において、センス軸なら『バズワード』がそれに該当しますが、ロジック軸ではレッスン中1回の制約がない強カードは存在しません

そもそもデッキを減らしても2~3ターンで回る山札6~9枚であることが普通なので、1枚のカードだけではこの戦略は成立しません。

つまり、デッキの枚数を減らすという戦略自体に整合性がありません


という事は必然的に、デッキ構築を【強カードを取りまくってデッキ内の弱いカードの割合を相対的に減らすことによって、デッキを強化していく】方向性で進めていくことになります。

ただ、だからと言って闇雲にカードを増やしてしまうと最後のターンにデッキ枚数が多すぎてキーカードにアクセスできないという問題点が生じます。

よって、【デッキ枚数は多くとるが、デッキ圧縮によってキーカードに最後はアクセスしやすくする】という方針が必要になります。

なので、【サポート系の「レッスン中1回」を持ったスキルカードと、何回も打てる火力系のスキルカードがかなり強い】ことが分かります。

サポート系のカードは一回使えれば十分なので、使ったついでにデッキ圧縮を行いたいからですね。
逆に火力系のスキルカードは何回も打てる場合は他の火力カードを消費しなくて済む=キーカードにアクセスしやすくなるので、「レッスン中1回」を持っていないだけで相当強力になります。


こういった背景から、サポート系なら『本番前夜』や『静かな意志』が、火力系なら『幸せな時間+』や『バズワード』が強いと評価されているんですね。


ロジックとセンスによるデッキ構築の違い

ロジックは「レッスン中1回」の火力カードが特に強力で、センスは何回も打てる火力カードと「レッスン中1回」を持ったサポートカードがまんべんなく強い傾向があります。

ロジックの火力枠と言えば『手拍子』、『キラメキ』、『ハートの合図』、『200% スマイル』、『開花』、『届いて!』ですからね。これらは全て「レッスン中1回」の制約があります。
その分、コンボが決まった時には爆発的な火力を叩き出すというメリットがあります。


一方、センスでは『飛躍』、『コール&レスポンス』『祝福』『トークタイム+』などが「レッスン中1回のみ」の火力枠ですが、それ以外にも『スタートダッシュ』、『バズワード』といった安定火力を出せる優秀なカードが存在します。
また、ロジックでは「好印象」や「やる気」を増加させるだけの無駄なゴミが多くデッキに残るのに対して、『眼力』、『大声援』、『演出計画』、『願いの力』、『始まりの合図』、『意地』など金枠以上のサポート系カードは基本的に「ターン中1回」を所持しています。

これは、ロジックが基本的にバフを盛りまくって集中的に火力を出すタイプの効果「やる気」・「好印象」なのに対して、センスは火力系で安定してバフを盛りつつパラメータを盛る効果「好調」・「集中」を持っているからだと思います。


では、これをふまえた上でどのようにデッキを構築していくべきでしょうか?


ロジックタイプのデッキ構築論

ロジックタイプの答えは簡単で、デッキに火力系のカードを出来るだけ追加する行動が正解になります。

何故ならロジックの火力系カードは1回きりなので、最終試験の事を考えるといくらあっても足りないからですね(とはいいつつ「好印象」や「やる気」を盛るカードとのバランスも大事)。

つまり、削除は出来ればする程度で、早い段階から優秀なカードを集めまくるのが結果的に成功に繋がりやすくなります


これは運要素がかなり高い立ち回りですが、上振れた際の爆発力が特に大きいのがロジックの真の特徴です。

必然的に、パラメータを盛る上限値は明確に「ロジック」タイプの方が「センス」タイプよりも高いと言えると思います。

ゲーム性とも明確に合っているので、遊んでて楽しいのもこちら側かなと勝手に思っています。


センスタイプのデッキ構築論

センスタイプはどちらかと言うとデッキ枚数を増やさない方が良いと言えます。

基本的な方針としては「レッスン中1回のみ」を持たない火力系カードと「レッスン中1回のみ」を持ったサポート系カードで構成したいです。

その上で、火力を出しつつバフ出来るカード(ex.『アドリブ』)やレッスン中1回だけだが火力を出せるカード(ex. 『飛躍』)をバランス良く入れる立ち回りが必要になります。


バランス型で組めるので上振れなくても一定以上の成績を叩き出せますが、上振れた際の上限値は「ロジック」タイプより明確に小さいのが弱点です。

このような特徴から、「ロジック」タイプは因子周回でA+やSを安定して叩き出すのに向いていると言えます。


一方で、センスタイプにも上振れが存在します。それこそが冒頭で述べた「カード削除 / 変化」のうち、特にサポートカードイベントによるものです。

ロジックタイプでも強いのは間違いないのですが、特にセンスタイプでは通常の「カード削除」3回に加えてイベントで2回もカード削除引ければ、デッキが格段に強くなる可能性が高いです。

こういった場合は『演出計画』などのカードでバフを加えたうえで、早い段階から『バズワード』を回せるようになるため、最終試験で相当強い動きが出来ると思います。

【6/10追記】
センスタイプではデッキ枚数が多くなりすぎるのが良くないのは間違いありません。

しかし、現在は『バズワード』をたくさん打つというよりも【途中で「好調」バフを積みまくった上で、「絶好調」がかかっている最終ターンにコール&レスポンスと国民的アイドルを如何に引くか】という立ち回りが必要になります。

とはいえ「レッスン中1回」の火力カードとサポート系カードをバランスよく入れるという方針は間違っていないので、是非本記事を参考に育成を試してみてください。


まとめ

  • センスタイプでは上振れを期待して強カードを集めまくるのが最効率なデッキ構築である可能性が高い

  • ロジックタイプではサポートカードイベントによる「デッキ削除」に期待した上で、「レッスン中1回」のサポート系カードと「レッスン中1回」のついていない火力系カードを集めるのが最終スコアを高く出すために適切な戦略の可能性がある


〆の挨拶

ここまでお読みいただきありがとうございました!
大体は世間の評価と一致していると思います。アイテム/カードの評価は主観がバリバリ入っているので、是非ご自身で確認してみてくださいね。

ちなみにP-IDは8WWAPDMTです。是非ゲーム内で相互フォローになりましょう!

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以下のマガジンに学マスの理解が深まる攻略記事が纏まっていますので、併せて是非ご覧ください!

それでは次の記事でまたお会いしましょう!
サラダバー!!!

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