「相方つんの話し⑦は彼女は歴史が嫌い?」
またまた、相方つんのお話しpart⑦をお送りします。
あれ?⑥はどうなった?
と言う事に気がついた方には感謝です(笑)
ま、1人もおられないと思いますが…
「相方つんの話し⑥」は途中まで書いておりますが上手く纏まりませんので現在保留中でございます。
ここで相方つんとは何者?
彼女とは彼此知り合ってから24年ほどになりました。
週末などを中心に2.3回/1週会ってドライブがてら、ホットスポットを訪ねたり道の駅に買い物に出かけたり、コロナ前には連休になると日本各地へ旅行をしておりました。
お互い勝手気ままな生き方をしてる熟年カップルでございます。
余計な前説が長くなりました(汗)
今回お話しするのは知り合った頃には歴史に疎く、「戦国時代と奈良時代はどちらが古いの?」とか「平安京って何処にあったん?」などなど問いかけられる事もあったくらい。
「と言うか昔のことには興味がない、特に歴史や遺跡なんて何処が面白いの?」
といつも申しておりました…
反対に私は昔から歴史が好きで、お城や宿場町、遺跡などを見て歩くのが好きだったのです。
なので、少し歴史の良さを知ってもらい一緒に楽しめたら良いなあ〜と考え策を練りました。
先ずは
「作戦1 時代小説を読んでもらい少しずつ慣れさせる」
「作戦2 近場や旅行先で遺跡やお城などに立ち寄り、作られた時代背景や年代を掲示板などの説明書きでお勉強」
とりあえずこれで進めてみよう!
二人とも本を読むのは好きなので書店で文庫本をよく購入します。
そして読み終えた本はお互い交換しておりました。
彼女は主に現代物やミステリー、推理本を。
そこで私は藤沢周平さん、司馬遼太郎さんや平岩弓枝さん、また古代史などの著書の多い梅原猛さんなどの歴史に関する本を買い揃え、半ば強引に彼女に読ませる事にしました。
最初は「何でこんな面白くもない本を買うの? 」「祐筆って何の事?馬廻り組?」「舎人?はあ〜読み方自体が分からない…」「藤原不比等?誰なの?」「五街道?東海道は知ってるけど…中仙道?」などなど不満続出でございました。
でも彼女も嫌々読み続けた事と私の拙い説明で少しずつ理解力がアップしてきました。
そのうちに彼女を連れて旅行先のお城に訪ねたりすると「此処は松平氏やから譜代の城主やね」と驚くべき言葉が…
取り組みから苦節15年(笑)
今や彼女から「あそこに行こう」「ここも面白そう」などと言われる事が多くなりました。
「過去に訪れたお城の数々」
また長野からの帰りに中仙道の宿場町(奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿)を見て歩く内に、「なかなか街道と言うものも面白いなあ」と。
「作戦1と2により歴史嫌い克服に成功!」と相成りました。
その後彼女の興味は古代史にあたる弥生時代や縄文時代、そして古墳へと興味の対象も増えてきましたよ。
つい最近も奈良明日香にある、斉明天皇陵(大王級を表す八角墳)ではないかと言われる牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)や淡路島の弥生時代工房跡である五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)などにも出かけてきましたよ。
今二人の行きたい所は
相方つん 吉野ヶ里遺跡
私 三内丸山遺跡
どちらの夢が叶いますやら
最後までお読みいただきありがとうございました。
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