見出し画像

ミュンヘンへの道

小生のスポーツは、遊びの延長。勝つために鍛えられるとか、チームワークという言葉は、この当時は思ってもみなかったです。
とはいっても、巨人の星を見てましたし、アタックナンバーワンも見てましたが、あくまでもアニメの世界だと思っていました。
ところが、小学6年になった頃、男子バレーボールを題材にした、「ミュンヘンへの道」というアニメが始まったのです。
ちょうどこの年、ミュンヘンでオリンピックが開かれる年で、その大会に向けて男子バレーボールが金メダルへの挑戦をしていく物語。大古、森田、横田、猫田など、このチームの一人ひとりを毎回取り上げ、彼らのエピソードを紹介していくという形の番組でした。
なにが凄いかって、「巨人の星」「アタックナンバーワン」などと違い、正しく実話を基としたアニメなので、そのリアリティさには、迫力があり、「ここまでしなくては、世界一になれないのか?」と、子供心に感動したことを覚えています。
エースの大古が、逆立ち歩きができない、期限まで歩けるようにならないと全日本のメンバーから外される、なんでバレーボールと逆立ちが関係があるのか?しかし、大古は期限の日に10メートルを逆立ちで歩けるようになる。
またキュウリこと佐藤は、雪の為、電車が止まるのだが、代々木の全日本の練習会場まで、小田急の線路を歩いて夜の12時に到着する。確か9時間ぐらい歩きっぱなしだった。
こんなエピソードは、小生の人生観まで変えてしまった、何かを得ようとすれば、努力をしなくてはいけないということを教えてもらったような気がします。
これは、また後で書きますが、このことが、小生、野球に進むか?バレーボールをやるか?と悩むことになるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?