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「生徒がクリエイティブを学ぶと生徒の未来は広がるのか?」#中間報告

早いもので、3か月計10回の前期講座が終了しました。
感想としては…

大変だった…💦
でも、楽しかった☺

ですかね。
慣れない機器操作に苦しみながら…
加齢からくる目の疲れと肩の凝りと戦い…
アイデアを絞り出す日々でしたが、なんとかやり遂げることができました。サポートいただいた講師陣、運営の方々、受講メンバーにホント、感謝です。

◆実験の目的と背景

そもそも何でやったこともない動画編集にチャレンジしてみようと思ったのか…。
その背景は、やはり学校教育の変化に起因してます。
従来とは違う資質・能力が求められている生徒たちにとって、従来とは異なるアプローチを見出していきたい…そんな思いからです。
そして、中でも注目したのが「表現力」の育成でした。
文章表現、口頭表現、作画表現、身体表現という従来行われていた4つの表現以外に、もって適した表現方法があるのではないか…。
そこで注目したのが、すべての表現力を融合し、さらに加工も加えることができる「動画表現」だったというわけです。

◆検証したいと思っていたこと

動画表現のスキルを身につけることで、どのように表現が変わってくるのか…を検証したいと思っていました。
それを明らかにすれば、新たな資質・能力の育成に活かせると考えていました。

◆研究活動の概要

6月から合計10回にわたり、動画編集、企画立案、撮影などの講義を受け、実際に自分で作品を創り上げました。
作成した動画は全部で3本。
週一で作成またはブラッシュアップを行いました。
それまで動画編集などは一切行ったことがなかったため、ホント「0からのスタート」でした。
周囲の仲間は、ある程度経験があり、編集スキルももっていました。
そのため、どうしても作品の質が低く(自己評価です。講師の方々は改善点をFeedbackするだけでなく、良い点を積極的に見つけてくれました。感謝です😢)、焦ることもあったのですが、皆さんの協力と助力でなんとか乗り切ることができました。

◆中間報告時点での気づき・振り返り

動画を作成していく過程で気が付いたことがあります。

それは、「誰を相手に、何の目的で、動画を作成するのか」という部分です。
講師より「良い動画、悪い動画の評価は、これがハッキリりしていないとできない」という指摘を受けた時に「あっ!」と感じました。

動画作りと授業は全く別物と思っていた(考えていた)のですが、実は授業デザインも動画作成も同じだな…と。
「どのような生徒に、何を身につけてもらうのか。そのための最適な授業方法はなにか」という部分がないと、授業デザインを考えることはできません。そして「よい授業」とはこれに基づいてしか評価できません…。

まったく同じですよね。
そうか…スキルは違えど、私もクリエイティブな仕事をしていたんだ…と感じた瞬間でした。

そして、表現力の部分。
光の角度や撮影ポジション、焦点距離など動画だからこそできる効果の威力を体感しました。

これらは、今までの学校で取り扱っていた表現にはない部分です。
そして、融合的な表現力そのものです。
しかし、それらをどのような場面で発揮させるのか…
どのように測定するのか…
いまだ答えは見つかっていません。

◆まとめ

今後は、生徒と一緒になって動画作成をしていくことになります。
その中で、課題を解決していきたいと考えます。

まあ、焦らずボチボチと…ですね。
そして、生徒と共に学んでいきたいと思います。