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2023.3/27~31振り返り(銀行不安一服による強気相場)

<出来事と反応>
(月)なし。
(火)☆3月米消費者信頼感指数上振れ→リスクオン
 一連の銀行破綻が起きた今月のデータが良好だったためサプライズ。
 しかし、金の下げは弱くリスク警戒感は根強い。
  ☆英中銀ベイリー総裁、2Qからインフレ急低下見通し(MPCから変わらず)
(水)☆豪州CPI
・消費者物価指数(月次)(2月)09:30
結果 6.8%
予想 7.1% 前回 7.4%(前年比)
 ロウ総裁は今月初め、次回会合までに月次の消費者物価指数と小売売上高、ビジネス調査などの結果を見て金融政策を決定するだろうと語っていた
☆受渡ベースで年度末最終日→東京時間に円安加速

(木)☆ドイツ消費者物価指数(速報)(3月)21:00
予想上回る。その他、CPIが強いのはフランス、弱いのはスペイン、イタリア。
結果 0.8%
予想 0.6% 前回 0.8%(前月比)
結果 7.4%
予想 7.3% 前回 8.7%(前年比)
(金)☆米PCEデフレータ予想若干下回る

<金利・株価等>

週初めから金利上昇、原油高が持続。米株はFOMCの高値を超えて引けた。金曜は週末、月末、四半期末の重なりからNY時間に入り調整。

<通貨インデックス>

・AUD:リスクオンの割に弱い。CPI下ブレによる利上げ停止観測が重し?
・CAD:原油高を背景に強い。
・GBP、EUR→金曜は調整が入るも、インフレ懸念が強く堅調
・USD、JPY→ほぼより天で下げ継続。銀行不安の懸念が一服。

<今週の反省>
銀行不安の根本原因である政策金利の水準が高いことから、リスクオフの再燃を予想→円買いや株売りで負け続ける。
新しい材料なく、安易に流れに逆らってはならない。


<来週に向けた状況整理>

・fedwatchによると9月から利下げ転換を織り込み。先週末は6月以降利下げ転換が予想に比べると強気だが、依然としてパウエル発言を信じていない。
・目玉はISM製造業景況指数と米雇用統計。
・金融政策的に買いなのは欧州通貨。円は日銀会合が近づけば思惑で買われると想定。
・金曜からイースターで欧州は4連休。ポジション調整に注意。





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