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2022.9/27振り返り(米住宅価格急落、インフレピークアウトに向かうか・NS破壊工作懸念、エネルギー供給の不安を煽るか。)

<金利・株価等>

・景気後退のリスク資産売り継続
・原油はOPECロシア減産予想で一時反発

<通貨インデックス>

・AUD急落

<経済指標>
・S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(7月)22:00
結果 16.06% 予想 17.45% 前回 18.66%

・住宅価格指数(7月)22:00
結果 -0.6%予想 0.1% 前回 0.1%(前月比)

・新築住宅販売件数(8月)23:00
結果 68.5万件 予想 50.1万件 前回 53.2万件(51.1万件から修正)
※米住宅価格急減速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-27/RIVDHCDWLU6A01?srnd=cojp-v2

・米新築住宅販売(8月)()は前回
販売件数 68.5万件(53.2万件)(年率換算)
中間価格 43.68万ドル(46.63万ドル) 
平均価格 52.18万ドル(55.67万ドル)
在庫水準 8.1ヵ月分(10.4ヵ月分)

<要人発言>
27日16:03 メドベージェフ前ロシア大統領
「ロシアは必要なら核兵器使う権利有する、これは こけおどしではない」

27日16:49 エバンス米シカゴ連銀総裁
「来春の実質金利は1.5%となる可能性」

27日19:15 欧州委員会
「ノルドストリームのガス漏れ、安全保障への影響はない」
※破壊工作の懸念あり

27日22:22 デギンドスECB副総裁
「2023年の成長率はとても低く、ベースケースとして1%を下回るだろう」

27日22:39 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「金融政策の見通しに市場の動きを織り込む必要がある」
「財政計画の変更で、大幅な政策の対応が必要になる」
「12月に入ると、インフレは減速するはず」

米メキシコ湾石油生産が11%減、ハリケーン「イアン」接近で

ロシア、来月OPECプラス会合で100万バレル減産提案か=関係者

<戦略>
・GBPJPY売り。
ドル円は145円が近く為替介入が意識される水準。
GBPは政府が減税案に前向きなコメントを出しているがポジショントークと考える。今はショートカバーのフェーズだが、終わり次第下落に向かうのでは。

・原油買い?
ロシアの減産、米国の10月末石油備蓄放出終了、ハリケーンによる石油生産減少など供給面での買い要因が多い。

米住宅価格の下落からインフレピークアウトによるドル安、ドル建て資産上昇が期待できるかも。


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