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この人にはこの相手と、きっと決まってるんだと思えた日

朝、夫が言いました。
「今日は夜ご飯はいらないからね」と。
「あっ、そうなの?いいの?」と、私。
「今日さ、まるさん(仮名)が出張で東京に来てるから、一緒にご飯食べるんだよね」とのこと。

まるさんというのは、夫が勤務している会社の部下の方で、去年、お子さんが産まれ、その後、奥さんのご実家のある県にある会社へ転職をされた方です。
今は奥さんのご実家の近くにお住まいとのこと。

まるさんは旅行などへ出掛けると、良くうちにもお土産を買ってきてくださる方でした。
夫の話を聞いていても、器の大きな方なんだろうなぁと思わずにはいられないエピソードが多々ありました。

よくよく聞けば、実は奥さんが鬱病を患っていて、
その症状は酷くなると、塞ぎ込むタイプではなく、
攻撃的になり、まるさんに当たるタイプとのこと。

夫は言います。
「まるさんは、奥さんに当たられても動じないんだよな。あの人は人としての器も大きいけど、とても穏やかな人だから、当たってくる奥さんごと受け入れてしまえる位の大らかさを持ち合わせている」とのこと。

そして、私は思いました。
結婚相手って、やっぱり運命みたいなものがあって、
この人にはこの相手というように、決まってるんじゃないかなって。

うちは、私がA型の神経質タイプ。夫はO型の大らかタイプです。私がくよくよしていると、「そんなの大丈夫じゃない?」と言ってくれる人です。

うん、きっとそうだ!!
この人にはこの相手って決まってるんだよと、
思わずにはいられない日になりました。

私は、まるさんが、お子さんの事が可愛くて可愛くて仕方ないんだってという話しを聞いただけでも、とても幸せな気持ちになりますが、奥さんの隣りに居るのが、まるさんで本当に良かったと思わずにはいられません。





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