命の長さ
生きることは長さなんかじゃない。
短かかったとしても、後悔のないように
生き抜いたらそれでいいんだと思う。
命の終わりが見えてきた彼女は願った。
どうしても朝日をこの目で見てみたいと。
叶えてくれる人が現れた。
朝日を見に外に出ることは、
命の長さと引き換えになのかもしれない。
けれど、彼女はそれでもいいと思った。
どうしても見たいと願った。
そして、彼女は願いを叶えた。
そのあと、彼女は星になった。
人の命は尊いものだと思う。
でも、その命は輝いてこそ、命なのだと思う。
長くなかったとしても、
その命は光輝いていたのだと思うから。
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